菅直人公式ブログ Powered by Ameba 衆議院議員(東京18区=府中市・小金井市・武蔵野市)、立憲民主党最高顧問、第94代内閣総理大臣、菅直人の公式ブログです。スタッフが発信しています。新著『原発事故10年目の真実』(幻冬舎)、『民主党政権 未完の日本改革』(ちくま新書)。 今日の夕刊各紙には小池新党と民進党の連携が大きく報道されています。私にとってはこの連携が①政権交代につながるかどうかと、②原発ゼロの実現につながるのかどうかの二点で考えなくてはなりません。 全国に組織を持つ野党第一党の民進党と人気絶大の小池新党が実質的に合流すれば、一挙に自民党に代わる政権交代も夢ではありません。前原代表が政権交代をかけた総選挙とするために小池新党との連携を模索するのは十分理解できます。 もう一点の原発ゼロはどうでしょうか。これはどちらかといえば民進党側に問題があります。小池氏は9月25日の

まず日程。次期国政選挙は来年末に任期満了を迎える衆院選が最初にあり、次に再来年夏の参院選となる。解散があれば今年中にも衆院選はありうるが、安倍総理が憲法改正をあきらめない限り、衆参三分の二の改憲派の議席を維持するために今年中の解散はできないと考える。 次に小池新党の動きについて。小池都知事にすり寄りつつある現職国会議員の動きから見て、5名以上の国会議員によって今年末までには政党助成金を受けることのできる小池シンパ新党が生まれることはまず間違いない。そして来年の衆院選に首都圏の選挙区全部に立候補者を立ててくる可能性が高い。 それまでに民進党はどうなるか。今の民進党は、1997年当時、野党第一党だった新進党に似た状況だ。当時の新進党は小沢代表自らが解党を宣言し、複数の政党に分党した。その一部と当時私が代表だった野党第二党の民主党が合併し、野党第一党の民主党となった。今回は民進党が積極的な手を打

民進党の菅直人元首相が18日付の自身のブログで、「次期衆院選と参院選で明確に原発ゼロを公約する全国規模で活動できる政党を確立し、原発推進派と対峙(たいじ)したい」と「新党構想」を打ち出した。民進党の前身の民主党では代表を務めた菅氏だが、次の当選は危ういとみて、今から生き残りを画策しているのだろうか。 菅氏はブログで「ヨーロッパでは『緑の党』が国政でも影響力を持っているが、残念ながら日本では国政に議席を持つ『緑の党』は存在しない」と指摘する。そしてその上で、次の国政選挙で「『原発ゼロ』を明確に公約に掲げる政党が議員を国会に送れるようにしなくてはならない」と持論を展開した。 一方で、「そのためには民進党が少なくとも『2030年までに原発ゼロを実現する』と明確に公約に掲げることができるかどうかだ」と記し、まずは「2030年代原発稼働ゼロ」を掲げる民進党の政策変更にも期待を寄せた。 ただ、民進党が

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