MDNの翻訳活動に参加した話 Mozilla コミュニティに参加して 私がつくったもの MDN翻訳ステータス一覧表 MDNミートアップ:自己紹介シート MDN 月例ミートアップ - 翻訳ガイド MDN ドキュメントの日本語翻訳ガイド 翻訳作業によって生成された記事 さいごに MDNの翻訳活動に参加した話 この記事は2023 年の MDN 翻訳 Advent Calendar 向けに作成したものです。 こんにちは。debiru です。私は MDN が Mozilla DeveloperNetwork だった頃からよく MDN の記事を読んだり、内容に誤りがあれば修正したりしていました。ちなみに MDN が MDN Web Docs と呼ばれるようになったのは 2017 年 6 月頃のようです。 当時、私がよく MDN を見ていたのは確か 2012 年頃だったんじゃないかと思います。その頃
日英エロゲ女性翻訳者による翻訳tipsがおもしろい https://twitter.com/merumeruchann/status/1663878494336458753?s=20 3. Choose your words wisely; AKA consider what is SEXY "Wriggling" is a pretty standard translation of 藻掻く but in Englishit's associated with worms. WORMS! 🪱 "Undulating" is much nicer. e.g. A pussy doesn't wriggle,it undulates or ripples, orit convulses around his cock. A woman doesn't wriggle her hips

ミステリ・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版社である東京創元社は、海外の優れたミステリー作品の翻訳/刊行でも知られている。本屋大賞翻訳小説部門第1位ほか数々のランキングで1位となったアンソニー・ホロヴィッツ『カササギ殺人事件』、コスタ賞大賞・児童書部門ダブル受賞を果たしたフランシス・ハーディング『嘘の木』、ヤングアダルト作品ながら壮絶な描写も話題となったバリー・ライガ『さよなら、シリアルキラー』など、読書通を唸らせた傑作は枚挙にいとまがない。東京創元社の編集者はいったいどのようにして、これらの作品と出会い、刊行へと繋げているのか。翻訳書の担当編集者である小林甘奈さんと佐々木日向子さんに話を聞いた。(編集部) 知名度が高い作家だからという理由よりも内容本位 ——2025年度から日本推理作家協会賞に翻訳部門が追加されることが正式決定しました。ミステリーにおける翻訳の重要性は今後ますます注目さ

L.フロリディのInformation: A Very Short Introductionがついに翻訳された。 邦題は『情報の哲学のために』である。 原書は2010年にOxfordのVery Short Introductionsシリーズから発売され、11年後の今になってようやく翻訳がなされたわけである。嬉しい。 フロリディの翻訳と言えば今年2月に何かが発売されたような気がしないでもないが、あれは錯覚である。 みんなして同じ悪い夢でも見ていたんだろう、きっと。 その錯覚のせいなのか「フロリディの翻訳」と聞くと若干身構えてしまうが、今回の翻訳はまともである。 翻訳を担当したのは図書館情報学や社会情報学などが専門の塩崎氏と河島氏だ。 情報の哲学が専門ではないものの、わりと近い分野からの翻訳ということで、幻となってしまった彼よりかはよっぽど専門家である。 そして、なんと言っても天下の勁草書房か

言葉をもっと大切にしたくなった ――上白石さんはこれまでもミュージカル「赤毛のアン」(2015年)で主演を務めるなど、『赤毛のアン』という作品とのご縁もありました。本書「翻訳書簡『赤毛のアン』をめぐる言葉の旅」で名シーンの数々をご自身の手で翻訳してみて、作品の印象に変化はありましたか? 上白石萌音(以下、上白石) これまでも『赤毛のアン』を素晴らしい訳で読んできたので、作品が持つ本質や温かさは理解していたつもりでしたが、原文を読んでみると、描かれているものが以前よりもたくさん見えてきました。人間らしさのようなところも、また違ったかたちで見えてきたり。そういう新たな気づきをたくさん得られる機会をいただけて、すごく有意義な時間でした。『赤毛のアン』への思い入れも、より強くなりました。 ――普段、上白石さんは俳優として、演技による表現をされています。今回、翻訳という行為を経験されましたが、言葉に

「あら」「〜だわ」「〜だぜ」といった、性差を強調しがちないわゆる女言葉、男言葉。近年、ジェンダー・ニュートラルな考え方が広まり、こうした表現はステレオタイプと受け取られることも多い。そんななか、翻訳文においては女言葉、男言葉が用いられるケースがあり、ときに批判の対象になってきた。日本語における女言葉、男言葉が生まれてきた背景は? 翻訳する上で重要なこととは? 日々の実践のなかから翻訳者が考える。 ■女言葉、男言葉はある種のフィクション男女平等の実現のためジェンダーロール(性別の役割)の解消が進むにつれ、しばらく前から、「女言葉、男言葉」が問題になるようになった。「~だわ」「~のよ」といった終助詞や、「あら」などの間投詞を用いる女言葉、「~だぜ」「俺は~さ」といった終助詞や人称代名詞を使う男言葉。 性差の徴(しるし)として使われてきたこれらは、役割や立場、性格などを記号的に示すいわゆる「役

今読むと古い部分もありますが(ひどい翻訳として取り上げられているような訳は今はもうめったに見られないと思う)、全体としては至極まっとうで的を射たことが書かれていて、とても参考になります。欠陥翻訳の章では笑うより前に、自分でも同じ過ちを犯す可能性の高さに蒼ざめました。 著者の考える「欠陥翻訳」とは、「誤訳の数が殊の外多く、日本語の表現も拙劣で、原作の匂いを正しく伝えていない訳」です。まさにその通りなんですが、一般の読者には「誤訳の数が殊の外多」いかどうかは原文と照合しないかぎりわからないことが多いので、私なんかは意味の通らない文章が出てくると「きっと誤訳なんだろうなあ」と思うのですが、ひょっとしたら「日本語が拙劣」なだけかもしれません。 引用されている三島由紀夫の文章は、前にも誰かの翻訳に関する本に引用されていた記憶があるのですが、読むたびに「そうだ!」と思うので、孫引用しちゃいます。めんど

【後日追記】この件についてのエントリはカテゴリでまとめて一覧できるようにしてあります。【追記ここまで】 今回の実例は、予定を変更して、今日まさにTwitterで話題になっている件について。 米国のバラク・オバマ前大統領が回想録を出したとかで、今週は英語圏の各メディアでもロング・インタビューを出すなどしていた。BBCも(ドナルド・トランプがぎゃあぎゃあ言ってるのをよそに)オバマのインタビューをトップニュースにしていた。それがトップニュースになっているときのキャプチャは取っていないが、記事はこちら: www.bbc.com 回想録そのものについては、BBCに出てるのはこれだけかな: www.bbc.com ほかの媒体のサイトを見るなどすれば、回想録についての記事はたっぷり出てくるだろう。今回の本題はそれではない。 この回想録について、日本語圏でも日本語で「報道」がなされている。そして、その日本

「レビュー:『ゴジラ』がまた戻ってきたよ。ウィンクしながらね。」 By ニール・ジェンズリンガー http://www.nytimes.com/2016/10/11/movies/shin-godzilla-review.html?_r=1 『シン・ゴジラ』は日本のスタジオ、東宝によるゴジラの最新ヴァージョンだ。 とっちらかった特殊効果のてんこもりはあたかもわざと印象を散漫にしようとしているのかのよう。物語はかなり雑でついていくのに苦労する。嵐のごとく大量に登場するキャラクターはまあ日本人の観客にとってはアメリカ人の思う以上にたぶん意味があるんだろう。本作は、パロディに徹しているときには最高のパフォーマンスを見せる。だが、それだけで二時間の尺がもっているかといえば、あやしい。モンスターよりもユーモアをもうすこし付け足すべきだったのではないだろうか。映画が開幕すると、打ち捨てられた船を捜

1973年生まれ。人文科学・社会科学分野の学術論文や大学やシンクタンクの専門家の論考、新聞・雑誌記事(ニュース)、政府機関の文書などを専門とする翻訳者(日⇔英)、海外ニュースライター。青山学院大学文学部英米文学科卒。2002年から2006年までサイマル・アカデミー翻訳者養成産業翻訳日英コースで行政を専攻。主な翻訳実績は、2006年W杯ドイツ大会翻訳プロジェクト、法務省の翻訳プロジェクト(英国政府機関のスーダンの人権状況に関する報告書)、防衛省の翻訳プロジェクト(米国の核実験に関する報告書など)。訳書にロバート・マクマン著『冷戦史』(勁草書房)。主な関心領域:国際政治、歴史、異文化間コミュニケーション、マーケティング、動物。 ツイッター:https://twitter.com/kaz1379、メール:curiositykh@world.odn.ne.jp 機密情報ネットワーク「ファイブ・アイ

Tweet Virtualという言葉は長らく誤解されている。 僕が最初にVirtualという言葉が「仮想」を意味しないのだと聞いたのは、東京大学の大学院で受けた、舘暲(たちすすむ)先生の授業だった。 Virtualという言葉は、オックスフォード辞典によれば、「almost or very nearly the thing described, so that any slight difference is not important(説明されているものにほぼまたは非常に近いため、わずかな違いも重要ではない)」という意味になる。舘先生の説明では、「Virtual」とは「Essence」、つまり実質、本質である、と説明されていたが、あまりにもコンピュータ業界での使われ方が多いので最近は改訂された。 Virtualは日本では「虚構」とほぼ同等の意味で用いられているが、これがそもそも間違いである

会議で議事録を取る必要はなし。外国企業との商談も通訳いらず――。 そんな夢のような世界を、中国屈指の音声認識AI(人工知能)企業である、アイフライテックがすでに実現している。 同社が開発した「智能会議系統(スマート会議システム)」は、会議中の発言をAIで認識し、自動で文字に変換してスクリーンに映し出す。音声認識の正確性は中国語で97%、英語で95%と、プロの速記者をも上回る高さだ。声紋を分析して話者を識別できるのはもちろんのこと、中国語と英語だけでなく日本語や韓国語にも対応し、リアルタイムでスクリーンに対訳を表示する機能を併せ持つ。中国語では、会議の要点を短くまとめた要約すら、自動で作成可能だという。 人間のような声を人工的に生み出す音声合成の技術も発達している。その名も「AIカスタマーサービスロボット」。中国火鍋チェーン大手で日本にも店舗を持つ、海底撈(ハイディラオ)などの外食企業で活用

「一般教書演説」「最高経営責任者」のオリジナルは? 他にも元の英語にくらべて、とてもしかつめらしいものになってしまっている言葉はたくさんあります。 例えば「一般教書演説」。米国大統領が、年頭に議会で行う、その年の重要課題に関する演説ですが、元の英語は「State of the Union Address」です。ここでのStateは「状況」、Unionはもともと米国独立時の13州を意味したのですが、今日では「わが国」というニュアンス。そして「Address」という英語にはたくさんの意味がありますが、ここでは住所ではなく「演説」です(参考記事)。従って、この英語を日本語にすると「わが国の状況に関する演説」ということになります。 どこから一般教書演説などという、米国大統領とローマ法王が一緒に演説するような響きの言葉になったのでしょう。実に不思議です。誰がいつこの日本語を造語したかの詮索(せんさく

RPGで「はい」か「いいえ」を選ぶとき、私は必ず「いいえ」を選ぶ。 大抵は「はい」で先に進むところを、一発で進めたくないのである。どうせ「はい」しか選べないのだから、まずは「いいえ」を選んだときのテキストをきちんと読みたいのだ(ごくまれに取り返しのつかないことがあり、頭を抱える)。 それだけではない。RPGでは必ず一人残らず街中の人に話しかけ、当然「ここは始まりの村だよ」と案内するだけの人とだって話す。世界を救ったら、「勇者様、王様がお待ちです! 今すぐ城へお越しください!」という兵士の言葉なんて無視。王様に会いに行く前に全ての街を巡り、世界中の人に話しかけに行く。どうだ、世界が平和になっただろう、君はいま何を思う、と。人だけじゃない、ニャーと鳴くだけの猫にだって話しかけるのを忘れない。 私はとにかくゲーム内のテキストを全て読みたい、活字中毒型ゲーマーなのだ。おかげでいつもクリアまでの総時

「グーグルには売らない」 日本勢は音声翻訳で覇権を握れるか:東京オリンピックに向け開発競争「激化」(1/5 ページ) 「東京オリンピックまでには翻訳精度を高めて、世界最高の翻訳アプリを作りたい」。最新の音声翻訳アプリ『VoiceTra(以下、ボイストラ)』のデモ発表会で、人工知能(AI)を使った音声翻訳技術を開発する国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の開発担当者である隅田英一郎氏は、こう意気込んでいた。 この日は、空港でスーツケースをなくしたという設定で日本語と中国語でタブレットを使用してのやりとりや、病院において採血と血圧を測定するという中での日本語と英語での会話を、「ボイストラ」を使って翻訳するデモを実施した。1秒もかからずに相手国の言葉に訳され、ネイティブスピーカーと変わらないスムーズな翻訳には驚かされた。 今回のデモでは話す人が静かな環境の中、クリアな声で話したため、間違

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