フランス・パリ(Paris)郊外のビルパント(Villepinte)で開催された、漫画やビデオゲームなど日本のポップカルチャーの博覧会「ジャパン・エキスポ(Japan Expo)」(2009年7月2日撮影、資料写真)。(c)AFP/EMILIEN CANCET 【5月17日 AFP】(一部更新)スウェーデンの最高裁判所で16日、日本の漫画の翻訳をしている男性が児童ポルノに当たるイラストを所持していたとして起訴された裁判の被告側反対尋問が行われた。 この男性は、スウェーデン随一の「マンガ」専門家といわれるシーモン・ルンドストローム(Simon Lundstroem)被告で、性的なポーズをとる女児を描いたイラスト39点をパソコン内に所持していたとして児童ポルノ罪で起訴された。1審では罰金2万5000クローナ(約28万円)、2審では同5600クローナ(約6万3000円)の有罪判決がそれぞれ言い渡


スウェーデンのヨンシューピングにある幼稚園で、6歳男児が別の男児に首をナイフで刺されるといういじめ事件が起こりました。首を刺された男児はピンクの服やバレエが好きで、これまでにも「ゲイ」「女」などと言われていじめられていたのだそうです。 詳細は以下。 Swedish boy, 6, stabbed for 'wearing pink' - The Local Boy, 6, Stabbed inNeck at School Because He Likes Pink 地元紙「Jönköpings-Posten」は、この被害男児の名前をOscar君とだけ報じています。同紙によるとOscar君はピンク色の服やバレエや爪磨きが好きで、遊び仲間の男児たちから日常的にいじめられていたとのこと。「ゲイ」「女」と言われてばかにされたり、のけものにされたり、ジャングルジムで遊ばせてもらえなかったりしたのだ

先週末に首都ストックホルムで自爆テロが起きたスウェーデン。同国軍のアフガニスタン駐留への反発が、自爆テロ犯の動機とみられているが、週が明けても政府は冷静な対応を保っている。 容疑者はイラク生まれのスウェーデン人、タイムール・アブデルワハブ(28)。彼はガスボンベを積んだ車を繁華街で爆発させる狙いだったが、繁華街に入る前に誤って爆発が起きてしまったようだ。2度目の爆発によって、アブデルワハブの腹部は吹き飛び、歩行者は煙に包まれたという。爆発しなかったパイプ爆弾も彼の死体のそばで見つかった。 爆発の少し前、スウェーデンの報道機関と警察には同国軍のアフガニスタン駐留と、イスラム教の預言者ムハンマドを風刺する漫画を描いた同国の漫画家を非難する内容の電子メールと音声ファイルが届けられていた。 「これは政治的なゲームだ」と、公務員のスザンナ・オリビンは、爆発の翌々日に現場近くを歩きながら語った。「アフ
Sayaka's Lovely Life ~ステキな生活~ 8か月間北欧スウェーデンへ留学します! その毎日の中で感じた、ステキなこと(そうじゃないことも)書いてきます♪ はい、初めてやります続きもの。 前回の記事はこちら→スウェーデンの性教育① 前回は、スウェーデンの、性に対する意識の現状を 簡単に書いてみました。 みじゅのコメントで、スウェーデンは日本より性にあふれた国ってあったんやけど、 ホントに日本は性に対して公的に閉ざしてる感はあるなぁ。 この②では、日本と比べてみようかなぁと思います。本当に思うのは、性の問題って、本当に大事だと思うんよ。 人間の3大欲求の一つでもあるし、離婚の原因にもなるしねw 日本の性教育は遅れているとよく言われるけど、 あたし自身、学校の保健体育の授業などである程度は習っていて、 別に知識がないわけではないと思っていました。 けど、実はつい最近、あたしと

Sayaka's Lovely Life ~ステキな生活~ 8か月間北欧スウェーデンへ留学します! その毎日の中で感じた、ステキなこと(そうじゃないことも)書いてきます♪ 今日はガチモードです。ガチでガチです。 日本人があまり得意としない、”性”の話をします。 このブログは親や友達だけでなく、私を知らない不特定多数の人に 見てもらえるチャンスがあるので、 これを見て少しでも性と性病について考えるきっかけになってもらえればな、と思い、 書きます。 突然やけど、みんな、性病の検査、ちゃんと受けてますか? コンドーム、使ってますか? おそらく私たち大学生の中で一番ポピュラーなんはコンドームで、 大部分の人が避妊のためにつかってると思うんよね。 もちろんスウェーデンでも同様にコンドームはポピュラーです。 でも、スウェーデンで使われているのは、 避妊のためってよりも、性病防止のためらしい。 イカさん

スウェーデン・ストックホルム近郊のウプサラ地方裁判所で、6月30日、ある翻訳家に罰金刑が言い渡された。翻訳家は、インターネットから日本の漫画の画像を15枚ダウンロードして所持していた。彼の言い分によれば、「日本の漫画の最新の動向に遅れをとらないこと」が画像所持の目的だった。 スウェーデンでは、この一件が大きく報じられ、国内の意見が2つに分かれて議論が白熱している。児童保護を最優先すべきか、表現の自由を尊重すべきか・・・・。 ソースには明記されていないが、おそらく彼は日本語とスウェーデン語の翻訳を専門としているはずで、分野は漫画の翻訳なのだろうと思われる。彼が日本の漫画をスウェーデン語で伝える役割を担っていたとすれば、そのための準備として所持していた画像が問題視されて罰金刑に処せられたことは表現の自由を脅かしかねないと見る向きもあるだろう。 罰金刑を言い渡した裁判官も地元紙Upsala Ny
Me pudet imprudentiae meae. (DOL冒険発見物)日本の底力! 日本の国益を守り、日本人を第一に考えるブログ。そのためには、東アジアの動きは知っておく必要がある。韓国経済危機、中国経済、北朝鮮問題などを始め、政治と経済の視点を中心に、日本を見ていく。 カレンダー <<3月>> 日 月 火 水 木 金 土 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 ブログ内検索 ブログテーマ一覧 ブログ ( 81 ) 史跡 ( 1 ) 宗教建築 ( 2 )歴史遺物 ( 4 ) 美術品 ( 1 ) 財宝 ( 2 )韓国経済危機、経済用語、キーワード集 ( 1 ) 植物 ( 1 ) 虫類 ( 0 ) 中型生物 ( 1 ) 海洋生物 ( 0 ) 港・集落 ( 2

昨日ご紹介した辻大介さんのエントリーとも関連して。chikiはスウェーデンという国のことなんて何も知らないし、話題にしたこともなければ思い入れも何もないのだけれど、バックラッシュ系の議論の中で「スウェーデン」という名前が頻繁に話題になっており、見かけるたびに首をかしげていました。要するに「これまでバカフェミはスウェーデンを目標にしようとかヌルいことを言っていたけど、実はこんなにひどい国なんだぜ。バーカバーカ」というような言及のされ方がされるわけですが、これって本当なのかなあと。 「スウェーデンを見習えさえすればハッピー」という単純な主張をしている人がいればどうかと思うけれど、同様に「スウェーデン=犯罪大国」みたいなのもちょっと信じがたい。今日も、キャンペーンブログのエントリーを書こうと『正論』とかを読んでいたらこの話題をみつけたので、既に賞味期限切れの話題っぽいけれど(?)ちょっと調べてみ
教育費が無料の国がある。鉛筆1本、ノート1冊までタダ。給食費もかからない。それどころか、16歳まで国から児童手当が支給されるし、高校に行けば卒業するまで児童手当の支給期間が延長される。うまくやりくりすれば、子どもの洋服代などの生活費を負担する必要もない。 「義務教育は無償」。どこかの国の文部科学省に問い合わせても、きっとこう答えるに違いない。だが、この国の義務教育は文字通りの義務教育。親の所得に関係なく、高校まで学校に通うことができる。 子どもを産み、生きることに不安のない国 もちろん、大学の授業料も無料である。手厚い奨学金制度があるため、学びたい人は親の所得に関係なく、意志と力で大学に進学できる。 この国の名はスウェーデン。人口900万人。高福祉で知られる北欧の小国である。子育て、教育、失業給付、医療、介護、年金――。人生の様々なステージで手厚く支援するスウェーデンは、子どもを産み、生き


「官から民へ」。この言葉が金科玉条のごとく唱えられていた小泉政権下、構造改革のバックボーンである新自由主義的経済学を批判し続けた東京大学の神野直彦教授。その著書『人間回復の経済学』では、人間を「利己心に支配された経済人」と捉える新自由主義に対して、「人間の行動基準は利己心ではなく夢と希望」と断言した。 規制緩和による競争促進、公営企業の民営化、公共サービスの縮小――。この10年、日本は経済成長を実現するために、小さな政府を目指す数々の改革を実行してきた。だが、未曾有の金融危機に見舞われて以降、私たちの足元は急速に揺らいでいる。 公的年金への不信は極限に達した。医療を支える医師不足も深刻の度を増している。「派遣切り」や「内定取り消し」も頻発、雇用を巡る環境の悪化は急速に進む。針路なき日本。今こそ、国家の在り方や社会のあるべき姿をわれわれ一人ひとりが考えるべき時ではないだろうか。セーフティーネ

未曾有の金融危機の波をかぶり、世界各国の企業で従業員の削減が始まっている。日本でも非正規雇用従業員といった弱い立場の人が「ハケン切り」や「雇い止め」といった形で職を失っている。社会問題化している彼らの救済は、政府にとっても大きな課題だ。 だが、社会で最も弱いとされる人を正社員として雇用し、納税者として育て上げている企業がスウェーデンにある。 この会社の従業員のほとんどは障害者である。しかし健常者と変わらない給料が支払われ、健常者と同様に高い税金を国に納めている。会社運営のコストの一部は国民が負担しているが、経営者は国民負担を減らすために不断の努力を続ける。 働くことは人間なら誰もが持つ欲求であり、個人と社会を結びつける1つの重要な接点である。この会社は雇用の場を提供することで、障害者の社会参加の機会を生み出し、「障害者を納税者に」というその先の目標を見据えた経営を行っている。 手厚い福祉で

*本文中の写真はクリックで拡大表示します。 (前回から読む) 数人の男たちが熱心にメモを取っていた。 2008年4月、サムハルが受託している民間郵便会社の配送所には、トヨタ自動車の社員がいた。2008年5月、トヨタループスという特例子会社を作ったトヨタ自動車。トヨタの社員がサムハルを訪ねたのは、2万人の障害者をマネジメントするノウハウを学ぶためだった。 障害者の専用工場を造るトヨタ自動車トヨタループスは今春、トヨタの本社敷地内に障害者のための専用工場を造る。そこで障害者を雇用し、社内向けの郵便物の仕分けや印刷業務などを手がけていく。 事業開始は今年の5月。初年度にはサポートのための健常者50人を加えた80人体制を、5年後には、障害者70人、健常者30人の100人体制を目指すという。100人規模の特例子会社はあまり例がない。トヨタは今年度の決算で営業赤字に転落することが濃厚になった。進行

未曾有の金融危機の波をかぶり、世界各国の企業で従業員の削減が始まっている。日本でも非正規雇用従業員といった弱い立場の人が「ハケン切り」や「雇い止め」といった形で職を失っている。社会問題化している彼らの救済は、政府にとっても大きな課題だ。 だが、社会で最も弱いとされる人を正社員として雇用し、納税者として育て上げている企業がスウェーデンにある。 この会社の従業員のほとんどは障害者である。しかし健常者と変わらない給料が支払われ、健常者と同様に高い税金を国に納めている。会社運営のコストの一部は国民が負担しているが、経営者は国民負担を減らすために不断の努力を続ける。 働くことは人間なら誰もが持つ欲求であり、個人と社会を結びつける1つの重要な接点である。この会社は雇用の場を提供することで、障害者の社会参加の機会を生み出し、「障害者を納税者に」というその先の目標を見据えた経営を行っている。 手厚い福祉で

彼の名前はゲハルト・ラーソン。前回、前々回とリポートした“障害者団体”、サムハルの生みの親である。 1980年の設立以降、19年間にわたってサムハルの経営トップの座にあった。99年に退任した後は、昨年までスウェーデン中部のヴェステルノールランド県の知事を務めた。63歳になった今も「食品安全対策委員会」や「薬物乱用対策委員会」の議長など政府の要職を占める。 ゲハルトの経歴は日本の常識では測れない。 28歳の事務次官 69年に大学を卒業したゲハルトはスウェーデン南部の都市、ベクショーの市役所で働き始めた。ここで医療や福祉を担当したゲハルトはベクショーの障害者福祉政策を大きく転換した。それまで精神的な障害を持つ人々に対しては大規模病院でまとめてケアしていたが、ゲハルトは地域にコミュニティークリニックを作り、個別対応のケアを実行したのだ。それまでの政策を大きく転換する決断だった。 その取り組みが評

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