そろそろ新入社員がやってきて、新入社員研修が行われ、配属されたら先輩社員によるOJTがスタートしますね。 そんな季節。 OJTトレーナーは、若手社員がアサインされることが多いのですが、それでも、年次は3年とか4年とか、ある程度業務知識もあれば、経験も積んできた人です。 企業によっては、10年選手がOJTトレーナーになることもあり、ほぼ熟達者(経験10年説に照らせば)という状態の先輩が、何も知らない新入社員を指導することになります。 で、ですね、そういう熟達者が初学者に教えるのって、結構難しいのです。 何が難しいか、って「当たり前」のレベルが違うからなんですが、 あなたの「当たり前」と 私の「当たり前」は違う! なんてことは、誰だって「頭」では理解できる。ただ、感覚としてなかなか理解できない。 なので、つい、説明を省略する。説明文が短くなるという省略もあれば、説明自体をしないという省略もある

WebデザイナーみたいなWebに関わる職業には独学で知識を身につけたという人が多くいて、 その影響なのか「私も独学すればなれるかな?」と思う初心者や 「独学ならお金掛からないから生活費の足しにちょっとやってみようかな」と言い出す主婦、 「スクールや講座に通うのと独学どっちがいいですか?」などと質問する就職希望者がいる。 Webに関わらずモノを作る職業で独学だという人は、好きが高じて仕事にしちゃった人だから、 多くの場合趣味=仕事で、会社から家に帰ってもサイト弄ったりしてて 覚えたり学んだりということを空気を吸うに近いレベルで無意識にやってる。 だから上に挙げた人たちが考える独学とはちょっと違うと思うんだよね。 まあ中には「○○のプロに俺はなる!」と決意してから勉強しまくった結果なった人もいるかもしれないが、 そういう人もいつの間にか無意識で勉強している状態に陥ってるはず。 無意識で勉強って

概要 背景・目的 関連研究 提案手法 実験 アルゴリズムの説明 順位相関の確認 定量評価 定量評価の内訳 定性評価 おわりに 参考文献 DROBEで機械学習エンジニアをしております、藤崎です。 概要ファッションアイテムを特徴づけるための情報として、画像とテキストがある。これらは異なる情報を含んでいると考えられる。 類似のファッションアイテムを検索する場面で、画像とテキストの情報を両方活用することで、検索の精度を向上させることができると推測される。 類似のファッションアイテムを検索するタスクで、両方の情報を活用した提案手法の性能を評価し、片方の情報だけを活用するよりも、大幅に性能が改善することを確認した。 背景・目的 この記事は以下の記事の続編です。tech.drobe.co.jp 以前の記事で、私たちはプロのスタイリストが作成した評価データセットを用いて、複数のアルゴリズムを類似商品検

🏃 はじめに 今度、このような勉強会が開催されます。 ここで、「もし自分が"勉強法"を説明するならどうするか?」をふと考えていると、観点が2つあることに気づきました。 学習のワークフロー 学習の方法それ自体 この二つの観点から自分の勉強法について言語化してみようと思います。ただし前提として、ソフトウェアエンジニア向けというのがあります。 📚アジャイル勉強法がZenn Book になりました!! この記事で説明している以上に詳しい内容をZenn Book の方には書かせていただいております! この記事を読んでみて、より詳しく知りたいとなった方はぜひZenn Book の方もよろしくお願い致します。 1 章は無料で読めます! ⏰ 学習のワークフロー サイクルはこんな感じです。 年間の計画を立てる タスクに細分化してGitHub Project に登録していく 週単位で消化するタス

きっかけは、読書猿さんとの飲み会だった。 「海外の記事やSNSを読むのに英語力が足りない。しゃべれなくても書けなくてもいいけど、スラスラ読めるようになりたい」と愚痴ったところ、「まず2万語」と言われたのが最初だ。 語彙力こそパワー、ボキャブラリーを増やすぞとばかりに選んだのがこれだ。 理由は、英語を学んできた人たちの評価がダントツだったことが一つ。もう一つは、お試しで手にしてみたところ、「ちょっと難しいけれど、頑張れば読めないこともない」というレベルだった点だ。本書を610日間かけて読み切った結果はこうなる。Preply のボキャブラリーテストによると、ほぼ一万語に到達できた。 7870 words (2021年4月) 9944 words (2023年4月) ぶっちゃけ私一人では無理だった。初志は継続せず、どこかで挫折する理由を探し出していた。 だが、私を一人にしない技法を用いることで

「プログラミングスクールってどう思いますか」への、個人的な回答メモ。LINEのウェブ制作系のオープンチャットで、 「おすすめのプログラミングスクールはありますか?」 「エンジニアに転職したいです。何からやればいいですか?」 「おすすめの勉強方法を教えてください」 など、プログラミング未経験の方によるこの質問から始まって、独学の方法についての意見交換が始まる展開を何度か見ている 初心者なのに数十万かけてスクールに通おうとしている人が多かったのが意外だったので、個人的な考えを長文でまとめたものである。 「リモート研修中にクビになった法政大の〜」という記事を見て、既視感があったので増田に貼る。 昨今のコロナ以前に書いたので、コミュニティの利用方法は若干今の現実と即してないと思う。 この文章は、ある程度の本音と持論を語るために、あえて冗長な長い文章の形式をとっている。 なぜならば世間一般の「エン

医学部の中でのセンター試験ともいえる、「CBT」というテストがある。 全国の医学部共通である。 で、この試験、どういう位置づけかというと、大学によって違うが、ほぼセンター試験と考えていい。大学の学期末試験などが二次試験である。 では、このCBTどのくらい勉強するのか? 『CBT対策』http://www.gaksyu.com/cbt/ を引用すると、 『クエスチョンバンクは3,300問あるため、一日400~1,000問程度進めれば1ヶ月で2周することができる。その際は、前日の復習をしながら新たな範囲をこなしていくサイクルが効率が良いと思う。1,000問進めるのはかなりきついと思うが、前日の復習500問+新たな範囲500問ならばできないこともない。それでも10時間以上かかってしまうため、連日続けることはお勧めできない。』 信じられるだろうか? 3300問を2周する、1日10時間以上。 これが

私は高校入試で、数学以外の科目は 80~90点台でしたが、数学だけ55点でした……(合格者平均は約70点)。しかし試行錯誤の結果、定期テストで平均より少し上となり、評定平均4、模試偏差値65くらいを取れるようになりました。その方法について紹介します。(高校生記者・みかみ=3月卒業) なぜ苦手か分析してみたら数学が苦手だった原因を分析してみました。「解けない問題の解答を丸暗記しようとしていたこと」「解答用紙やノートがうまく使えないこと」「暗記するなという言葉を曲解し、復習せず思考停止していたこと」とわかりました。そこで、主に次の4つの方法を実践してみました。 【1】自分の言葉に変えてみる まず、私には数学特有の言い回しが難しかったので、問われた内容を自分の言葉に変えて、問題集に解答の流れを書き込みました。そしてセルフレクチャーという方法で、問題を見て瞬時に答えが導き出せるようにしました。

俺はさっきまで知らなかった。これはやばすぎるので増田に書いて広めようと思う。(追記にも書いたが、公式の英語字幕があるので聞き取れなくても心配しないでほしい。) 以下のリンクから飛べる。 https://nptel.ac.in/courses リンク先を見ればすぐ分かると思うが、驚くべきは、カバーしている分野の広さだ。アメリカのMOOC(Udacityだの、Udemyだの)は、表層的な、「すぐ使える技術」の講座ばかりで、オペレーティングシステムやコンピュータネットワーク、あるいは偏微分方程式や代数学といった、コンピュータサイエンスや数学等の基礎学問のような分野はあまりカバーされていない。(主観だが、恐らく正しいはずだ。Udacityのジョージア工科大のコンピュータサイエンスの授業は別だが、数は少ないし、それにしても数学はカバーしていない。) しかし、この「NPTEL」では、自分に関わりのある

試験傾向に合わせて 毎年カリキュラムを更新 試験の傾向を徹底分析し、カリキュラムに反映し続けているため、最新の傾向に合わせた対策ができます。 そのため多くの合格者を輩出し続けることができています。 ※1 スタディングの2024年度試験合格目標の「中小企業診断士 1次2次合格コース」「2次合格コース」受講生の方を対象とした、2025年2月5日から実施のアンケートにおいて、経済産業省が実施する令和6年度中小企業診断士第2次口述試験に合格されたことが2025年5月1日時点で判明した数 ※2 同種の資格講座を提供している業者について、当社が2025年5月15日時点でHP上に記載されている合格者実績を調査した範囲での比較

「負×負は正」は証明できることでしょうか?『高校数学+α:基礎と論理の物語』は基礎を重視し,論理的能力を鍛える学習参考書です.
調べれば大抵の情報は誰でも手に入る今日このごろ。特に技術的な情報はオープンソースで一次情報へのアクセスは容易になった。 それと同時に繰り返し言われるアウトプットの重要性。 しかし、ブログやLTなどでアウトプットしても、「もっと質のいい情報があるのに自分がアウトプットする必要があるのか」「逆にノイズになるだけじゃないか」というような考えになってしまう人もいるのではないか。 そんな架空の声にお応えして、それでもなおあえて、一次情報ではない「あなたのアウトプット」の重要性を伝えてみようと思う。 実際にやる人は多くない 定量的なデータがあるわけではないが、直感的に共感してもらえるだろう。 ある技術や手法が話題になったとして、それを情報として知っている人はこの時代いくらでもいる。 だが、それを実際にその手でやったことがあるというだけでかなり群衆からは抜きん出た経験を持つことになる。 ましてやそれをや

わかんないところがあっても理解しようと繰り返し繰り返し頭を使ってわからないまましばらく放置しておけば 数日後か1週間後か2週間後か1ヶ月後かわかんないけどいつの間にか理解できていることが多いなって思った。 子供のことはわかんなかったら自分は頭が悪いんだと思ってすぐに諦めてたけど。 このことにもう少し早く気づいていれば今みたいな人生じゃなかったんだろうな。

よく本を読み、セミナーや勉強会に参加し、知識やスキルを身につけてはいるけれど、いまひとつ成果が上がらない。これ以上、いったい何をしたらいいのだろう……? そんな悩みがあるならば、「リフレクションノート」をつけてみてはいかがでしょう。自分が積み重ねてきた経験を、うまく活かせるはずですよ。 筆者が実践した内容を交えながら、「リフレクションノート」を紹介します。 (※記事中の人物の肩書は記事公開当時のものです) 「リフレクションノート」とは? 人材育成の分野で「リフレクション(reflection)」は次を意味します。 自分自身をかえりみて、良し悪しなどを考える「省察」 自分が仕事などで積んできた経験を、しっかりと「振り返る」 自分の考えや言動、状態などをかえりみる「内省」 よりよく対処・行動していくために、過去の経験から有用な知識や知恵などを見出そうとする方法論なのだそう。 成人教育三大巨匠の

2019.08.2808.探究関連情報 「4年ほどセオと読んでいた」 SEO専門家・辻正浩さんが“探究”を続けられた理由 2019年度から高校で導入された「総合的な探究の時間」。生徒たちが[課題設定→情報収集→整理・分析→まとめ・表現]という探究のプロセスを繰り返すことで、課題を見つけて解決策を見出す力や、新しい価値を生み出す力を養っていく科目です。 しかし、「探究」という言葉に漠然とした印象を抱いている教員や生徒も少なくありません。そもそも周囲に探究している人が見当たらず、具体的に何をすればいいのかわからないといった意見も。 一方で、世の中には特定の分野を追究し続けている「探究人」は数多くいます。今回お話を伺った辻 正浩(つじ・まさひろ)さんもその一人。辻さんは2003年から「SEO(※)」を探究し始め、現在は依頼主のサイトの検索流入数を上げるコンサルティング業を営んでいます。今や日本で

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