Hello. Due to constant problems with Weebly service, we decided to move to an independent server. Please see beallslist.net. Publishers: https://beallslist.net/ or https://beallslist.net/publishers/Standalone Journals: https://beallslist.net/standalone-journals/Vanity Press: https://beallslist.net/vanity-press/Hijacked Journals: https://beallslist.net/hijacked-journals/Misleading Metrics: https:/

青弓社の矢野未知生です。当社は学術書を刊行しています。入門書もありますが、入門書の次の段階以降の書籍が多く、博士論文の書籍化も手がけています。 博士論文をもとにした書籍(以下、博論本と略記)について、以前、「博士論文を本にする」というエッセーを書きました。それとは別に、気になっていることを書きます。 なお、以下では人文書系の博論本にまつわることですので、理系の実情はわかりません。 まず、博論本はなかなか売り上げが伸びません。前提となる刷り部数が少ない、ということももちろんありますが、仮に800部を刷って半分を販売するためにも長い時間かかる場合もままあります(もちろん、増刷する書籍もたくさんあります)。そのため、博論本は日本学術振興会の研究成果公開促進費や各大学の助成を活用して、つまり、一定額の支援をもとに書籍に仕上げることも多くあります。 例えば、日本学術振興会の研究成果公開促進費は毎年1
アメリカの大学院の合格発表、そしてOpen Houseの季節がやってきた。学生が世界中からやって来るアメリカの大学では、掲示板に合格者の受験番号を貼り出すようなことはもちろんせず、Eメールで合格通知が来る。留学の相談に乗っていた後輩の何人かも合格通知を受け取ったそうで、嬉しい限りだ。 合格通知を受け取った人は、Open House(オープンハウス)というイベントに招待される。研究室を見て回り、指導教官を探し、九月から同級生となる仲間たちと知り合うためのイベントだ。おおよそどの学科もこの数週間の内にOpen Houseを催す。だから今は、キャンパスが新入生で溢れている。 その中に、ちらほらと日本人が混じっている。彼らの多くは、新しい環境への不安、言葉が通じないもどかしさ、仲間に溶け込めない寂しさで、すこし小さくなって、おどおどと歩いている。まさに五年前の僕自身を見ているようだ。 僕が「留学交

2015年09月11日 日本はどの分野に研究費を重点的に投入しているのか Tweet 科研費新規採択数から見る国内の研究分野別有力大学・研究機関、各国内大学・研究機関におけるアクティビティの高い研究分野に続いて、科研費可視化第3弾ということで、今回は科研費全体の各研究分野への配分を見てみたい。これを見ることで今の日本がどの研究分野に重点的に投資しているかが見えてくる。 科研費配分結果 次のツリーマップは平成26年度科研費配分結果を表示したものである。面積が配分額の大きさを示しており、科研費が多く配分されている分野ほど大きく表示されている。現時点において最も科研費が投じられているのは医歯薬学であり、2位の工学と3位の数物系科学をあわせたよりも多い。高齢社会の中にあって医学の進歩は日本の生命線ということだろう。一方で意外にも情報学は人文学よりも少なく、下から数えたほうが早いぐらいだ。必要な機材

科学哲学を専門的に学びたい高校生・大学生・社会人のために (随時更新) 菅原裕輝(大阪大学COデザインセンター) [最終更新日:2017年7月1日] 0.はじめに Q1.「科学哲学」とは? A1.ここでは「科学を哲学的枠組み(認識論・存在論・倫理学・論理学的観点)から分析する学問分野である」とする。 [参考] 「科学哲学は、科学に関わる問題を扱う哲学である。科学哲学が取り組む問題には異なった二つのタイプがある。まず、科学一般の本性に関わる問題に取り組む哲学者がいる。彼らの扱う問いとは、理論上のモノ(entity)は実在するのか、科学は真理を探求しているのか、科学的な方法なるものが存在するのか、などである。次に、個別の科学で生じる哲学的問題に取り組む哲学者たちもいる。たとえば物理学の哲学者は、相対性理論や量子力学にどのような解釈が可能かについて頭を悩ませる。そして生物学の哲学者は、生物種の定
医学生物学の総合ポータルサイト - http://biomedcircus.com サイトマップ お問い合わせ トップページ > 研究者の声 > オピニオン 研究者の声:オピニオン Tweet 2014年10月15日更新 若い研究者たちへ:PhDの価値は世界的に低下している本オピニオン記事の内容はこちらの書籍に収載されました。 >>このカテゴリーの記事一覧に戻る トップページ BioMedサーカス.comとは サイトマップ 広告掲載について お問い合わせ BioMedサーカス.com:医学生物学研究の総合ポータルサイト http://biomedcircus.com Copyright(C) BioMedサーカス.com, All Rights Reserved.
2015-06-05 プロポーズに学術論文を使った事案が研究者界隈で話題に 科学 freedesignfile.comより 研究の成果を発表する場である学術論文には研究を支えてくれた人々に感謝を述べる『謝辞 (Acknowledgement)』という欄がある。実験に必要な試薬を作ってくれた技官さん、好意的にサンプルを提供してくれた仲間の研究者、研究費を出してくれたスポンサーetc...。論文の根幹には関わっていないので著者に名前を入れることは出来ないが、その仕事に欠かすことの出来ない人に感謝を述べるための欄である。 卒業論文、修士論文などだと「私を支えてくれた両親」「大切な恋人」「癒やしをくれたアニメキャラクター」に向けた謝辞を書くことがある。これは後に高確率で黒歴史化するのだが、それはまた別の話だ。一番忘れて欲しいのは,国立国会図書館に納本されたD論や…当時の彼女への謝辞があってだなo

山内志朗 @yamauchishiro 山形県西川町本道寺出身。中世スコラ哲学を好むが夏はビール。ライプニッツの翻訳と解説はもうじきだ。心はアッシジに行ったまま。個体論と〈理虚的存在〉論は宿題。『流れることへの哲学』はやっと出ました!!。『キリスト教歓待論』の仕上げに入ります。個体化論の歴史も同時進行でやるしかない。 山内志朗 @yamauchishiro 文科省が文学部のスクラップアンドビルトに手をつけたそうである。文学部は必ずしも「文学」を学ぶところではないが、では何を学ぶのか、そのキャリアイメージが明確ではない。そこで、学部としての特徴を鮮烈に出そうとするのが考えられるが、それが正しい戦略かとなると難しい。 2015-05-21 09:52:56

関連記事「株式会社はてなから情報開示請求を知らせるメールが来ました」を書きました。(2015年1月24日) 関連記事「舞田敏彦さんからDMCA違反の申し立てがありました」を書きました。(2016年9月29日) 先日、このようなツイートを見かけた。 2013年春の大学学部卒業生・博士課程修了生の進路図。何度でも言う。この現実を知らねばならぬ。 pic.twitter.com/CYaqFfowBB — 舞田敏彦 (@tmaita77) November 6, 2013 大学の博士課程を修了した者が、その後、正規雇用されず、多くが不安定な職業に甘んじたり、死亡したりした、とするツイートである。行方不明者がいるとまでは言っていないが、そのように誤読する者も多かった。 このツイートに対する主たる反響は、次のようなものであった。 【怖すぎ注意】学生の人はこの現実を必ず知っておいたほうがいいぞ・・・ 大
(映画の感想188-190) バック・トゥー・ザ・フューチャー 3部作 バック・トゥー・ザ・フューチャー1 ★★★★★ バック・トゥー・ザ・フューチャー2 ★★★★★ バック・トゥー・ザ・フューチャー3 ★★★★★ 『1985年。友人の科学者ドクと知り合った高校生マーティは、彼が愛車デロリアンをベースに開発したタイムマシンを見せられる。試運転を始めようとしたところに、ドクに恨みを持つテロ集団が襲い掛かる。銃弾を浴びて倒れる彼を見たマーティはデロリアンで逃げ出し、そのまま1955年にタイムスリップ。デロリアンの燃料切れで1985年に戻れなくなったマーティはその時代に生きるドクに助けを求めて帰ろうとするが、まだ高校生である母親にほれられてしまう。』 これ以上のSFはないんじゃないかというほどの完成度。また3部作になると、中だるみや終盤の落ち込みになるケースが多いですが、そういう意味でも高い完成

博士・ポスドク問題について、このサイトでもかなり精力的に議論をしていただきました。最近、ちょっと落ち着いてきたというところですが、議論しても埒があかないのでテンションが下がってきたというよりは、おそらく議論をしていらっしゃる方々の中で、ある種の「共通の理解」が形成されつつあることがその大きな理由のひとつではないかと感じています。 その共通の理解というのは、政府の大学院重点化とポスドク1万人計画の中で行われたことと、その結果についての理解が共有されてきたこと、その結果大量に生み出された博士・ポスドクと今大量に生み出されつつある博士の多くが、「学問の自由は、これを保障する」という憲法の条文で守られたアカデミックポストに就くことができないということを主な内容としています。 そして、その状況の中で博士やポスドクがキャリアを切り拓いていくためには、各自が動かなくてはならないということも、多くの人があ

学部生のころ、院進学を悩んでいたとき、 文系の院入学は”入院”、すなわち後戻りできない病院での長期”入院”と近しい意をもち 引き返せなくなるところまでは決して行ってはならぬ というお達しをどこかで聞いた。 けれども学部生のころは、きらきらと輝いていて この道を究めたいという純粋な好奇心と探究心に溢れていたし 自分は勉強が好きなものだと思い込んでいたものだから その意味がよくわからなかった。 実際、大学院に進学して今年で三年。 この三年間で、色々なことに気づくことができたと個人的には思っている。 まず、上にはいくらでも上がいるんだろうなという 当たり前のことを、授業の度に痛感した。 文系院生の肩身の狭さは、まるでそれが社会貢献として役に立つのか立たないのかあやふやなままに ただひたすらに大量の資料を読み、文章を書き続けなければならないという事実にあるだろう。 これ一体何の役に立つの? と自問

尾谷昌則 @masanori_odani 大学を選ぶ際に、自分の学びたい分野(大領域)があるか?を調べるだけでは不十分で、専任教員の研究分野(小領域)や、書いてる論文まで調べてみるべき。各大学HPの「研究者情報」でしらべられます。でないと、いざゼミに入る時に「学びたいと思ってたことと違う!」と言う羽目に。 2015-05-07 23:35:20 尾谷昌則 @masanori_odani 高校生の皆さん、大学を選ぶ際には、その大学で学びたいと思っている分野の先生が書いた論文などをチェックしてみるといいですよ。文章の分かり易さと、講義の分かり易さには、ある程度の相関があると思います。(勿論、専門用語の意味が分からないのは仕方ないので、その点は割引きしてね。) 2015-05-07 23:45:50

2015/05/05 なぜ博士課程に進学したいの? (4) テーマ:たわごと(27383) カテゴリ:カテゴリ未分類 自分が行っておいてこういうこと言っていいのかとも思いますが 安易に博士課程に行きたいという学生がうちのプログラムに多くて驚いています。 修士課程でこの体たらくなのに、何が博士じゃ、と思うのをぐっとこらえていますが それにしても安易だよなぁ・・・ 自分のもとから別の学部にですが今年から博士課程に進んだ学生がいます。 真面目で、がんばり屋ですがそれでも苦労している。 進学前に何度も就職の厳しさや、学位取得の難易度などを言って聞かせたにも関わらず やっぱりいざ進学してみるとしんどい、きつい、らしい。 最初の学期だから、別分野だからきついのは当たり前なわけですが ここからが勝負だと私は見ています。 努力だけでほめられたり学位を取れるのは修士課程までだと言っただろう(苦笑)。 それで

はじめに 学術論文の価値はその長さで決まるわけではない。短い論文であっても価値があるものは少なくない。例えば、DNAが二重螺旋構造をしているというワトソンとクリックの1953年の論文 ((Watson, J. & Crick, F. (1953). Molecular structure of nucleic acids: A structure for deoxyribose nucleic acid. Nature 171, 737-738.)) は、たったの2ページしかない。この20世紀で最も重要な科学的発見を示した英語で書かれた論文の語数は、1000語に満たないのだ。これだけの短い論文であるが、この発見によってワトソンとクリックはノーベル医学・生理学賞を受賞することになった。 それでは、短い学術論文はどこまで短いのだろうか。 要約文が短い論文 学術論文には、普通、数十語から数百語の

研究活動の生命線である科研費。毎年申請の時期になって、「どう書いたらいいのか分からない」と先輩研究者を訪ねたり、研究室の過去資料をひっくりかえし、インターネット上を走り回っても、不安はつきものです。 この連載では、科研費を申請する際のバイブルともなっている『科研費獲得の方法とコツ』(羊土社)の著者である児島将康氏が、最新版の科研費申請のコツを紹介します。申請書で、ついつい筆が止まってしまう箇所の対処法や、採択されるための秘訣、「なんとしても獲りたい!」の願いを叶えるための具体的な方法論を、研究者の目線に立って伝えていきます。初回はまず、科研費申請について平成26年度までの最新の資料を用いた傾向の分析を行い、その対策を紹介します。 ベーシック3種目は30%前後の新規採択率を確保、今後科研費獲得の競争率はやや高い傾向に ◆予算額の推移(平成26年9月12日 更新) 出典:日本学術振興会 科研費

リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く