ある日突然、身に覚えのない容疑をかけられ、そのまま自由を奪われたら――。そんな悪夢が現実になった大阪府警北堺署と大阪地検堺支部の誤認逮捕・起訴。15日の大阪地裁判決は、ずさんな捜査で無実の人を苦しめた捜査当局の姿勢を厳しく批判した。どうすれば冤罪(えんざい)は防げるのか。捜査現場の模索が続く。 「私の人生は、誤認逮捕で大きく変えられてしまいました。今日の判決が、心身ともに健康で幸せだった頃の人生を取り戻すきっかけになればと思います」 判決後、原告代理人の赤堀順一郎弁護士(大阪弁護士会)が記者会見し、誤認逮捕された男性会社員(44)の談話を読み上げた。 捜査段階から容疑を否認してきた男性。判決では、大阪府警の取調官が男性に何度も自白を迫った際の文言が明らかにされた。 「その汚れた手で子どもの頭をなでてあげられますか」「反省する気持ちはないのか。お前が犯人である証拠はそろっている」「いくらでも

女性に乱暴したとして2年余りの服役を強いられ、その後、無実が明らかになった富山県の男性の支援者が、当時、捜査を担当した警察官4人について、「うその書類を作って男性を犯人にした」として、虚偽公文書作成などの疑いで検察庁に告発しました。 告発をしたのは、12年前に女性が乱暴された事件で誤って逮捕、起訴され、2年余りの服役を強いられたあと真犯人が分かり、無実が明らかになった富山県の柳原浩さん(47)の支援者らです。 支援者らは26日、富山地方検察庁を訪れて、告発状を提出しました。 告発状などによりますと、当時、捜査を担当した富山県警察本部の捜査一課や氷見警察署の警察官、合わせて4人は、事件現場に残されていた足跡から特定された靴と同じ種類とみられる靴が、柳原さんの車から見つかったとするうその捜査報告書を作ったほか、柳原さんをどなりつけて、うその内容を供述調書にしたなどとして、虚偽公文書作成などの疑
烏賀陽 弘道 @hirougaya 警察ってこういう適当な「決まり」「規則」を言って携帯電話を取り上げたり弁護士と連絡が取れないようにします。それで勾留起訴できれば手柄になるからです>女性器3Dデータ事件 「ろくでなし子」が警察の“ウソ”を激白 dot.asahi.com/wa/20140730000… #dot.asahi 2014-08-01 01:52:07 烏賀陽 弘道 @hirougaya 任意の調書作成ですら、警察の取り調べ室に入ると「決まりだから」「規則だから」と携帯電話を取り上げようとします。録音・録画されるのを怖がっているのです。国民は国会が可決した「法律」以外では自由を拘束されません。「決まり」「規則」と言い出したら「法律名と条文を教えて」と言ってください 2014-08-01 02:12:51 烏賀陽 弘道 @hirougaya 私は警察署で携帯電話を渡したことはあ

長崎市に住む長崎県立高校3年の男子生徒(当時17歳)が昨年8月、自殺したのは「自白を強要するなど県警の違法な取り調べを苦にしたものだ」として母親が16日、県を相手に約4300万円を求める国家賠償請求訴訟を長崎地裁に起こした。 弁護団によると、生徒は昨年8月13日、同県諫早市内で自転車の鍵を拾い、鍵が合う自転車も見つけた。自転車に自分と同じ高校のステッカーが貼られていたため生徒は2日後、高校に届けようとする途中で諫早署員に職務質問を受けた。自転車は同年4月に同市内で盗まれていたことから、19日に約4時間、同署で事情を聴かれ、26日に島原市内の山中で自殺しているのが発見された。 携帯電話に遺書が残され、署員から「(自転車を)とったんでしょ」と自白を強要され「頭、大丈夫?」などの侮辱を受けたと記していた。また「本当のことを話さないと友達に迷惑がかかる」などと脅されたといい「友人には迷惑をかけ
大阪府泉大津市のコンビニで現金1万円を盗んだとして窃盗罪に問われ、8日の大阪地裁岸和田支部判決で無罪を言い渡された男性(23)は逮捕から10カ月も勾留された。判決後、「警察と検察は一度でいいから謝ってほしい」と訴えた。弁護人は無罪の決め手となった証拠を当初提出しなかった検察側の対応を「証拠隠しだ」と批判した。 男性は2012年8月7日に府警に逮捕されたが、すぐに否認。弁護人と相談して数日後から黙秘した。男性によると、取り調べ担当の警察官に取り調べ状況の録音・録画を求めると、「お前にそんな権利あるか」と拒まれたという。 ようやく保釈されたのは13年6月。男性は判決後の会見で「孤独で苦しかった。家族と友人がいたから頑張れた」と長かった勾留生活を振り返った。
他人の犯罪事実を捜査機関に明らかにすると、その見返りに自分への求刑が軽くなる。そんな「司法取引」が、日本でも導入される見通しになった。23日にあった刑事司法改革の議論で方向性が示された。組織犯罪や共犯者がいる事件の解明に役立つ一方、うその証言によって、他人を冤罪(えんざい)に陥れたり、共犯者に罪をかぶせたりするなどの危険性も指摘されている。 新しい捜査手法を話し合っている法制審議会(法相の諮問機関)の「新時代の刑事司法制度特別部会」で議論された。 事務局の法務省が示した「試案」は、容疑者や被告が他人の犯罪事実を明らかにした場合、検察が起訴を見送ったり、求刑を軽くしたりできる、というもの。薬物などの組織犯罪や企業犯罪、汚職などでの適用を想定している。末端の犯人から主犯者の情報を聞き出す場合に有効とされ、欧米でも広く利用されている。
「殺人の冤罪で18年ほど刑務所にいたけど、何か聞きたいことある?」想像を絶する海外掲示板のやりとり 冤罪はあってはならないことですが、人間が人間を裁いている限り避けられないのも現実です。 無実の罪でありながら、ニューヨークで起きた殺人の罪で刑務所に18年間服役した男性が、海外掲示板で質問を受け付けていました。本人からの投稿文は以下のもの。 「1995年に、他の5人と一緒に殺人罪で逮捕された。全員有罪となり、25年〜無期懲役の判決を受けた。全員が最初から無実を主張していたが、僕は1度もあきらめなかった。刑務所の中で自分で調査し、すでに服役をしていた真犯人を見つけることができ、冤罪を証明することができた。 ようやく2年前に、18年の服役をした僕たち6人は釈放された。テレビでも自分のことについてNBCが放送している。 (SNEAK PEEK: 'A Bronx Tale' - NBC News

昨日の『朝日新聞』朝刊「ザ・コラム」欄で、かつて志布志事件を取材し記事にしていた大久保真紀編集委員が当時を振り返っているのだが、これがなかなか衝撃的な内容。無罪判決が出る前の06年11月に、鹿児島県版で冤罪の可能性を指摘する連載をした直後のこと。取材に協力してくれた捜査関係者から電話があり、「素行に気をつけて下さい。尾行がついています。微罪でも引っ張られます」と警告された、と。意趣返しのために微罪逮捕も辞さないつもりだったというのだ。 この事件では現在、元被告人らが国と県に損害賠償を求める訴訟が進行中。コラムでは国や県が「捜査は適正に行われた」と主張していることが「まるで無罪判決などなかったかのように」と批判されている。今年の3月には、元被告の支援者が申し立てた審査請求が県公安委員会に棄却されている。これは支援者が事件の捜査資料の開示を請求したところ、県警が大半を黒塗りで開示した(というこ

48年もの間、死と隣り合わせで生きる恐怖とはいかばかりか。矛盾だらけのシナリオを成立させるために結託したエリートたちには、到底わかるまい。人の命はそんなに軽いものではない。 「捏造された疑いがある」当たり前のことが、当たり前に論じられない。それが有罪率99%を誇る日本の司法の実態らしい。 3月27日に再審開始が決まった元死刑囚・袴田巌さん(78歳)のケースはその典型だ。大々的に報道されているので詳細は省くが、事件が発生したのは1966年6月。犯人は静岡県清水市内に住む味噌製造会社の専務宅で夫妻と次女、長男をメッタ刺しにしたうえ、放火して逃走。8月、静岡県警清水警察署(当時)は味噌製造会社の従業員だった袴田さんを逮捕した。 「袴田さんは無実を主張し続けましたが、9月上旬に突然、自供。その背景には一日平均12時間、最長17時間にもおよぶ過酷な取り調べがありました。後に弁護団が入手した県警の捜査

袴田さん釈放、逮捕から48年ぶり 最長収監死刑囚としてギネス記録に認定 0 :痛いニュース 2014年3月7日 18:30 ID:dqnplus 昭和41年に静岡県で一家4人が殺害されたいわゆる「袴田事件」で死刑が確定し、 27日再審=裁判のやり直しと釈放が認められた袴田巌元被告について、 検察は、裁判所の決定に基づいて釈放の手続きを始めました。 袴田元被告は逮捕から48年たって釈放されることになりました。 (抜粋)NHKニュース http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140327/j63782710000.html 袴田死刑囚が1審で死刑判決を受けたのは1968年9月。「死刑囚として世界で最も長く収監された」 とギネス記録に認定されるなど、長期間の拘束が問題となっている。 (抜粋) 毎日新聞 http://mainichi.jp/select/news/2

http://bylines.news.yahoo.co.jp/yanaihitofumi/20140215-00032554/ メモ. 予想通り過ぎる. 勾留が丸1年に及んでいる片山氏が「保釈を認めてほしい」と切実に訴えたことを取り上げたメディアも多かった。なぜか今頃になって「口下手だが、母親思いで、動物好きの優しい男。犯罪に関与したとは思えない」という知人の談話を伝えたメディアもある。(*1) とはいえ、逮捕時に各紙が号外を出し、第一報で1面を含め3頁にわたって展開し、連日多くの紙面を割いて報道されていた頃と比べると、どうしても物足りなさを感じる。(*3) 半年以上に及んだ公判前整理手続の間に、新たな事実が次々と明らかになったのに、主要メディアは一様に沈黙していた。 (1) 法廷で再生された防犯カメラ映像 第一に、江の島の防犯カメラ映像が法廷で傍聴人にも見える形で約30分再生されたが、

大阪地裁岸和田支部の無罪判決が確定した暴行事件の元被告らが通院し、犯行現場とされた病院。元被告の男性は事件をでっち上げられ嵌められた。勾留は1年2カ月に及び、その間に失った代償はあまりにも大きかった=大阪府岸和田市内 きっかけは自転車の“拝借”。暴行事件をでっち上げられた末に1年2カ月の勾留。そして、「無罪」で取り戻したはずの日常からは「家」が消えていた。現実に起きたこととは思えない、こんな事態に巻き込まれた人がいる。顔見知りの男性を殴るなどしたとして暴行罪に問われ、2月3日、大阪地裁岸和田支部の無罪判決が確定した岩本晋太郎さん(63)=仮名=だ。奇妙な展開を経て事件の「真相」は明らかにされたが、公判を終えた岩本さんが向かうことになったのは、生活保護の申請窓口だった。窃盗「チクり」で逆恨み? 平成24年8月、大阪府岸和田市内のある病院。始まりは、通院患者だった岩本さんが、歩いて10分ほどの

1: ニールキック(埼玉県) 2014/02/12(水) 20:28:37.10 ID:m9PIpdt8P BE:519271823-PLT(12025) ポイント特典 12日午後も続いたパソコン(PC)遠隔操作ウイルス事件の初公判で、被告本人による異例の冒頭陳述を行った片山祐輔被告(31)。「どうか保釈を認めてください。私はもう疲れが限界です」と、声を詰まらせながら訴えた。 関連:PC遠隔操作事件。検察が提出する「重要証拠」がどうしようもないと話題wwww片山被告は「毎朝、目が覚めるたびになぜここにいるんだろうという違和感に襲われる。拘束された生活に慣れることはない」と説明した。拘置所の医療面のケアが不十分などと訴え、「人生の浪費が耐えられない」と心境を明かした。 裁判官に保釈を求め、「認めていただけると信じています。(逮捕から)1年という節目にお願いします」と話した。 一方で、手ぶりを

レビュアー:栗下 直也 裁判官たちは何を考えて裁いているのか。我々素人は「法と証拠」と答えるかもしれない。だが、冤罪は後を絶たないし、冤罪の疑いが強まっても耳を傾けない司法の姿が浮かぶ。著者は裁判官の頭には裁判の公正や司法の正義の概念はないと説く。司法権力という見えない組織にがんじがらめにされ、根拠を深く考えずに自動機械的に事案を処理する「司法囚人」の姿こそが裁判官の実像だと本書全体を通じて指摘する。 手厳しい意見だが、著者自身の悔恨もそこには含まれる。元裁判官だからだ。刑事裁判官として配属された2年間のうち、勾留を却下したのは1件だけだったと振り返る。その1件とは、駐車違反のおとり捜査に伴う公務執行妨害。著者は「検察官がこちらが阿呆かどうか探りを入れてきたケースだった」と背景を語る。 これをスルーしてしまうと、その後は、すべて検察官のやりたい放題になる。ボンクラ裁判官かどうか、試している

※追記(2014年1月25日12:55) 続き、書きました。 http://anond.hatelabo.jp/20140125125450 『配偶者からの暴力の被害者の保護に関する証明書』という、長ったらしい名称の証明書がある。 この証明書があれば、 ・一方の配偶者の了解なしに健康保険の脱退や加入が自由自在にできる ・国民年金の特例免除が受けられる ・一方の配偶者に知られず住民票を移動できる など、DV加害者から身を隠したい被害者にとって欠かすことのできない手続きが可能になる。 しかしこの『証明書』、DV冤罪加害者にとってきわめて使いやすいシステムにもなっている。 これを作成するのは裁判所でも警察署でもなく、婦人相談所。 婦人相談所は、DV被害者(と自称する者)が相談に来たら、いともたやすく『証明書』を発行する。 さすがに電話相談だけではダメという決まりになっているが、逆に言えば、足を運

事件に使われたヒ素の再鑑定によって、既に死刑が確定している和歌山カレー事件に冤罪の疑いが出てきていることは、4月にこの番組で報道した(マル激トーク・オン・ディマンド 第628回・2013年04月27日「やはり和歌山カレー事件は冤罪だったのか」)ところだが、このほどなぜそのような問題が起きてしまったのかがより鮮明になってきたので、改めて報告したい。 夏祭りの炊き出しで出されたカレーに猛毒のヒ素が混入し、4人の死者と63人の負傷者を出した「和歌山カレー事件」は、林眞須美被告が否認・黙秘を続ける中、2009年4月に最高裁で死刑が確定している。4月の番組では、その裁判で林氏の犯行と断定される上での決定的な証拠となっていた「亜ヒ酸の鑑定」において、新たな事実が明らかになったことを、林氏の弁護人である安田好弘弁護士をスタジオに招いて、お伝えした。 その内容はこんなものだった。この事件では犯行に使われた

検察が、片山祐輔氏の犯人性についての主張を明らかにするとしていた7月10日午後5時過ぎ、主張を書いた書面が提出され、弁護人に請求証拠が開示された。それを受けて記者会見した弁護人は、「片山さんと犯行を直接結びつける物的証拠は全くなかった」と強調した。これまで、片山氏が猫に首輪をつける場面のビデオ映像があるとか、片山氏が以前使っていたスマートフォンから犯人が送りつけたのと同じ猫の写真が復元されたなど、決め手となる物証があるという報道が何度もなされてきたが、開示された証拠の中には、そうしたものはなかった、という。 会見する佐藤博史弁護士ただ、検察側は、片山氏が犯人とみて矛盾しない、あるいは片山氏が疑わしく思えるような間接証拠をいくつも出している模様だ。そうした証拠を積み重ねることで、有罪の心証を形成しようという作戦なのだろう。 江ノ島の猫に首輪は誰が…たとえば、江ノ島については、1月3日午後2:
痴漢:起訴の男性、罰金40万円判決 被告側、控訴方針 /東京 毎日新聞 2013年05月09日 地方版 2011年12月、三鷹市内を走行中の路線バス車内で女子高生に痴漢行為をした として、都迷惑防止条例違反に問われた同市立中教諭の津山正義被告(29)に対し、地裁立川支部(倉沢千巌(ちいわ)裁判官)は8日、罰金40万円(求刑・同)の有罪 判決を言い渡した。津山被告は控訴する方針。 ※下記リンクより、一部抜粋。続きはソースで http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20130509ddlk13040218000c.html IKEZOE_Noriaki @o****** 5月8日 男性は右手でケータイを操作してメールを受信・作成・送信し、左手はつり革を握っており、痴漢行為ができる状態ではなかった。その様子はバス車載カメラの映像に記録されており、弁護
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