彼らが憂慮しているのは、福島第一原子力発電所から流出した放射性物質が米西海岸に辿り着いていることだが、むやみに日本を非難するのが目的ではない。 今回のイベントの代表であるジーナ・ブルックスさんは、「太平洋を挟んで、日米両国の市民は同じ憂慮を抱き、ストレスを抱えている。だから福島の問題は日本だけではなく、こちらでも同じですということを伝えたかった」と述べる。 ただカナダから米国沿岸にかけて目に見える形で異変が起きており、住民たちは心配を隠さない。 その1つがカリフォルニア州南部に生息するアシカの異変である。今年6月に生まれた子供の45%が死亡したという。 シアトルにある米商務省の海洋大気局(NOAA)海上漁業局の海洋学者シャロン・メリンさんは、「死亡率の高い年でも30%です」と地元メディアに語っている。放射性物質と何らかの関連性が疑われている。 アーカンソー州に本部がある「核エネルギー追跡セ
日本共産党の吉井英勝議員は7日の衆院経済産業委員会で、原子力規制委員会が発表した放射性物質拡散予測によっても、旧原子力安全委員会が設けた原発敷地境界での放射線量の基準値100ミリシーベルトをすべての原発が超えることを示し、「日本の全原発が審査指針に不適合になる」とただしました。 原子力規制委員会の田中俊一委員長は「一般論としてはご指摘のとおり」だと認め、「基準を満たさないものは動かさない」と述べました。 吉井氏は、福島原発敷地境界では年間で956ミリシーベルトに達しており、今回の拡散予測でも、すべての原発で10キロ以遠の地点でも1週間累積で100ミリシーベルトを超えていることを指摘し、不適合となるのは明らかだと強調しました。 田中委員長は「大変納得できる質問だ」と述べ、福島原発事故のような放出量を仮定しなければならないような原発の稼働は「困難だ」と表明するとともに、放射能放出量を防ぐために

約3.6キロ離れた場所から見た福島第一原発。タンクが傾いた状態のまま残されていた(中央下)。中央右の白い建物が1号機の原子炉建屋=2月25日午後4時41分、本社ヘリから 鉛カバー装着を指示したビルドアップ社役員と拒否した作業員らの話し合いの全容は次の通り。2011年12月2日夜、福島県いわき市の旅館の一室で録音された。会社側、作業員側からそれぞれ3人ずつ出席した。(■■は個人名・業者名、●●●は聞き取れないところ) 会社側 わかりやすいように説明すると、… 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら ※有料記事の一部を自動で取り出して紹介しています。
「7万人の人が自宅を離れて彷徨っている時に国会は一体何をやっているのですか!」衆議院厚生労働委員会より児玉龍彦氏発言全文テキストおこし 2011年7月27日 (水)におこなわれた衆議院厚生労働委員会より、児玉龍彦氏(東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合センター長)の発言部分をテキスト起こししたものです。政治家どうしの足の引っ張り合いにより、物事が進んでいません。与党・野党の争いばかりではなく民主党内でも足の引っ張り合いが起きています。政局という自らの利益しか考えていない政治家。まだ事態は収束していないのに、一体何をやっているのでしょうか。児玉氏は自らの経験を交えながらこのような後手後手の状況に時には怒りを表明しつつメッセージを発しておられます。国会はこのメッセージを受け止めることができるのでしょうか。以下、児玉氏発言部分の全文おこしです。 (動画閲覧可能な環境をお

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