■気になるダライ・ラマ特使と中国側の会談は、中国報道によると「ダライ・ラマは年末までにもう一回会合する可能性が与えられた」(チャイナ・デイリー4日付)と、いかにもなにがしかの進歩があったような報道だが、人権問題関連の組織からメールで戴いたリポート(PDFファイル)のタイトルは、今回の会談は失敗であった、という内容だった。ところがこのPDF、ひらけません。ひらけてもよめません。いろいろ、暗号ソフトが駆使されているのだろうが、パソコン音痴には手がおえない。今、チベット問題はへたに報道すると、どうなるかちょっと分からない感じである。これは完全に私の推測だが、ダライ・ラマ側には選択の余地のほとんどない条件が言い渡されたのではないか。というわけで、この問題は、もう少し情報がでてくるまで、見守ることにしよう。 ■で、今回のエントリーのテーマは震災である。この震災は、のちのちの中国に対する影響が生半可
7日、せき止め湖の北川チャン族自治権の唐家山から20数キロに位置する通口鎮の川。放水しても決壊してもここに水が流れ、周辺の工場や民家は水没する 香港を拠点にする中国人権民主化運動情報センターが7日に報じたところによると、せき止め湖決壊の危険性で緊迫している四川省綿陽市北川県の唐家山地区に中国で最も重要な核研究施設および空軍施設が集中しており、それら50施設のうち20の設備移転が完了していない。それが理由で唐家山せき止め湖の排水作業が当初の予定より遅らされているという。このまま唐家山せき止め湖の排水が行われば、この地域に埋められている過去40年分にわたる大量の核廃棄物や危険な軍事化学工業原料が地下水にしみて広域核汚染あるいは化学汚染が引き起こされる可能性があるという。 同センターは、このせき止め決壊による水没範囲に中国最大の核研究所「中国工程物理研究所」のほか、核工業の839基地、核工業建設

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