2005年9月9日付の日本経済新聞朝刊コラム「春秋」が、朝日新聞の虚偽メモ問題をとりあげていた。「痛みと自戒は同様」「新聞報道の足元を見直したい」とのコメントは真摯なものであろうと受け止める。ぜひよろしくお願いしたい。 しかし、もしそうなら、ちょっとこれはいかがなものか、と思った箇所がある。 気になったのはこのくだりだ。 「不確かな情報や根拠のないうわさが寸刻を競って飛び交うネット社会の土壌が、一記者の過ちにつながったのなら事態は深刻だ」 おいおいちょっと待て。なぜここに「ネット社会」が出てくる。 今回の事件に関しては、一般的な記事をいくつか拾い読みしただけだが、どこにも「ネット」という文字は出てこなかった。事件のおきた経緯については、極東ブログにコンパクトな記述があったので引用する(マスコミのサイトにはどうしてこういうふうにまとまったものがなかったのか。それ自体問題だと思う)。 1 東京

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