立憲民主党の安住淳幹事長は14日の記者会見で、石破茂首相の後任を決める首相指名選挙を巡り「自民党もうちも数合わせをやっている。それだけだ。この世界にいたら当たり前のことだ」と述べた。立民が首相指名の有力な野党統一候補と位置付けている国民民主党の玉木雄一郎代表が基本政策の一致を求めていることを念頭に「きれいごとでごまかしているうちは、本当じゃない」と語った。 「玉木」と呼び捨て安住氏は、衆院の自民会派が196、立民が148で48の差があることを踏まえ「いろいろ言われるが、執念で本当に政権を代えるというなら、死に物狂いで、どんなお考えであっても48人の票を集めるしかない。これが選挙だ」と説明。「そんなときに、もちろん理念は大事だが、現実の政治を動かしていくのはそれだけではない。そういう点で言えば、私たちのほうがはるかに本気だから、場合によっては野田佳彦代表を(首相指名の候補から)降ろしてでもや

安住幹事地は、 「(過半数の)大きな塊を作りたい」 「1つ2つ政策が一致しないから組めないってのは覚悟がない」 「政府の中に入って官僚と議論をしながら予算や法律を作っていくという作業は与党でないとできない。若手に経験積ませたい」 と言っていて、野田代表も 「政党の違いを乗り越えて一致点を見いだし、政権を取りたい」 「われわれは(政策を)一字一句変えてはいけないという立場にない」 と言ってる。 実際立憲民主党と自民党が連立を組めば衆議院で344議席となり、第4次安倍内閣の自公313議席すら上回る勢力になる。 今なら連立を打診すれば首班指名で野田総理も夢ではない。 むしろこの機を逃すと立憲民主党支持者から、 「もし野田代表が本気で首相を務める覚悟と実現したい政策があるなら、主体的に周りを巻き込むはず」 「野田代表に『この難局を自らリーダーシップを発揮して打開する』みたいな気概は無い」 といった

国民民主党の榛葉賀津也幹事長は8日、立憲民主党が提案した首相指名選挙での候補統一を目指す協議に否定的な姿勢を示した。記者団に「異なった主張の政党と打算で行動することは考えていない」と述べた。
4日に衆院通過した令和7年度予算案審議を巡る安住淳衆院予算委員長(立憲民主党)は30年ぶりの野党の予算委員長として存在感を発揮した。平将明デジタル相は11日、ユーチューブ番組「魚屋のおっチャンネル」で安住氏の運営ぶりについて「超フェア」と3回繰り返し、「あんなフェアな委員長いない。政府は感謝しているのではないか。感謝というか委員長としてリスペクトしていると思う」と述べた。 「クイズ質問は別にして…」 平将明デジタル相(飯田英男撮影)安住氏は持ち時間を超えた質問や野党議員によるヤジを厳しく注意する一方、自民党旧安倍派の会計責任者の参考人招致など野党の見せ場を作った。 平氏は「クイズじゃないから不意打ちで『答えられねえじゃないか』は別に、中身ある議論をするならば(答弁者は)適材適所で指した方がいい」と指摘。安住氏について「首相が答えるべきものは首相を当て、そうでないのは担当大臣や役所に当ててい

国会の予算審議が大詰めだ。少数与党のもと、予算委員会では例年にないことが起きている。予算案を細かくチェックする「省庁別審査」の導入。そして、全会一致が原則の参考人招致を、多数決で決めた。 省庁別審査は、予算について国会として細かくチェックする取り組みとして前向きな評価が多い。参考人招致をめぐっては、出席を求められている自民党安倍派の会計責任者(当時)が出席に応じていないことから、非公開での聴取という異例の対応で調整が進む。れいわ新選組や共産党は理事ではないため聴取に参加できず、このことへの批判もくすぶっている。 30年ぶりに野党から予算委員長のポストに就いた安住淳氏(立憲民主党)に、少数与党のもとでの委員会運営について聞いた。 ――自民党安倍派の会計責任者(当時)の松本淳一郎氏の参考人招致を多数決で議決したのは、全会一致の慣例を破るものだった。なぜ議決を決めたのか。 多数決はやむを得なかっ

立憲民主党の安住淳国対委員長は28日、東京オリンピックに関し「選手村でクラスター(感染者集団)が起きるなど新たな状況が生まれない限り、中止は現実的でない」と国会内で記者団に述べた。立憲は開幕前、新型コロナウイルス感染拡大を理由に中止か延期を求めていた。 パラリンピックについては「感染状況次第だ。開…

立憲民主党の安住淳国対委員長らが4日、衆院予算委員会の質疑内容などを伝えた同日付の新聞各紙のコピーに「すばらしい!」「くず0点」「ギリギリセーフ」といった論評を書き添え、国会内の同党などの衆院会派控室のドアに張り出した。「政府に注文 自民存在感」との見出しの産経新聞の記事は各紙よりも下方に掲示され、「論外」と書かれた。 昼前に張り出されたコピーは約30~40分で撤去され、安住氏は記者団に「調子に乗って冗談のつもりで感情の思うままに書いてしまった。伝え方が悪かった。反省している」と謝罪した。「くず」とした記事が自民党議員の質疑中心だったことに立腹し「思わずペンを走らせてしまった」と説明。「笑い話でやって、記者さんも大笑いしていた。気に障ったとすれば申し訳ない」と釈明した。 コピーでは、「桜を見る会」に関する安倍晋三首相の答弁を「ほころび」と評した紙面に花丸マークが付いた。一方、自民党議員を大

1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く