世界の気温がまた最高を記録! 極地の氷が消える! 海面が上がる! シロクマがあぶない! アル・ゴア元米副大統領やグレタ・トゥーンベリさんなど「地球温暖化脅威論」派の環境活動家は、CO2が地球の気温を上げるせいで災いが次々に見舞うと煽り立てる。しかし本当にその通りなのか。ジャーナリストのマーク・モラノ氏が、よく聞く温暖化ホラー話の一部をとり上げて科学事実と比べてみたら・・・。(JBpress) ◎本稿は『「地球温暖化」の不都合な真実』(マーク・モラノ著、渡辺正訳、日本評論社)の一部を抜粋・再編集したものです。 南極の氷は増えている 英国政府の科学顧問だったデヴィッド・キング教授が2004年、人間が住めるのはいずれ南極大陸だけになると予言した。温暖化で南極の氷が融け、いまの温帯は暑くなりすぎるからだという。むろん彼の予言は当たっていない。 南極は脅威派の思いをことごとく裏切ってきた。いま南極の

アマゾン森林火災でアンデス山脈の氷河融解が加速、研究 2019年12月02日08時43分 【パリAFP=時事】南米にある世界最大の熱帯雨林アマゾンの森林火災によってアンデス山脈の氷河の融解が進み、数千万人が水不足に苦しむようになる恐れがあるとの研究結果が28日、英科学誌ネイチャーの関連オンライン学術誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された。(写真はブラジル北西部ロンドニア州で、アマゾン森林火災により立ち上る煙。航空機から撮影) 環境保護へ「大便控えろ」=ブラジル大統領が妙案? アマゾン盆地では今年大規模な森林火災が発生し、地平線を煙が覆う写真が世界中で報じられて話題を呼んだ。 今回の一連の火災は、農作物栽培や放牧を目的とした土地開墾など、人為的な要因で発生したものだ。だが、過去10年間で最悪のペースで進む熱帯雨林の破壊が、被害を拡大した。28日に発表されたブラジル政府統計(確報値)

【10月30日 AFP】二酸化炭素(CO2)排出量をどんなに積極的に削減したとしても、現在約3億人が暮らす世界の沿岸地域が、2050年までに気候変動で規模を増した洪水の影響を受けやすいとの研究結果が、29日に発表された。 【深く知る】森林火災に洪水、針葉樹食べ尽くすガの幼虫…シベリアむしばむ気候変動 科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)」に掲載された論文によると、勢力を増した低気圧から発生する壊滅的な高潮と海面上昇の被害は、アジア地域が最も受けるという。被害を受ける恐れのある住民の3分の2以上は、中国とバングラデシュ、インド、ベトナム、インドネシア、タイの住民だという。 この研究では、ニューラルネットワークとして知られる人工知能(AI)を駆使して、地盤の標高に関する既存のデータを修正した。こうしたデータは今まで、満潮時や大嵐が来た際の沿岸地

ニューヨークで開催された「第74回国連総会 気候行動サミット」の様子(2019年9月23日撮影、写真:TT News Agency/アフロ) (池田 信夫:経済学者、アゴラ研究所代表取締役所長) 国連の気候行動サミットで話題を呼んだのは、スウェーデンの高校生、グレタ・トゥーンベリの演説だった。彼女は去年(2018年)から学校を休んで世界各国でデモに参加し、これまでにもイギリス議会、フランス議会、EU議会、アメリカ議会、COP(国連気候変動枠組条約会議)などで演説してきた。 16歳の高校生が、世界各国の議会や国際機関で演説するのは異例だ。この背景には、グレタを「人類の未来の代表者」として利用する世界の環境NGOの動きがあるが、彼らの運動で世界の環境はよくなるのだろうか。 豊かさが命を救う グレタの演説は絶叫調で、その内容は単純である。 人々は苦しんでいます。人々は死にかけています。生態系全体

高潮で冠水したマーシャル諸島マジュロ環礁のエジット島(2014年3月3日撮影、資料写真)。(c)GIFF JOHNSON / AFP 【9月25日 AFP】国連(UN)は25日、地球温暖化により海や地球上の氷が破壊され、人類の大部分を直接的に脅かしていると警告した。国連関係では2日前にも、米ニューヨークで気候行動サミットが開催されたが、二酸化炭素の排出量削減に向け形勢を一変させるような合意には至れなかった。 【特集】地球温暖化 195か国が参加する気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が承認した、注目の評価報告書によると、温暖化が海と氷に及ぼす影響は、氷床の縮小や海面上昇、氷河の消失など多岐にわたり、水産資源が減り、真水の水源を破壊し、毎年のように複数の大都市を荒廃させる巨大な暴風雨が発生すると警鐘を鳴らしている。これらの影響の一部は、不可逆的なものだという。 報告書では、人類が排出した

世界各国の科学者で作る国連のIPCC=気候変動に関する政府間パネルは地球温暖化によって海洋環境が変化することで、今世紀末までに世界の海の漁獲可能な魚の量が20%以上減少しうるとする報告書をまとめました。 温室効果ガスの削減など、各国間での協調が必要だと警鐘をならしています。 IPCCは今月20日から24日にかけてモナコで総会を行い、世界各国の科学者や政府の担当者など400人以上が参加して、地球温暖化が海洋や南極などの極域に与える影響をまとめた初めての報告書を承認しました。 報告書では、温暖化によって世界の海面の平均水温が上昇し海の温度の分布が変化したり、海が酸性化したりするなどして、今世紀末までに世界の海全体の生物の量が最大で20%減るほか、漁獲可能な魚の量も最大で24%減少しうるとしています。 そのうえで漁業に依存する地域では、食糧をめぐる紛争や対立の引き金にもなりうることなどを指摘して

国連の温暖化対策サミット。地球温暖化対策を訴えて若者の運動が世界に広がるきっかけとなり、学校を休んで活動を続けているスウェーデンの16歳の活動家、グレタ・トゥーンベリさんが各国の代表を前に演説しました。演説の全文です。 私が伝えたいことは、私たちはあなた方を見ているということです。そもそも、すべてが間違っているのです。私はここにいるべきではありません。私は海の反対側で、学校に通っているべきなのです。 あなた方は、私たち若者に希望を見いだそうと集まっています。よく、そんなことが言えますね。あなた方は、その空虚なことばで私の子ども時代の夢を奪いました。 それでも、私は、とても幸運な1人です。人々は苦しんでいます。人々は死んでいます。生態系は崩壊しつつあります。私たちは、大量絶滅の始まりにいるのです。 なのに、あなた方が話すことは、お金のことや、永遠に続く経済成長というおとぎ話ばかり。よく、そん

火災がアマゾンの熱帯雨林を破壊し続け、国際的な批判が集まる中、ブラジルのボルソナロ大統領が熱帯雨林保護を担当する政府機関を意図的に弱体化させてきたことが、ロイターの取材で分かった。 この機関、環境・再生可能天然資源院(イバマ)は同国の主要な環境関連の法執行機関だ。 現在および過去の職員10人がロイターに対し、政権からいくつかの点で妨害されていると述べた。ブラジルの首都からジェイク・スプリング記者がリポートする。 「大統領は選挙遊説以来、環境保護法の執行を非難してきた。環境保護活動家によると、これを受けて森林破壊活動家は勢いづいた。 さらに、イバマの予算は25%削減され、環境関連の罰金は43%減額された。 イバマ職員が解雇を恐れて匿名で語ったところでは、現政権下で規則があまりに強引に執行されることを懸念しているという」 ルセフ元大統領が2010年代初め、環境法執行の責任を各州に負わせようとし
今の児童書業界では、気候異常や地球温暖化といった自然環境の危機がテーマの児童書がトレンドになっており、そうした書籍の出版数が過去一年で2倍以上になってるそうな。もちろん売り上げも2倍に伸びてるとのこと。 なんでそんなトレンドがと思うが、昨年スウェーデン議会前で地球温暖化問題のための学校ストライキを行ったことで一躍有名となったグレタ・トゥーンベリのおかげということらしい。つまり、この書籍の出版数(と売り上げ)の倍増は「グレタ・トゥーンベリ効果」であるというのだ。 日本ではグレタ・トゥーンベリの名前がまだそこまで人口に膾炙していない印象があるが、欧米ではそこまで影響力があるんですな。Guardian の記事でも彼女がいずれノーベル平和賞を受賞するかなんて記述があって、そんなことになってるとは驚きである。 で、実際にどういう本が出ているかいろいろ紹介されているのだが、そういえばグレタ・トゥーンベ

広瀬隆(ひろせ・たかし)/1943年、東京生まれ。作家。早稲田大学理工学部卒。大手メーカーの技術者を経て執筆活動に入る。『東京に原発を!』『危険な話』『原子炉時限爆弾』『FUKUSHIMA 福島原発メルトダウン』『第二のフクシマ、日本滅亡』などで一貫して原子力発電の危険性を訴え続けている。『赤い楯―ロスチャイルドの謎』『二酸化炭素温暖化説の崩壊』『文明開化は長崎から』『カストロとゲバラ』など多分野にわたる著書多数。この記事の写真をすべて見る 今回は、これまで述べてきた韓国/北朝鮮問題ではなく、地球の自然に関して二酸化炭素温暖化説が科学的に間違えている、というテーマで、みなさんの頭に一撃を加えてみよう。 【気温は急上昇すると騒いできたが…グラフで見た年平均地上気温の変化はこちら】 「二酸化炭素温暖化説が警告する地球の危機」ではなく、それが大嘘だという話なので、間違えないように。 昨年は、西日

猛烈な暑さはまだまだ、続いています。北海道佐呂間町は13時20分に気温が39度0分を観測。通年でも経験したことがない猛烈な暑さとなっています。

上空に暖かい空気が流れ込んだ北海道では、広い範囲で気温が上がり、各地でことしの最高気温を更新しました。 釧路市では、4月中旬の最高気温としては、明治時代だった1903年以来116年ぶりに18度を超えました。 このうち、釧路市では18度4分と7月中旬並みの暖かさで、4月中旬の最高気温としては、明治時代だった1903年以来116年ぶりに18度を超えました。北海道では17日も気温が上がる見込みで最高気温は札幌市と帯広市で24度などと7月中旬並みとなる所もある見込みです。 札幌管区気象台は気温が上がり、急速に雪どけが進むことから、融雪による土砂災害や低い土地の浸水、積雪の多い傾斜地でのなだれに注意するよう呼びかけています。

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