一歩先行くハイパフォーマンスなビジネスパーソンからの圧倒的な支持を獲得し、自作RPA本の草分けとして大ヒットしたベストセラー書の改訂版。劇的な「業務効率化」「コスト削減」「生産性向上」を達成するには、単純な繰り返し作業の自動化は必須です。本書ではWordやExcel、PDF文書の一括処理、Webサイトからのダウンロード、メールやSMSの送受信、画像処理、GUI操作といった日常業務でよく直面する面倒で退屈な作業を、Pythonと豊富なモジュールを使って自動化します。今回の改訂では、GmailやGoogleスプレッドシートの操作、Pythonと各種モジュールの最新版への対応、演習等を増補しています。日本語版では、PyInstallerによるEXEファイルの作成方法を巻末付録として収録しました。 関連ファイル サンプルコード 正誤表 書籍発行後に気づいた誤植や更新された情報を掲載しています。お手

回転機の振動問題はアンバランスの修正を目的に検討される場合が多いですが、振動を毎回実験で評価するのは時間がかかって大変です。ここでは実機がなくても簡単に回転機の振動検討ができるよう、Jeffcott Rotorの問題をPythonで解析してみます。アンバランスでよく検討される2面のモデルに対応しているので、是非参考にしてください。 続きを読む 「流行りのClaude Codeを使うときは仮想環境とGitを使うべし」という先人の教えがあったので、venvとGitを使ってClaude Codeを使ってみました。まだまだはじめたばかりなので効率的な使い方ではないと思いますが、ユースケースの一つとして読んでいただけたらと思います。 続きを読む 波形の比較手段の一つとしてDTW(動的時間伸縮)をPythonでコーディングしていきます。ここでは理解を深めるために数式とフルスクラッチのPythonコード
文:DanielSim 分析:Lee Shangqian、DanielSim、Clarence Ng ここ数ヶ月、シンガポールのMRT環状線では列車が何度も止まるものの、その原因が分からないため、通勤客の大きな混乱や心配の種となっていました。 私も多くの同僚と同じように環状線を使ってワンノースのオフィスに通っています。そのため、11月5日に列車が止まる原因を調査する依頼がチームに来た時は、ためらうことなく業務に携わることを志願しました。 鉄道運営会社SMRTと陸上交通庁(LTA)による事前調査から、いくつかの電車の信号を消失させる信号の干渉があり、それがインシデントを引き起こすことが既に分かっていました。信号が消失すると列車の安全機能である緊急ブレーキが作動するため、不規則に電車が止まる原因となります。 しかし8月に初めて発生した今回のインシデントは、不規則に起こっているように見えるた

@methane です。 compact dict がPython 3.6 が9月(ベータになる直前)にマージされ、それのおかげで推薦をもらい 10月ごろからPython の Core Developer になりました。 「PythonのフルタイムコミッタとしてKLabに雇われている」という訳ではないのですが、 もともと自己裁量で業務時間の大半をOSSへの貢献やコードを読むことに費やし、特にこの3ヶ月位はPython ばかり触っていたので、実質的には近い状態です。 そちらでの活動をあまり日本で共有する機会がないので、 Money Forward の卜部さんが書かれている 最近のruby-core という記事をリスペクトして、 最近のPython の開発状況を紹介する記事を書いてみたいと思います。Python 3.6 リリース 12/23 にPython 3.6 がリリースされ

このたび、縁あって『加藤耕太 (2016).Python クローリング &スクレイピング データ収集・解析のための実践開発ガイド,技術評論社』(以下、本書) を恵贈賜りました。 著者並びに出版社の皆様にお礼とご慰労をかねまして、僭越ながら本エントリにて一読後のレビューを掲載いたします。Pythonクローリング&スクレイピング -データ収集・解析のための実践開発ガイド- 作者: 加藤耕太出版社/メーカー:技術評論社発売日: 2016/12/16メディア: 大型本この商品を含むブログを見る なお読者の益となるようなるべく公正な目線でレビューします。掲載されているコードの厳密な正確性については本レビューの対象外とします。 総評 体系的に「スクレイピングとは」「クローラーとは」について学ぶにはとてもよい書籍です。本書の優れているところは、特に基礎編ともいえる前半部分で、ある事柄を説明する

PantsはTwitter社が開発した大規模ソフトウェア向けのビルドツールです。今年の5月に1.0がリリースされました。github.com 主にPythonで書かれているようですが、Java、Scala、Python、Golangのビルドに対応しており、Thriftのコード生成やMarkdownからのドキュメント生成などもサポートしているようです。 同種の大規模向けビルドツールにはGoogle製のBazelやFacebook製のBuckがあります。github.comgithub.com いずれも元は社内用に開発されたツールがOSS化されたものですが、GoogleのBazelは2009年頃からGoogle社内で使われておりかなり歴史のあるツールのようです。 BuckやPantsはBazelを参考にしているようですが*1、BuckはAndroidアプリのビルドが高速だったり、Pant
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