究極のゲーマー特化型CPUAMD Ryzen 9 7950X3DText by 米田 聡 3月3日に,AMDのデスクトップPC向けCPU「Ryzen 7000 Series Processors withAMD 3D V-CacheTechnology」(以下,Ryzen 7000X3D)のうち,Ryzen 9シリーズに属する2製品が国内発売となる。AMD独自のキャッシュメモリ技術「AMD 3D V-CacheTechnology」(以下,3D V-Cache)を採用するCPUとしては,2022年4月に登場した「Ryzen 7 5800X3D」に続くもので,卓越したゲーム性能をアピールしているのが,ゲーマーにとって見逃せないところだ。 Ryzen 9 7950X3D メーカー:AMD 税込メーカー想定売価:11万1800円前後(※2023年2月27日現在) 今回は,最上位モデルと
![[レビュー]大容量キャッシュ搭載CPU「Ryzen 9 7950X3D」は,究極のゲーマー特化型CPUだった!](/image.pl?url=https%3a%2f%2fcdn-ak-scissors.b.st-hatena.com%2fimage%2fsquare%2f76cfd2dcdf1aa91f25d4fbbbf29874fa9605b6c0%2fheight%3d288%3bversion%3d1%3bwidth%3d512%2fhttps%253A%252F%252Fwww.4gamer.net%252Fgames%252F612%252FG061273%252F20230221040%252FSS%252F002.jpg&f=jpg&w=240)
「Comet Lake-S」に向けた刺客のゲーム性能は,ゲーマーの期待に応えられるか Ryzen 9 3900XT Ryzen 7 3800XT Ryzen 5 3600XTText by 米田 聡 既報のとおり,AMDは,デスクトップPC向け第3世代Ryzenプロセッサの新製品「Ryzen 3000XT」シリーズ計3製品を7月23日に国内で発売する。ラインナップとメーカー想定売価は以下のとおりだ。 Ryzen 9 3900XT(以下,R9 3900XT):5万9800円(税込6万5780円) Ryzen 7 3800XT(以下,R7 3800XT):4万6800円(税込5万1480円) Ryzen 5 3600XT(以下,R5 3600XT):2万9200円(税込3万2120円) 左からR5 3600XT,R9 3900XT,R7 3800XT いずれも,既存製品のモデルナンバー末尾に

Comet Lake-Sのゲーム性能はRyzen 3000を超えたのか? Core i9-10900K Core i7-10700 Core i5-10600KText by 米田 聡 2020年5月20日,Intelが「世界最強のゲーム用CPU」と謳うデスクトップPC向けの第10世代Coreプロセッサ(開発コードネーム:Comet Lake-S)が発売となった。上位モデルであるCore i9シリーズでは,Intel製のデスクトップPC向けCPUとしては初めて,10コア20スレッドに対応。それに加えて,CPUの発熱状況に応じて最大クロックを引き上げる機能「Thermal Velocity Boost」の実装により,最大クロックも5.3GHzに達するという強烈な仕様が特徴だ(関連記事)。 Core i9-10900K メーカー:Intel 実勢価格:7万2000円前後(税込,※2020年5

オーバー16コアCPU頂上決戦。ゲームが速いのはどれだ? Core i9-10980XE Ryzen Threadripper 3970X Ryzen Threadripper 3960XText by 米田 聡 2019年11月30日,IntelとAMDから,High-End Desktop(HEDT)向けCPUの新製品が発売となった。Intelから登場したのは,LGA2066プラットフォームに対応するCore Xシリーズの「Core i9-10980XE Extreme Edition」(以下,i9-10980XE)。AMDからは,Zen 2マイクロアーキテクチャを採用する「Ryzen Threadripper 3970X」以下,TH 3970X)と「Ryzen Threadripper 3960X」(以下,TH 3960X)の2製品である。 Core i9-10980XE(左) メ

AMD「Ryzen 9 3950X」レビュー。11月30日発売の16コアCPUは,抜群のマルチスレッド性能を有しながらゲームにも適する ライター:米田 聡AMD製CPUである「Ryzen Desktop 3000」(以下,Ryzen 3000)シリーズの最上位モデル「Ryzen 9 3950X」(以下,R9 3950X)が,11月30日に国内発売となる。メーカー想定売価は8万9800円(税込9万8780円)前後だ。 サーバー向けやHEDT(High-End Desktop)向け以外では,史上初となる16コア32スレッド対応のCPUであり,R9 3950Xは高いマルチスレッド性能を有するだけでなく,ゲーム性能も優れるとAMDはアピールしている。 そんなR9 3950Xが気になっているゲーマーは多いだろう。定番のベンチマークテストを通じて,R9 3950Xのゲーム性能を中心にチェックしてみよ

「Ryzen 9 3900X」「Ryzen 7 3700X」レビュー。期待のZen 2は競合に迫るゲーム性能を有し,マルチコア性能では圧倒する ライター:米田 聡 2019年7月7日19:00,多くのゲーマーが注目しているであろうAMDの新型CPUである第3世代Ryzenこと,「Ryzen Desktop 3000」(以下,Ryzen 3000)シリーズが発売となった。 2018年に登場した現行の第2世代Ryzenは,第1世代の「Zen」アーキテクチャを最適化したうえで,自動クロックアップ機能「Precision Boost」に大幅な改良を加えた「Precision Boost 2」を導入する「Zen+」アーキテクチャとして,性能の向上を図った製品だった。 それに対して今回登場した第3世代Ryzenは,アーキテクチャに大きな改良を加えた「Zen2」アーキテクチャを採用する製品だ。Ryzen

西川善司の3DGE:CPUは安泰で期待大と確信が持てたAMDのCES 2019基調講演。GPUは? ライター:西川善司AMDがラスベガスのセンターステージに戻ってきた。 CES 2019の会期2日めとなる北米時間1月9日,2002年のComdex以来となる「ラスベガスにおけるAMDの基調講演」があったのだ。2002年は当時のHector Ruiz(ヘクター・ルイズ)CEOが登壇したが,今年のプレゼンターはもちろん,社長兼CEOのLisa Su(リサ・スー)博士である。 いまや「AMDの顔」がすっかり板に付いたSu氏。袖を切り落とした黒い革ジャン姿は,競合する“あの人”へのメッセージなのか? Su氏は基調講演で,大小さまざまなトピックを語ったのだが,とくに重要なものを挙げると,以下の7つになるかと思う。 第2世代Ryzen Mobile APUを2019年第1四半期にリリース すべてのRa

sponsored 「TOKYO Gaming-PC STREET 5」より、インバースネットのステージをレポート パーツ交換作業も無料。新たなPCブランド「FREX∀R」の手厚すぎる保証&サポートとは? sponsored 「TOKYO Gaming-PC STREET 5」より、ツクモのステージをレポート 「粋」と「機能美」にこだわる。TSUKUMOがもっと好きになるデザイン哲学 sponsored 「TOKYO Gaming-PC STREET 5」より、パソコンショップSEVENのブース展示/ステージをレポート パソコンショップSEVEN、こだわりのPCを“安く”売る姿勢に社長の愛を感じた! sponsored 「TOKYO Gaming-PC STREET 5」より、サイコムのブース展示/ステージをレポート これがサイコムの真価! “ベールを脱いだ”2つのPCが来場

西川善司の3DGE:驚異の64コア128スレッド対応。AMDの次世代モンスターCPU「Rome」はどんな構造になっているのか ライター:西川善司 北米時間2018年11月6日,TSMCの7nmプロセス技術を用いて製造される世界初のx86CPU「Rome」(ローマ,開発コードネーム)とGPU「Vega 7nm」(ヴェガ7nm,同)をAMDが予告した(関連記事)。 Dr. Lisa Su(President andCEO,AMD) 予告に合わせてAMDは,集まった報道関係者を対象として現時点での技術説明会も実施しているのだが,本稿ではその中から,CPUパートの概要を紹介してみたい。要するに,CPUマイクロアーキテクチャ「Zen 2」と,Zen 2ベースのサーバーおよびデータセンター向けCPUとして最大64コア128スレッド対応を実現するRomeについて,ということだが,まず,7日掲載の記

デスクトップPC向け初の8コア16スレッド対応CPUは何もかも強烈だった Core i9-9900KText by 米田 聡 開発コードネーム「Coffee Lake-S Refresh」と呼ばれてきたCPUを第9世代CoreプロセッサとしてIntelが発表したのは北米時間2018年10月8日のことだが,そのレビューと販売が日本時間10月19日付けで解禁となった。 第9世代Coreプロセッサ HEDT(High-End DeskTop)市場向けのCore Xプロセッサを除くと史上初めて8コア16スレッドに対応するIntel製デスクトップPC向けCPUだけに,第9世代Coreプロセッサの実力が気になる読者は多いと思う。 4Gamerは発表時点のラインナップ最上位モデルで,まさに8コア16スレッド対応の「Core i9-9900K」,その性能評価用エンジニアリングサンプルを独自に入手すること

Intel,8コア16スレッド対応の「Core i9-9900K」など第9世代Coreプロセッサ3製品を発表 編集部:佐々山薫郁 編集部:小西利明 北米時間2018年10月8日,Intelは米国・ニューヨーク市で「Fall Desktop Launch Event」を開催し,開発コードネーム「Coffee Lake-S Refresh」として知られてきたデスクトップPC向け新CPUとなる第9世代Coreプロセッサを発表した。 発売日は北米時間10月19日で,ラインナップは以下のとおりだ。 Core i9-9900K:8C16T,定格3.6GHz,最大5.0GHz,共有L3キャッシュ容量16MB,1000個ロット時単価488ドル(約5万5100円) Core i7-9700K:8C8T,定格3.6GHz,最大4.9GHz,共有L3キャッシュ容量12MB,1000個ロット時単価374ドル(約4

登場から約8か月でRaven Ridge「Ryzen 2000G」のゲーム性能は上がったか。歴代ドライバで性能を比較してみた ライター:米田 聡 Ryzen 5 2400G 2018年2月に発売となったデスクトップPC向けAPU「Ryzen Desktop Processors with Radeon Vega Graphics」(以下,Ryzen 2000G)は,第1世代Zenマイクロアーキテクチャ世代のコアに自動クロックアップ機能「Precision Boost 2」を組み合わせたCPUと,Radeon Vega世代のGPUを統合したプロセッサだ。最上位モデルである「Ryzen 5 2400G」がデビューしたとき,4Gamerとしては「高速なメモリモジュールを組み合わせれば,軽めの3Dゲームなら十分プレイできるレベル」と評価している。 関連記事 「Ryzen 5 2400G」「Ryze

COMPUTEX TAIPEI 2018を経て、ますます混沌としてきたIntelのCPUロードマップ。なんとか14nmを立ち上げ、Skylake、Kaby Lake、Coffee Lakeと登場し、次はいよいよIce Lakeを待つばかりだったわけだが、今度は10nmプロセスの立ち上げに苦しみ、スケジュールに遅れが生じている。その結果、当初は予定してなかったLake(湖)が、中継ぎとして氷河湖のごとく次々に生まれている。 多すぎる湖でおぼれそう IntelCPUでは、Sandy Bridge/Ivy Bridge、Haswell/Broadwellといったようにコードネームの末尾がアーキテクチャと結びついた時期があったが「Lake」ではそうなっていない。 Kaby Lake/Kaby Lake Refresh/Coffee Lake/Cannon Lakeは、Skylake系のマイクロア

リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く