藤田まことさん=09年3月、京都市右京区テレビの人気番組「はぐれ刑事」に出演中の藤田まことさん(左)=1992年4月 「てなもんや三度笠」のあんかけの時次郎から「必殺」シリーズの中村主水まで、幅広い芸域と深みのある演技で人気を集めた俳優の藤田まこと(ふじた・まこと、本名原田眞〈はらだ・まこと〉)さんが死去したことが18日わかった。76歳だった。 シリアスな中に人情とユーモアを秘めたキャラクターで愛された。特にテレビドラマでは、「はぐれ刑事純情派」の安浦刑事、「剣客商売」の秋山小兵衛といった当たり役に恵まれ、いずれも20年以上続く長寿の人気シリーズになった。 1933年、東京生まれ。父は無声映画時代に活躍した俳優の藤間林太郎。19歳で地方回りの劇団に入り、歌手や声帯模写、司会などで笑いのスタイルを磨き、コメディアンとしてテレビの世界へ。初めて主演をつかんだコメディー時代劇「てなもんや三

96歳で亡くなった森繁さんと長年にわたり親交の深かった女優の森光子(89)と黒柳徹子(76)が11日、都内で会見した。2人は、ありし日の森繁さんとのエピソードを振り返りながら、その死を悼んだ。 「知的でユーモアがあるかと思えば、ちょっとエッチな近所のおじさんという感じでした…」。 黒柳は、テレビ創世期から55年の付き合いで、1976年スタートのテレビ朝日系「徹子の部屋」の第1回ゲストで登場した“恩人”に思いをはせた。 「テレビ放送が始まったころ、毎日のように仕事をして、何もかも教えていただきました」と沈痛な表情を見せ、「せりふは自然で上手だし、ユーモアを言う間合いも絶妙。今の私の土台になっています」と、その存在の大きさを振り返った。 その一方、「初めて会ったときから『(Hを)1回やろう』といわれたけど、当時は意味がよく分からなくて…」と告白。以後、その“意味”を理解した黒柳は会うたびに笑顔
1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く