[インタビュー]なぜ今「マリーのアトリエ」リメイクなのか。シリーズの原点を25周年で再び世に贈る理由とは ライター:大陸新秩序 コーエーテクモゲームスは,ガストブランドの「アトリエ」シリーズ25周年記念タイトルの3作目として,「マリーのアトリエ Remake 〜ザールブルグの錬金術士〜」(PC/PS5/PS4/Switch)を2023年7月13日に発売することを発表した。本作は,1997年に発売されたPlayStation用ソフト「マリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士〜」のリメイク版だ。シリーズの原点となるタイトルのリメイクが決まった経緯や,現在のプレイ環境に合わせてどのような調整を行っているかなどを,「アトリエ」シリーズプロデューサーの細井順三氏と,本作ディレクターの勝又祐樹氏に聞いた。 今の「アトリエ」ファンを尊重しつつ,往年のファンも楽しめるリメイクを目指す 4Gamer:
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「大航海時代IV with パワーアップキットHD version」発売直前インタビュー。IVはストーリーに注力した,シリーズで一番人気の高いタイトル ライター:大陸新秩序本日(2021年5月20日)発売となるコーエーテクモゲームスの海洋冒険シミュレーション「大航海時代IV with パワーアップキットHD version」(PC/Switch)。本作は,1999年に発売された「大航海時代IV PORTO ESTADO」を,シリーズ30周年記念でHD化したタイトルだ。本作のプロデューサーを務めるコーエーテクモゲームスの越後谷和広氏に,なぜ今「大航海時代IV」を復刻したのか,今後シリーズはどうなっていくのかなどを聞いてみた。 「大航海時代IV」は,シリーズを知ってもらうのに最適な内容 4Gamer:本日はよろしくお願いします。さっそくですが,「大航海時代」シリーズの30周年記念タイトル

リメイクでもリターンズでもない!「メタルマックス ゼノ リボーン」。 新生と原点回帰を目指す,開発のキーマン3人にインタビュー ライター:箭本進一 「メタルマックス」シリーズは,荒廃した近未来を舞台に,戦車に乗ったモンスターハンター達が賞金首を狩っていくというRPGだ。1作目が発売された1991年は,ファンタジーRPGが花盛りであったが,「竜退治はもう飽きた!」という刺激的なコピーを掲げてゲーム界に殴り込みをかけ,高い自由度と独特の世界観で多くのファンを獲得し,高い支持を得た。また,2作目からは犬(ポチ)が登場。以後のシリーズをイメージ付けるキャラクターとして活躍している。 その後,さまざまな事情により,開発会社やパブリッシャを変えながら続編を出してきた本シリーズだが,2018年には角川ゲームスより「メタルマックス ゼノ」(PS4 / PS Vita)が発売。グラフィックスをフル3Dとし,

「LEFT ALIVE」はローグライクのようなゲームを目指したサバイバルアクション。ディレクターの鍋島俊文氏にインタビュー 編集部:御月亜希 ライター:箭本進一 カメラマン:増田雄介 2019年2月28日(PC版は3月6日)にスクウェア・エニックスから発売される「LEFT ALIVE」(PC/PS4)は,戦場で生き抜く人間の姿を描くサバイバルアクションだ。 ロボットシミュレーション「フロントミッション」シリーズの流れを汲む作品のディレクターを,「アーマード・コア」シリーズで知られる鍋島俊文氏が務めるということで,発表時から話題を呼んだ。しかし,蓋を開けてみれば,実際は生身の人間がメインとなる“死にゲー”で,数少ないアイテムをやりくりしながら進んでいくシビアなタイトルだった。 もちろん,プレイレポートでお伝えしたとおり,本作には本作ならではの魅力がある。今回4Gamerでは,これがどういった

新生DHARMAPOINTは今度こそ立ち上がるのか? 「旧37の完全復活」を掲げるマウス「DPTM39」開発者インタビュー 編集部:佐々山薫郁 ライター:BRZRK 2019年1月25日発売予定となっているDHARMAPOINT(ダーマポイント)の光学センサー搭載ワイヤードマウス「ダーマタクティカルマウス DPTM39」(以下,DPTM39)は,さまざまな点で注目の製品だ。 DPTM39 高山 安氏(ソリッド 企画開発) 定評あるPixArt Imaging製の光学センサー「PMW3360」を搭載する点や,マウスパッドに対するセンサー出力自動調整機能を搭載するマウスとしてはかなり安価な5980円(税込)という価格を実現する点,ラバーコート仕様の「DPTM39RC」と,上面カバーをUVコート,側面をドライサンドコートとした「DPTM39DS」からなる2モデル展開となる点,そして何よりも,ブラ

PS4版発売記念「ファイヤープロレスリング ワールド」松本総監督×男色ディーノ対談。“究極”を目指す本作の,気になる点や今後の展開に迫る 編集部:Junpoco ライター:男色ディーノ カメラマン:増田雄介 8.9,PS4版「ファイヤープロレスリング ワールド」開幕―― 2017年3月に制作中であることが発表され,同年12月にPC版の正式サービスが始まった,ファイプロシリーズ最新作「ファイヤープロレスリング ワールド」(以下,「ファイプロ ワールド」)。2018年8月9日にPS4版が発売されたことで,ついに“テレビゲームとしてのファイプロ”が完全復活を果たした。 これをお祝いしないわけにはいかない。ということで4Gamerは,PS4版「ファイプロ ワールド」発売記念対談を行った。場所はDDTプロレスリングがプロデュースするプロレス&スポーツBar「ドロップキック」。この地で対戦……ではなく

高木 これはね、許可をもらったの。ドリフは単品で仕事をするってことがありえなかったんですよ。でも、『ドリフ大爆笑』がひと区切りついて、もう好きなことしていいよってなった。そこで何をやろうか考えて、「そうだ、昔やってたハワイアンがある」って。だから、ドリフのメンバーも僕がウクレレ弾くって知らなかったと思う。 ―― 1999年にNHKでウクレレ教室の番組が始まりました。 高木 よく探してくれたなと感謝してます。でも、おかしいんだよ、NHKなのに“雷様”で出てるんだから。 ―― 高木さんのミュージシャンとしてのルーツは、ウクレレなんですね。 高木 戦争が終わって2、3年経った頃、15歳の誕生日に兄貴がウクレレ買ってくれたんだよ。そしたら、そのころ千葉の柏にいたんだけど、増田進って人から「ハワイアンやろう」って誘われたの。それで初めて、ウクレレを弾いた。 ―― きっかけは偶然だったんですね。 高木

高木 ああいうの大好きなの。作った人に感謝してるんだよ。 ―― メンバーが揃うのを見るのは、ファンとしてもうれしい限りです。 高木 今の人の笑いのセンスもすごいと思うけど、僕らは全部、体を張ってやってきたからさ。どんな転び方したらいいのかって考えたりして。タライもそうだよね。まさか80歳を超えてタライを落とされるとは思わなかったけど(笑)。 ―― 今日は、ミュージシャン時代から『8時だョ!全員集合』まで、芸能活動全体のお話を伺いたいと思っています。まずは、ドリフターズとの出会いから教えてください。 高木 僕は途中から加入したメンバーで、ドリフとはジャズ喫茶で知り合いました。そのころのジャズ喫茶は、30分交代で2つのバンドが出るんですよ。僕らのバンドが出たとき、その相手がドリフだったことがあったんです。 僕はドリフに引き抜かれたんです ―― そのときのドリフには、いかりやさんや加藤さんは?

「開幕戦の川崎フロンターレ戦は0-3で敗れましたが、後半の内容は悪くなかった。第2節のグランパス戦も(相手に)パスをつながせなかったし、相手を間延びさせることができていた。ルヴァンカップのエスパルス戦も、相手が守備的な戦いを挑んできたこともあって、こちらがかなり押し込んでいた。ただただ、結果だけがついてこなかった。 これが、先ほど触れた”成功体験”という話につながっていて、ひとつ勝てば、選手たちは自信を取り戻すだろうと踏んでいた。実際、選手たちも最初は昨季の戦い方を思い起こそうとしながらプレーしていたと思うけど、勝つことで、そうした動きも自然と整理されていった。そして、若手がその成功したグループの中に、『自分も入りたい』と思うような流れを作ることができた」 ――チームがいい流れをつかんだ試合、ターニングポイントとなるゲームなどはありましたか。 「実は……セレッソ戦の試合後、不覚にも選手たち

有名デベロッパの自己資金による将来とIPを自社で所有する決断について共同設立者の神谷英樹氏と稲葉敦志氏が語る。 日本の著名なデベロッパであるプラチナゲームズは,タイトルを市場に出すために第三者に頼らないという新たな門出を迎える。 設立からの10年間,同社はさまざまなパブリッシャのために評判の高い一連のゲームを制作したが,これらのパートナーシップでは同社に事後のフォローアップのオプションはほとんどなかった。任天堂は「ベヨネッタ 3」の開発で同社をサポートしているが,「MADWORLD」や「VANQUISH」のようなタイトルの権利はセガに残っている。 2017年,同社は劇的な戦略転換を発表した(関連英文記事)。もはや1年に1タイトル制作することを目指すのではなく,完全に権利を所有するゲームを作ることに焦点を当てていくという。2018年1月までに,開発のヘッドである稲葉敦志氏はプラチナゲームズが

『ネットは基本、クソメディア』の著者である中川淳一郎氏と、人気ウェブライターのヨッピー氏がお届けする、「クソメディア」が乱立する地獄絵図のネット社会をバッサッバッサと斬りまくる好評企画も第三弾。 今回は、『健康を食い物にするメディアたち』を上梓したばかりのライター・朽木誠一郎氏をゲストに招き、ウェブメディアとウェブを主戦場とするライターの変移についてクロストーク。 「ギャラはどう変わった?」「社会的な立場は向上した?」「紙との違いは?」など、昨今のウェブライターを取り巻く状況とはどのようなものなのか!? ライター業界の未来を見据えながら3人が鋭く切り込んでいきます。 左から、中川淳一郎氏、ヨッピー氏、朽木誠一郎氏■関連記事 ・ヨッピー&中川淳一郎、ネットにクソメディアが氾濫する理由を語る「ちゃんと取材して記事を書いたら大赤字なんですよ」 ・WELQ問題の火付け役と騒動を振り返り、1年以上経

発売したのはデータイーストだが、そもそもの企画を立て、ゲームデザインとシナリオを担当したのは『週刊少年ジャンプ』のゲーム記事コーナー“ファミコン神拳”のナビゲーターであった、ミヤ王こと宮岡寛氏だ。 『ドラゴンクエスト』のいわゆるロト三部作にも参加していたことで知られる宮岡氏は、なぜ王道RPGの頂点にあった『ドラクエ』に背を向け、独自路線の『メタルマックス』を作るに至ったのか。 『ドラゴンクエスト』ファミコン版パッケージ (画像は編集部撮影) 第1作の『メタルマックス』が発売されたのは、いまから27年も前、1991年のことだ。 それがどのように世間に受け入れられたかは、すでに結果となって表れている。──正直、大ヒットしたとは言い難い。それでもなお『メタルマックス』は、熱烈なファンによって支持されている。 今年──2018年の4月には、待望の新作『メタルマックス ゼノ』がプレイステーション4/

ビデオゲームの語り部たち 第4部:石村繁一氏が語るナムコの歴史と創業者・中村雅哉氏の魅力 ライター:黒川文雄 バンダイナムコエンターテインメントの前身であるナムコは,故中村雅哉氏が1955年に中村製作所として立ち上げた会社だ。1977年に社名を変更してナムコとなったのだが,その独特の名前は,中村製作所の英語表記である Nakamura Manufacturing Companyからとったものだ。 来るべきデジタル時代を予見させる心地良い響き,日本がエンタテインメントというコンセプトと技術を持って世界に打って出ようという心意気を感じる。 中村氏は2017年1月22日に逝去した。写真は同年2月に行われたお別れの会で撮影したもの 写真提供:@michsuzu しかし中村氏は最初から大きな成功を収めたわけではない。中古で購入した2台の電動木馬を塗装し直して百貨店の屋上に設置し,1回5円で楽しんでも

平成26年8月、朝日新聞は過去の慰安婦報道を検証し「吉田清治証言」を取り消した。だが謝罪がないことが批判を呼び、また翌月には元福島第一原発所長・吉田昌郎氏の「吉田調書」についても誤報が判明。責任を取って社長を辞した木村伊量氏(64)が当時を振り返って綴る。 ◆ ◆ ◆ 木村伊量氏(朝日新聞前社長) 朝日新聞社の社長を平成26年末に辞して以来、わたしは沈黙を守ってきました。未曾有の混乱を招いた最終責任を取って社を去った者が、何を語ろうと弁解がましくなるのがおちで、胸の奥にすべて封印しようと考えたからです。一方で、当時の経緯やトップとしての判断を、できるだけ正確に書き残すことは、やや大げさなもの言いをするなら、歴史に対する責任ではないか、という思いが去来してもおりました。社を退いて3年。それなりの時間が経過したこともあり、今回、編集部の求めに応じたしだいです。 慰安婦報道をめぐる経緯はおおむね

「とある魔術の電脳戦機(バーチャロン)」発売直前インタビュー。亙 重郎氏が語る「バーチャロンの新ビジョン」と「ロボゲー論」 ライター:箭本進一 1995年に生まれた「電脳戦機バーチャロン」シリーズは,人型ロボット兵器「バーチャロイド」がハイスピードの攻防を繰り広げる対戦アクションゲームだ。人間同士の戦いにフォーカスした奥深い戦略性,細部まで練り込まれた世界設定,そしてカトキハジメ氏によるスタイリッシュなバーチャロイドのデザインなどがゲーマーの支持を集め,今もなお多数のファンに愛されている。 そんなバーチャロンシリーズの15年ぶりとなる新作は,鎌池和馬氏の小説「とある魔術の禁書目録」(電撃文庫)とコラボした「電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録 とある魔術の電脳戦機」(PlayStation 4 / PlayStation Vita)だった。2018年2月15日の発売を前に,バーチャロ

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