なぜかドラマや映画に登場する「不良少年」ほど、女性にとって魅力的に見える――そんな現象を一度は耳にしたことがあるかもしれません。 一見すると暴力的で乱暴な振る舞いが目立つのに、その中に垣間見える繊細さやミステリアスな雰囲気によって、つい心を引き寄せられてしまうこともあるでしょう。 実際に、「支配的な男性」に惹かれる心理を研究する分野は長く存在しており、最近では“ロマンティック・パラソーシャル・リレーションシップ(RPSR)”という形で、フィクションのキャラクターに深い恋愛感情を抱く例が注目されています。ドイツのヴィュルツブルク大学(University of Würzburg)による研究によって、こうした「不良」への憧れが、女性自身の性格特性や恋愛スタイル、そして刺激を求める度合いと密接に関連することが示唆されました。 特に「遊び的恋愛を好む傾向」や「ドキドキする体験を求める感覚」が強い

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親しい人の顔を覚えられなかったり、目の前にいる人の顔を識別できなかったりする「相貌失認」の人は、これまで考えられていたよりも多い可能性が研究で明らかになった。(PHOTOGRAPH BY BALLBURN_PHOTOGRAPHY, GETTY IMAGES) 伝説の霊長類学者ジェーン・グドール氏、俳優のブラッド・ピット氏、そして『妻と帽子をまちがえた男』の著者として知られる神経学者の故オリバー・サックス氏の共通点は何か? 答えは親しい人や有名人の顔を覚えられなかったり、見分けがつかなかったりする「相貌失認(そうぼうしつにん)」だ。 長年、相貌失認はまれな障害とされてきたが、2023年に学術誌「Cortex」に掲載された論文によれば、相貌失認の人はこれまで考えられていたよりも多い可能性があるという。この研究では、相貌失認の重さや症状は連続的で、その有無を単純に判定できず、使用する基準によって
技術的負債を抱えたレガシーコード。変なメソッド名と入り組んだロジック、リファクタリングするならどちらが先?(前編) ソフトウェアの品質をテーマに研究をしている名古屋大学 森崎研究室は、ソフトウェアの技術的負債をなんらかの形で数値化する手法の研究の一環として、コードの読みにくさの原因となる要因などを分析した研究結果を発表するイベントをオンラインで開催しました。 今回発表された研究では、技術的負債を抱えたレガシーコードのリファクタリングで取り除かれた問題の90%以上が、メソッド名と実際の関数の動作が一致していない、あるいは関数名とコメントが矛盾しているなどの「命名的問題」、もしくは複雑で読みにくい多数の条件分岐や深いネストなどを抱えた「構造的問題」のいずれかであるという先行研究があることを踏まえ、どちらを優先してリファクタリングすると保守性や可読性が高くなるかを調査しています。 具体的には、命

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都市部や高速道路、空港などの近くに住んでいると、車や航空機が発するさまざまな低周波の騒音に悩まされることがあります。そんな騒音を防ぐ吸音材として、卓球に用いられる「ピンポン球」が利用できるという研究結果が発表されました。 Low frequency sound isolation by a metasurface of Helmholtz ping-pong ball resonators | Journal of Applied Physics |AIP Publishing https://pubs.aip.org/aip/jap/article/134/14/144502/2915871/Low-frequency-sound-isolation-by-a-metasurface-of Pingpong Balls Score Big as Sound Absorbers -AI

小さく切り分けられたアルベルト・アインシュタインの脳。セロイジンという物質の中に保存されている。(PHOTOGRAPH BY STEVE PYKE, GETTY IMAGES) ノーベル物理学賞を受賞し、人類に相対性理論とE=mc2(エネルギーと質量は等価である)の公式、光電効果の法則をもたらしたアルベルト・アインシュタインが、特別な頭脳を持っていたことは確かだ。あまりに特別だったため、1955年4月18日にプリンストン病院で亡くなったとき、勤務していた病理学者のトーマス・ハービーは、アインシュタインの脳を盗み出してしまった。 アインシュタインは、個人崇拝されることを嫌い、自分の脳も体も、研究に使われることを希望していなかった。ブライアン・ビュレル氏は、2005年に著書『Postcards from the Brain Museum(脳博物館からの葉書)』のなかで次のように述べている。「ア
AIの学習には、非常に多くのコンピューティング・パワーとエネルギーが必要となる。そのため、この処理にはNVIDIA のDGX-1のような機械学習用サーバーが用いられる。だが、今回ノースウェスタン大学の研究者らが『Nature Electronics』誌に発表した研究において紹介されているナノ電子デバイスは、現在の技術の100倍少ないエネルギーで、大量のデータを解析し、解析のためにデータをクラウドに転送することなく、リアルタイムで人工知能(AI)タスクを実行することを可能にするという。 ノースウェスタン大学の研究者らが開発したナノ電子デバイスは、多くの機械学習システムのバックボーンである分類(大量のデータを分析し、重要なビットにラベルを付けること)のタスクを実行するように設計されている。 「今日、ほとんどのセンサーはデータを収集し、それをクラウドに送信し、そこでエネルギー消費の激しいサーバー

東北大学の新家寛正助教と北海道大学の木村勇気教授らは11日、高圧氷と水との界面に新しい水の相を発見したと発表した。高圧氷の表面に液膜が形成され、通常の水と相分離して波模様を生じさせた。模様を分析すると液晶と推定された。液晶状態の水の発見は世界初。氷でできた星の地質現象や化学反応などに知見を提供していく。 4372気圧、マイナス10度Cの高圧低温環境で生じる氷の表面を観察した。この条件では水分子は高圧氷Vという単斜晶を作る。圧力を上下させて氷を成長・融解させると、氷の表面に液滴や波模様の液膜が生じた。周囲の水と相分離し、通常の水よりも密度が高い液相と考えられる。 波模様を分析すると波の周期に異方性があった。これは単斜晶の異方性を反映し、高密度液相は液晶と推定される。水は身近な物質だが未解明な部分も多い。高圧低温下での液晶発見は、氷天体の地殻変動や液晶中で起きる化学反応などの理解につながる。

新型コロナウイルスの感染後、症状が長引く人では、ストレス反応に関わるホルモンが減少するなど、血液中の物質に特定の変化がみられるとする研究成果を、アメリカの研究チームが発表しました。研究チームは新型コロナの「後遺症」の正確な診断や治療法の開発に応用できるとしています。 この研究は、アメリカ イエール大学の岩崎明子教授らの研究チームが、科学雑誌「ネイチャー」で発表しました。 研究チームは、 ▽新型コロナに感染したあと、けん怠感や息苦しさなど、何らかの症状が長引く「後遺症」が1年以上ある人と ▽感染後、後遺症がない人 ▽感染しなかった人など、 合わせて268人の血液成分を分析しました。 その結果、後遺症がある人たちでは、血液中にあるB細胞やT細胞と呼ばれる特定の免疫細胞が増加していたほか、体内で潜伏していたヘルペスウイルスが活性化するなどの変化が確認されたということです。 さらに、後遺症がある人

地球上には既知のものだけで約175万種の生物がいるそうです。まだ知られていない生物も合わせると、500万~3,000万種はいるのではという説もあるほど、多様です。 最近も新しい種や行動などが続々と観測されています。ピックアップしてご紹介します。 1. 輪になって前転するヘビThis little cartwheeling snake is my favorite animal today :B Photo by Evan Quah pic.twitter.com/LlEHJNEkJX — Release The Hodari 🐅 (@HodariNundu) April 5,2023マレーシアの研究者たちが偶然、ズナガハダカメヘビが転がってくるのを目撃、初めてカメラで撮影することに成功しました。天敵から逃れる際にとる行動なんだそうです。 2.ポケモンな名前がつけられた、新種のゴキブリ

細菌を腫瘍の中に潜り込ませて撲滅する治療法ここ数年、がん腫瘍の内部で生育や増殖が可能な細菌を利用した治療法に注目が集まり始めています。 しかしこの治療法は今のところ、細菌に抗がん剤を載せて運ばせる、いわゆる従来型のドラッグデリバリーシステムの域を出ていません。 また運搬した薬の効果も十分でなく、副作用という懸念すべき点もあります。 加えて、がん細菌療法は現状、抗がん活性を発揮するために遺伝子工学を用いた微生物の操作・改変が必須です。アメリカやヨーロッパでは、ヒトへの臨床試験が進んでいるケースもありますが、そこで使われる細菌は遺伝子組換えによって弱毒化したサルモネラ菌やリステリア菌であり、体内で再び強毒化するリスクを常に伴っています。 がん腫瘍を細菌で治療することは可能? /Credit: canva その一方で、腫瘍の組織内に「細菌」が存在していることが以前から知られており、近年では、

ピロリ菌(ヘリコバクターピロリ)感染と遺伝の要因が組み合わさると、胃がんにかかるリスクが大幅に高まることが分かった。理化学研究所などの国際研究グループが独自のゲノム(全遺伝情報)解析手法により、胃がん患者群と比較対照群の大規模データを詳しく比較して明らかにした。成果は診断精度の向上、原因の遺伝子を標的とした治療法の開発、予防策などにつながるという。 胃がんの原因は、環境の要因であるピロリ菌感染がよく知られているほか、遺伝の要因もあるとされる。ただ後者のリスクの詳細は分かっていなかった。そこで研究グループは、胃がんのリスクに関連する遺伝子の特定や、環境要因と遺伝要因に加え、両者を組み合わせたリスクの度合いの解明に挑んだ。
ギタリスト加茂フミヨシが、『ギター演奏の運動評価による技量獲得暗黙知の解明と教育への応用』という博士論文を東京工科大学大学院バイオ・情報メディア研究科 コンピュータサイエンス専攻 博士後期課程にて完成させ、大学院を早期修了。博士(工学)の学位を取得した。 論文の内容を簡単に説明すると、“もっと強くピッキングしよう!”といった感覚的な説明に終始していた演奏技術を、パラメーターを用いて具体的に示すというものだ。 これにより、パラメーターを用いて、プロと自身の演奏の比較なども可能となる。つまり、これまでの指導法、練習では気づきづらい点の発見や、上達の速度アップなどが期待できる。今回の研究は、我々ギタリストには、ありがたい限りと言えるだろう。 なお、計測には加茂の指導教授である松下宗一郎教授が手掛けた、独自の小型デバイスを着用する。シンプルな構造のため、一般に普及する可能性も秘めている。このあたり

トマトの苗は茎を切り落とされると「悲鳴」を上げることが新しい研究で明らかになりました。イスラエルのテルアビブ大学の研究者は、世界で初めて植物が発する音を録音・解析。脱水や茎の切断などストレスを受けたトマトやタバコが通常の人間の会話に匹敵する大きさの音を発することを発見。この音は、人間の耳には聞こえないほど高い周波数ですが、昆虫や哺乳類、そして他の植物には聞こえている可能性があるという。 これまでにも植物から発生する超音波振動を記録したことはありました、テルアビブ大学の進化生物学者で理論家のLilach Hadanyによると、今回の研究は、超音波振動が空気中を伝わることを示す初めての証拠であり、この事実は、他の生物との関連性をより高めることになると述べています。 「植物は昆虫や他の動物と常に交流しており、これらの生物の多くはコミュニケーションに音を使用しているので、植物が音を全く使用しないこ

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