小ネタです、JavaScriptで本日の日付をYYYY-MM-DD形式で得るコードは案外面倒です。本日2023年4月17日なら2023-04-17 という文字列を得るコードはRubyならTime.now.strftime("%Y-%m-%d")、Pythonならdatetime.today().strftime("%Y-%m-%d")(importは省略しました)と簡単に書けますが、JavaScriptでは案外面倒なのです。 追記: いくつかの間違いのご指摘がありましたので修正しました(2023-04-19)。 DeepAIが生成した画像です いっけん正しいようで間違ったコード new Date().toISOString().slice(0,10) new Date()で本日の日時を取得します toISOString()メソッドは日時データをISO形式の文字列に変換します、例えば 2

まず、新しいアイデアが提案されると、ステージ0の「Strawman」と呼ばれる段階に入ります。ステージ0のアイデアが価値のある提案として見なされ、大まかな形で問題点や解決策を説明できるようになると、ステージ1の「Proposal」と呼ばれる段階に進みます。そして、提案がある程度まとまって仕様の草案として認められると、ステージ2の「Draft」と呼ばれる段階に上がります。さらに細かいところまで練り上げられて、仕様がほぼ完成した状態になると、ステージ3の「Candidate」の段階になります。最後に、2つ以上のブラウザがその機能を実装していて、ECMAScript の編集者に承認されると、ステージ4の「Finished」と呼ばれる段階になります。 ステージ4に上がった提案は、毎年 6 月のタイミングで ECMAScript の新しいバージョンとしてリリースされます。リリースする際は、ECMAS

Svelte is aUI framework that uses a compiler to let you write breathtakingly concise components that do minimal work in the browser, using languages you already know —HTML,CSS andJavaScript.It’s a love letter to web development. But don’t take our word forit. Developers consistently rankSvelte as the framework they’re most excited about using.
先日、次のような Tweet を見かけました TIL I discovered that TensorFlow.js uses an interesting trick to sniff yourCPU architecture inWebAssembly. pic.twitter.com/LVyywIM48I — Robert Knight (@robknight_) January 4,2023 面白かったので、なぜこうなるのかの解説と、ついでにこのテクニックを使った JIT 検知方法などについて紹介します。JavaScript における低レイヤーの扱いJavaScript においては、挙動が比較的しっかりと仕様に定められているために、環境による振る舞いの違いはあまり発生しません。しかし、低レイヤーに降りるほど振る舞いは実装依存になり、環境差が発生する余地が出てきます。 一番
ES2022とは ES2022の新機能 トップレベル await クラスフィールド宣言 プライベートフィールド・プライベートメソッド スタティックフィールド・スタティックメソッド static イニシャライズブロック プライベートフィールドに対する in 演算子 正規表現の d フラグによる開始・終了インデックスError.cause によるエラーチェイン at(-n)で最後からN番目の要素を取得 hasOwn() によるプロパティ保持チェック リンク ES2022とはJavaScript(ECMAScript) の2022年版(第13版)です。ES2022 として2022年6月22日に正式承認されました。ES2021 に対して幾つかの新機能が追加されていますが、準備も整っており、すべての機能がChrome, Firefox, Safari, Node.js などで利用可能です。 E
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? こんにちは。ぬこすけです。 最近(2022/10/26)に、マーケティングツールを開発する Repro が、タグを入れるだけでウェブサイトの表示速度を高速化させるツール「 Repro Booster 」をリリースしました。 ニュース Repro 公式サイト PRTIMESより引用 表示速度アップの仕組みは簡単にいうと、ユーザーのクリックを予測して次のページのデータを先読み & 端末にキャッシュして次のページの読み込み速度を上げるようです。 たまたまSNS でこのニュースを見かけた時、「 ほげえええ 」と衝撃が走りました。 表示速度アッ

@1000ch (id:hc0001) です。掲題の通り、少し前にドクターズプライムの Frontendプロジェクトで使うlint ツールとして ESLint ではなく XO を使っていく方針に切り替えました。最近その振り返りを行ったので、その備忘録として文字に起こします。github.com 経緯と課題 これまではCreateReact App に付属する ESLint に加えてルールを少しカスタマイズして、それをいくつかのプロジェクトで使っていました。これにはいくつかの課題が存在していました。 ESLint およびその周辺プラグインの依存関係を含めたバージョンアップをケアし続ける必要があるrenovate や dependabot などを用いて(半)自動化できるものの、依存の数や大きさに応じて依然としてコストが高い ESLint のルールを中長期的にメンテナンスする必要があ

JavaScriptの仕様はECMAScriptで、ECMAScript 2015(ES2015)、ECMAScript 2016(ES2016)...というように毎年進化を続けています。 これまでの仕様はES2021でした。本日6月22日、ES2022は正式仕様として承認され、ES2022が最新仕様となりました。 22.06.2022 Ecma International approves new standards - Ecma International ブラウザ対応も完了しており、全モダンブラウザ(GoogleChrome・Firefox・Safari・Microsoft Edge)でES2022の全機能が使えます。本記事では、ES2022すべての新機能を紹介します。「何が使えるようになったのか?」「どうしてそれが必要だったのか?」が、できるだけわかりやすいように解説しました

Dataflow Proposals とは 以下の5つのプロポーザルをまとめてDataflow Proposals と呼んでいる。 Stage 2: Pipe operator Stage 1: Call-this operator Stage 1: Partial application(PFA) Stage 1: Extensions Stage 0: Function.pipe and flow 例えば Pipe operator, Call-this operator, Partial application を組み合わせると、以下のように書けるようになる。(提案段階なので変わる可能性アリ) import { getAuth, getIdToken } from "firebase/auth"; function isPublic(article) { return articl

今日はエープリルフールなので、JavaScriptに関する、にわかに信じがたい話(実話)をしたいと思います。実用的な話ではないので、息抜きがてらお読みいただき、「嘘だろ!?」とツッコミながらJavaScriptへの関心を少しでも深めていただければと思います。 思いつきでゆるめにとりとめもなく書いたため、内容がざっくりしているところがあります。詳しい方はコメントなどで補足いただけると助かります🙇🏻♂️ できるだけ十分に調査したつもりですが誤りなどあればご指摘いただければ幸いです。JavaScriptは10日で作られましたJavaScriptは最も利用される言語のひとつで、JetBrainsの統計によれば70%近くの開発者が使ったことがあるほど、広く普及している言語です。 ここまで普及したとなると、JavaScriptはどれほど練りに練って、じっくり作り込まれた言語だったのでしょうか

JavaScriptの進化で変わる身近なコーディング習慣 uhyo ( https://twitter.com/uhyo_ )JavaScriptは歴史が結構長い言語であり、さまざまなベストプラクティスがあります。一方で、JavaScriptは進化を続けており、それに伴ってこれまでに蓄積したベ…

(社内用ドキュメントの公開版) テストのポリシー 前提として、ユニットテストを導入するコストを、限界まで低くすることを目指す。テストが根付いていない言語環境や文化では、放っておくとテストが書かれないまま実装が進行し、結果としてテスト不可能な巨大な雪だるまが完成する。こうなるとメンテコストが高いE2Eを大量に書かないといけなくなり、テストの実行時間が膨れ上がっていく。 そうなる前に、ユニットテストを書きやすい環境を維持し、ユニットテストとして問題を切り分けられるような環境を維持する。とにかく書きやすさを重視し、一つのユニットテストを書くオーバーヘッドを限界まで下げる。 最初の一つを早い段階で書く 自分の経験的には、ユニットとテストの最初の一つを書いたらあとは自然とその周辺で増えていく。サンプルがあったら人はコピペする。逆にいうと最初の一つを書かない限り一切書かれない。まず一つ用意するのが大事


Today we’re excited to announce our support and collaboration on a new Stage 0 proposal to bring optional and erasable type syntax toJavaScript. Because this new syntax wouldn’t change how surrounding code runs,it would effectively act as comments. We think this has the potential to makeTypeScript easier and faster to use for development at every scale. We’d like to talk about why we’re pursuin
はじめに仕事で使用することになった NestJS について、公式の NestJS Fundamentals Course やドキュメントなどで勉強を進めているのですが、新しい概念が次々と現れるため消化しきれなくなってきました。そこで、まず全体の俯瞰図をしっかりと頭に入れるために、公式ドキュメントの Overview に出てくる範囲の概念を図解して整理し、また各々の役割やプロジェクト内のどこにどのように設定していくかについてまとめることにしました (逆に、大枠とは関係ない部分については大胆に省きました)。 対象読者としては、簡単な CRUD アプリケーションなどを NestJS によって作成したことがあり、基礎的な概念や構成要素について何となくは把握したものの、どうもスッキリとは理解できていない気がする、というような方を想定しています。 この記事が自分のような NestJS 入門者のお役に

はじめに モダンフロント開発に必須の知識であるES2015〜以降の記法と、実務でよく使用される高階関数について、自分の中で改めて復習、整理しておきたいと思います。 それぞれの項目に★~★★★の重要度も記述しています。 ★★★ => 必ず覚えておくべき ★★ => 覚えておくべきだが、使う場面が限られる ★ => 知識としては知っておいた方が良い 現在フロントエンドエンジニアの方やフロントエンジニアになりたての方、フロントエンドエンジニアを目指して勉強中の方に読んでいただけたら幸いです。 ES(ECMAScript)とは?JavaScriptの標準仕様。 現在ブラウザで使われているJavaScriptは、ECMAScriptの仕様に則って開発されています。JavaScriptは他の言語のようにversionなどが存在せず、「ECMAScriptのversion~~に対応しているJavaS

今年もGitHub のトレンドで 2021 年のJavaScript/TypeScript を振り返ります。去年の記事はこちらです。 —GitHub のトレンドで振り返る 2020 年のJavaScript | WEB EGG 集計方法GitHub トレンドは過去の履歴を公式に提供していないため、非公式に集計されたデータを利用しています。 データソースはlarsbijl/trending_archiveを使用 去年はxiaobaiha/github-trending-historyを利用したが今年のデータは無かったので変更 日ごとにまとめたmarkdown になっており、remark で AST→ データ化しました 集計期間は 2021/01/01 から 2021/12/15 まで 対象言語はJavaScriptとTypeScriptのみ 集計後のデータはこちらのスプレッドシー

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