日曜日 安倍元首相が殺害されてから1年がすぎたということで事件を振り返る記事や番組がいくつか出ています。そのうちNHK総合で放送されている「かんさい熱視線」の「銃撃事件1年 暴力の連鎖を生まないために」に気になるところがありました。 www.nhk.jp 番組のなかほどで歴史学者の筒井清忠氏が登場します。朝日平吾が財界人の安田善次郎を殺害した1921年の事件を引き合いに出し、事件に対する社会の反応が同年の原敬暗殺事件を誘発したという見解を述べます。 「かんさい熱視線」2023年7月14日放送 「かんさい熱視線」2023年7月14日放送 しかし朝日平吾の犯行がいわゆる「公憤」によるものと理解されそれが称賛を産んだのに対し、山上容疑者は犯行動機が「私怨」であることを明確にしています。この違いは無視できないはずです。個人的な動機に基づく犯行でも、犯行に至る経緯によっては被疑者・被告人に同情や共感

自民党が旧統一教会の問題に真摯に向き合っていれば、去年の辛いテロは起きなかった (青野慶久/aono@サイボウズ@aono) これって、サイボウズに不満のある人はサイボウズを攻撃していい(問題に向き合ってたら攻撃はされなかった)って理屈の肯定だよ? まぁサイボウズなら、不満を持つ人は既に退社していて存在しないから実害がないのかもしれない。 でも国の場合は万人に受け入れられる施策なんてないんだから、何かしら不満を持った人は出てきてしまう。 そういった人がテロを起こしたとして、そのすべてに「そういった問題に向き合わなかったからだ」とでも言うの? 例えばオウム真理教によるテロだって正に問題(とオウム真理教が思っていること)に真摯に取り組まれなかったから起こったものだよ)。ロシアのウクライナ侵攻のロシア側の理屈にもバッチリ当てはまる。 だからこそ、その理路に関わらずテロはダメ、だけで終わらせる必

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