以前の記事から補足のような感じで。 この前の「ギャルゲーにエロはそれほど必要なのか?」を書いた理由のもう一つの理由が、パソゲ業界があまり拡大していないと言うか、横ばい状態になっているんじゃないかと言うことです。まあこれは、ギャルゲー全体にもいえることなんですけども。 パソゲーで一番売れたのは「Fate」なんでしょう。Fateシリーズはそれぞれ15万本以上を売り上げています。そのほか、Key作品が複数、TH2シリーズ(ADも出荷ベースでは10万本を突破したとか)、あとはelfとかアリスソフトとかその辺がぽつぽつと10万本越えを達成しており、またオーガストの「FA」もTH2AD並みに売れているとのことで10万に近い本数が売れているという話もあります。 が、10年前後と言うスパンで見ても、一番売り上げた作品はFateであり、推計では20万本くらい。これが最高です。あとはそれ未満。 何が言いたいの

これはおもしろかった。 主人公は生まれつき八方美人でだれからも嫌われない生き方を志す少年、匂坂一重。ある日、かれは図書館で偶然に出逢った少女真柄亜利美から、「あなたのことが嫌い」と断定される。 見知らぬ女の子からいきなり罵倒されて困惑する一重だったが、なぜかそのひと言で彼女に惹かれるようになる。そして、亜利美の親友である「どんちゃん」こと紀子の協力を得ながら、亜利美を「落とす」ために作戦を練りはじめるのだった……。 というのが、だいたいのあらすじ。DL販売で2940円の低価格ソフトであるため、攻略可能なのは亜利美ひとりだけ。 脇役のどんちゃんやその妹の真路乃も良い味を出しているだけに、もったいなくないこともないですが、とりあえずこの作品で存在するのは亜利美ルートのみです。 だから必然的にツンデレシナリオになります。で、これがなかなかおもしろかった。八方美人の主人公、一重が良い味出している。


ドラマCD from TVanimation Wind-a breath of heart-第3巻 (MonoColle ») ドラマ 「楽よね、妹キャラ」 「ほんっっと、バカね!」 「テール2倍だよ!!」 ギャルゲー業界の黒歴史に燦然と輝く、超傑作ドラマCD。いろんな意味で必聴といえます。 聞いた当時あまりにも感動してmixiに思いのたけを書き殴ったら、某氏から「それがうちの芸風です」とコメントがついて爆笑しました(もう時効だと思うので書いてみる)。 まずはこちらのサンプルを聴いてみてください。それで笑えるようなら絶対に買うべき。 デュエルセイヴァー ジャスティス 初回版 (MonoColle ») 伝説の名セリフ「お兄ちゃんの体中から、あの女の匂いがするよッ!!」で(一部に)広く知られるこの作品。 軽いノリと見せつつ最後はだいたいヘビーかつシリアスな展開に

全部が全部じゃないですけど、乙女ゲーのパッケージ(またはメインビジュアル)では、主人公の女の子が中心に描かれてるんですよね。 それに対して、ギャルゲでは主人公がパッケージに描かれることはほとんどありません。ぱっと思いつく限りではpropellerの東出ゲーくらいしかない。 ギャルゲでは主人公が無個性だから、というのは微妙に当てはまりません。個性のある主人公だっているし、反対に乙女ゲーの主人公(ヒロイン)だって強烈な個性を持っているとは言えないです。むしろどちらかというと、ヒロインの個性は抑えめであるような気がします。 では、この違いはどこからくるのだろう? 「ギャルゲと乙女ゲーのパッケージ絵の違いについて」 さて、どこから出てくるんでしょう。たぶん両ジャンルの本質にかかわる問題だと思うので、なかなか興味深いところです。 その前に「乙女ゲームでは主人公が描かれ、エロゲでは描かれない」という法


いや、ついったーで妙に評判よくてつい買ってしまったのですよ。エロゲなんですけどね? そして手元にあった「いちばんうしろの大魔王」の某キャラをつい…… 紹介しているのが18禁なゲームにつき、リンク先に飛ぶ際はご注意下さい。 3Dカスタム少女(amazon)を買ってしまいました。 詳細はテックアーツ3D公式サイトに行くとわかりますが、要するにですね…… 3Dカスタム少女 公開セーブデータ このように、キャラメイクで自分の思うように(まあいろいろ制約があるんですが……)3Dキャラを作れてしまうのがポイント。 エロゲとしては、3Dで動くのはすごいとは言え、少し遊ぶとたぶんすぐに飽きが来るんじゃないかと思いますが(まだまだゲームとしてはいろいろ不足な部分もありますし)、思ったようにキャラメイクが出来る!という点が重要です。 そしてつい手元にあった「いちばんうしろの大魔王」の服部絢子は再現しやすそうだ

先週末に購入してからこの「3Dカスタム少女」には色々な意味でお世話になりっぱなしなんですが、そんな中で最近の俺がはまってるのがランダムキャラ生成。 やたらと大量に用意された生成用パーツによる生成バリエーションは、既存のキャラをかなりの割合で再現することが可能です。 それは 3Dカスタム少女 公開セーブデータ で大量に公開されているデータからも判るとおりです。しかし既存キャラにいくら近づけようと、100%の再現は当然ながら不可能であり、それならば「3Dカスタム少女」というゲーム内で面白いキャラを作ってみようというわけ。 ひたすらランダム生成で面白いものが出るまで繰り返し、出てきた変な格好の娘たちのキャラ設定を考えるという倒錯した遊びをやってました。 以下、生成された中で面白かった人達を公開してみます。 その1:鎧な人達 使いどころを間違うと勘違いしたコスプレにしかならない……というか、どう使

さかしき人にみるこころ。これは、日本のメガネっ娘史に燦然と輝く大傑作。OHPの宣伝文句がホントそのまんま作品の本質を言い表してますな。 キーワードは「学園物」「知性派眼鏡っ娘」「クーデレ」「絶対領域」!眼鏡の似合う知性派クールビューティー。良く言えば博覧強記、悪く言えば衒学的なヒロイン。 しかし、そんな彼女も後半からは一転して……美人だが衒学的で近づきがたい“さかしき女”から、美人な上にIntelligentな“エロかしこい”ならぬ“エロさかしい女”へ! ということで、なんといってもヒロイン亜利美との掛け合いが楽しい作品です。主人公一重君も負けず劣らず知性派なので、凄い高度な会話だったりしますが、嫌味に感じないあたりの文章の巧さが光ります。また、キータームを文字色を変えて表記する、という斬新な文章の表示の仕方が、また味があっていいです。速読派も安心な設計。 お話自体は、非常にオーソドック


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