他に行く当てなんていくらでもありますよとでも言わんばかりの態度がムカつく。 はいはい正論ですよ、転職副業あたりまえ終身雇用絵空事。 でもさ、会社に来てるんなら会社に参加しなよ。 何のアイデアも「難しいですね」「技術的には可能ですが」「そもそも要ります?」 なんかさ、気概が感じられんのよ。 内心なんてわかりっこないけどさ。 会社の事業とか理念とか関係ない、どうせ転職するまでのつなぎ、私は何も困りません、みたいにさ、見えちゃうのよ。 泥臭くてもやらなきゃいけないときもあるじゃん。 実現したいときもあるじゃん。 何でそんな事なかれ主義なんだろう。 そんなに優秀で、ありとあらゆる技術を手足のように使いこなして、なんで志がないんだろう。お金とか見返りとかキャリアとかポートフォリオとか。 自分、自分、自分、メリット、メリット、メリット。 ちょっともう、うんざりしちゃうよ。 ハッキリ言って。 これはN

「上司に質問をすると、いつも相手を不機嫌にさせてしまいます…」 このような悩みを持つエンジニアは少なくないのではないでしょうか。実際、誰もが「こんな質問をして怒られたらどうしよう」と躊躇したことがあるでしょう。 ただ、もしかしたらその悩みは簡単に解消できるかもしれません。なぜなら、エンジニアがイラっとする質問の態度はある程度きまっているからです。質問者として適切な態度を理解することで、質問が改善されるはずです。 はじめに まず、これは全員の共通認識だと思うのですが、大前提として『質問をすること』は難しいです。ですので、この記事ではあえて「良い質問」と「悪い質問」の違いには触れません。その手の議論にはすでに飽き飽きしているからです。 次に、エンジニアという生き物について説明します。多くのエンジニアは技術力を身につける必要があるため勤勉家な人が多いです。少なくとも私は「自分で学ぶ気のない人に厳

最近、何件かの仕事を請けて共通していることがある。頂くドキュメントが非常に良くできているということだ。なぜ作ったか。どのように作ったか。そしてどう運用するべきか。一気通貫に述べられていて読むと非常に勉強になる。 ・・・それなら、このドキュメントを作った人が作ればいいじゃないか、なぜ私の手に次の仕事が来る?。しかもこんな素晴らしいドキュメント付きで。 一つには、このドキュメントとそれを実装することの価値について、読み解ける人がいなくなっている可能性を感じた。どうもベテランと呼ばれていた人たちが定年退職したり、別の仕事をし出している。かといって次世代が育っていない。ドキュメントを読みながら思うのは、書いた人は随分下の方のレイヤーのことをわかっているということだ。クラウドであればオンプレやネットワークのことまで熟知しているということ。 ところが、最近はカタログスペックというか、このサービスを使え

この記事を公開するかどうかかなり迷った。こんなことを全世界に公開しても自分の価値を下げて損するだけだけだし、世渡りが上手い人は不調な時に不調ですなんて公言しない。不調は隠してどうにかして、あとから「あの頃は実は辛かった」と言った方がずっと賢い。 でももう何をどうすればいいのかさっぱり分からないしとにかく吐き出したいんだ。人生がかなり厳しい状況になっている。 いや、人によってはそのくらいなんだと思う程度かもしれないが、自分にとってはどうすればいいのか分からない状態なので、とりあえず聞いてほしい。 自己紹介 32歳フリーランスAndroidエンジニア 引きずるコロナ禍の影響 コロナ禍でリモートワークになってから仕事も生活も上手くいっていないという話は何度かこのブログにも書いてきました。 具体的にはリモートワークだとどうしても気が引き締まらないことやコミュニケーションの難しさなどからパフォーマ
久しぶりに転職をした。 理由は「上司がクソ・年収も上がらない」という至極単純なもの。 自分は人手不足と言われているエンジニア業界でも、人が居ないと嘆かれている言語のエンジニアである。 正直に言って、今までは求人に乗っかればそれなりに内定を取れたので、そんな感じでいくだろうとタカをくくっていた。 ところが、今回の転職はめちゃくちゃ難航した。 受けたカジュアル面談は20社近く。 約半数の選考に進み、スキルチェックで落とされたのが3社、面接で落ちたのが2社、内定獲得したが辞退したところが3社。 打率3割は高いと思うかもしれないが、経験者なら誰でもOKのSESなので自慢にならないんだ。すまんな。 最終的には良さげなところを見つけ転職は幕を閉じたが、かけた期間はおよそ6ヶ月。 それをぼちぼち忙しい業務の合間と土日に行っていたので、もう身も心もすっかり摩耗した。 ようやく落ち着いて新しい環境にも慣れた

先日「育児など家庭の色々があって自分の時間が確保できなくなった。技術力を高めるための勉強ができなくて不安。」みたいな話を聞いた この悩みの直接的な解決方法としては先人の様々な体験談および対策みたいなものが世に出回っているからご家庭の状況に応じて参照すればいい思う 子育てと開発を両立するコツは「無理をしないこと」。パパ/ママエンジニアの働き方とは 子育てを支える技術 ─ フルスタックお父さんとエンジニアとしての成長を両立させるにはITエンジニアと子育てと勉強と それよりも「技術力を高めるための勉強ができなくて不安」という点が個人的には気になった技術力とは何か?技術力が高くないとなぜ不安なのか?みたいな話技術力は特に明確な定義があるわけではない 例えば著名なOSSにコミットしているとか低レイヤーのプロトコルやインフラをバリバリ実装してるとか競プロで上位勢だとか、挙げ始めたらキリがなく、そ

この記事を書いているのは 12 月 17 日なのでもう 3 日分書いていないことになりますが、頑張って追いつきたいと思います。 筆者が2022 年に OSS 活動によって得た報酬を公開します。 前提 筆者はUbie 株式会社のフルタイムのソフトウェアエンジニア兼大学生であり、余暇時間にいくつかの OSS に関わっています。 主に Prettier というコードフォーマッターのメンテナンスをしています。 目的 この記事の目的は、読者の誰かがお世話になっている OSSプロジェクトに対して寄付や貢献をするきっかけになることです。ぜひお願いします。 筆者が受け取っている OSS 活動による報酬には大きく分けて二種類あります。 一つ目は OSSプロジェクトの OpenCollective から分配された報酬です。Prettier の OpenCollective に集まった資金を毎月 $150

約5年5か月働いたTreasure Dataを7/22に退職した。7/25からShopifyに入社し、RustでJITコンパイラを開発してRubyを高速化する仕事をする。仕事としてやりたい分野が変わってきて自分は今回転職したけど、とても良い会社なので、この記事がTreasure Data (以下TD) で働くことに興味がある人の参考になれば良いと思っている。*1 5年勤続記念にいただいたトロフィー やっていたことAPIチーム 元々TDにはJavaで分散システムを書きたくて入社したのだが、TD入社前に特にそういう経験があるわけでもなく主にRailsをやっていたこともあり、Railsでプラットフォームを開発するチームに入った。基盤開発をやりたいと思いながらサービス開発者として最初働き、後に基盤開発チームにジョインするみたいな過去の経験があったので、今回もそういう感じでいけると考えていた。実

今、IT関連の技術は様々な企業の競争力の源泉です。一方で、実際に企業が必要とするよりもITエンジニアの数は少ないため、採用競争は激化するばかりです。そこで、元ウェブエンジニアでITエンジニアの採用担当を経験した私の視点で、ITエンジニア採用に関する情報をまとめることにしました。 なお、ここでいうITエンジニアはアプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、機械学習エンジニア、QAエンジニアなどIT関連エンジニア全般を指します。 # 更新情報 *2022/05/17 - 公開 *2022/05/17 - 中途採用前提であることを Chapter 1 に追記 *2022/05/18 - 誤字の修正 Chapter 15 「行進」 -> 「更新」 ※はてなブックマークでの指摘ありがとうございます *2022/05/19 - 活用事例の Chapter を追加 *2022/05/20

転職の回数は、ITエンジニアの年収にどんな影響を与えるのか──ITエンジニアに特化した転職サイト「Forkwell」を運営するGrooves(東京都港区)が5月10日、こんな調査結果を公開した。データによると、エンジニアは転職回数が増えるごとに給与が高くなる傾向があり、転職しない人と比べて生涯年収が1000万円近く変わるという。 データは2022年4月時点でForkwellに登録していたエンジニア約1万人の情報を基に算出。転職回数に対する平均年収を年代別にまとめた。 例えば生涯で1回も転職をしないエンジニアの平均年収は20代前半で453万円、20代後半で463万円、30代前半で528万円、30代後半で579万円、40代前半で662万円、40代後半で680万円だった。 しかし生涯で4回以上転職するエンジニアの場合、20代前半では425万円と転職しない場合を下回るものの、20代後半の時点では6

技術書の執筆は儲からない? この業界にいると「技術書の執筆は儲からず、エンジニアにとって割に合わない」という言説をちょくちょく聞きます。試しにTwitter で「技術書 儲からない」と検索してみると驚くほどたくさんのツイートがヒットします。それらを見ていくと、実際に複数の著書を出されているエンジニアの方々のぼやきがあります。技術書を書いて思ったのは、本当に儲からないということだ。残念ながらもう日本語で書かれた質の良い技術書を手にするのは無理だろう。 — 江添亮 (@EzoeRyou) December 21, 2020 いわゆる印税や原稿料の金額についてはなんとなく言っちゃいけなさそうな雰囲気を感じてるので公言してないと思うけど、とりあえずIT系技術書や技術雑誌に関しては、書いてる人たちはだいたい「その時間かけて普通にITの仕事した方がはるかにお金になる」レベルだろうというのは一般的に

東京都デジタル人材確保・育成基本方針 エグゼクティブサマリー 方針策定の基本認識 組織が求めるデジタル人材像 QOSの高いデジタルサービスの実現にあたり、カギに なるのは「ひと」 デジタルサービスを支える「ひと」を確保・育成するとともに、 最大限の能力を発揮できるようにすることが重要 デジタルサービスの利用者からは直接見えない水面下で、 デジタル人材に係る確保・育成の取組みの充実が必要 人材の確保・育成に向けた具体的な取組 リスキリング 人材 高度 専門人材 ICT職 デジタルスキルマップの導入 ➡ICT職のスキルを詳細に可視化 ➡都庁内で不足しているスキルを把握 その結果を踏まえ、よりニーズに合致 した人材を戦略的に確保 デジタル人材の確保策 データ・デザインなどの高度な専門 研修の拡充 民間企業や海外への研修派遣 コミュニティ構築 ICT職向け デジタルリテラシ

個人的にバブル現象について著しく興味がありまして、90年代のバブル期から始まってIT革命、その後の局所的なブームも含めて大小バブルとそれに伴う人の流れを意識して観察しています。 これまでも何度か話題にしましたが、バブルというのは当事者はあまり「この繁栄に終わりがある」とは思いにくいものです。自分が信じたものに対し「需要がついてきた」と誤解しやすいものです。 さて、今回のテーマはエンジニア採用シーンの高騰はバブルなのか?そしてバブルだとすればその終焉はどのようにして起きるのか?ということです。エンジニア採用シーンはバブルなのか?提示年収も、それに伴う採用フィーもそれぞれ高騰しています。 提示年収で言うと先立ってとあるSESの会社さんが下記のような投稿をされ、話題になっていました。一日で問い合わせが30件を越えたとも書かれていました。 ・年収250~400万前後の人は大体みんな最低でも530

Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article?本記事の続編として、自分が有害な振る舞いをしないようにする改善の取り組みを扱った記事も書いてます。エンジニアや上司が"有害な振る舞い"を改善する方法 ※「難しい人」は概念として用い説明するのに便利な言葉でしたが、誤解を生じたり、本記事のポリシーに沿わない使用(難しい人というラベリングを特定個人に適用する使い方)が容易にされてしまいそうだと分かりました。そのような誤用を防ぐことを最優先とするため、代わりに「有害な振る舞い」という表現を使用し、人ではなく振る舞いに着目するタイトル及び文章に変更致しました。 はじめに 以下の記事を読んだ際に

2021.12.15 働き方副業 今夏、Twitterに連載されたエッセイマンガ『100日後に退職する47歳』がエンジニアから反響を集めた。 ストーリーは、某IT企業に勤務する47歳のエンジニアの日常と、なし崩し的に退職するまでの100日間を描いたもの。淡々と進む日常に宿る“IT業界あるある”がエンジニアの共感を呼び、話題になった。 このマンガの主人公のモデルは、作者自身。「元アプリ開発者47歳@100日後に退職する47歳」こと、TOMEさんだ。 投稿されたマンガは最大で5000リツイートを超え、当初は400人程度だったフォロワーが、現在は7万人近くまで増加した。IT業界のあるある話に加えて、40代後半・妻子あり・住宅ローンありの“普通のエンジニア”が、退職してどうするのか……行く末を見守った人も多かったようだ。 TOMEさんがマンガを描き始めたきっかけは、本業のエンジニアとして会社で

先のコンテンツでお話したように、スキルに現役感があって柔軟性があればITエンジニアについては継続的に就業できそうな傾向が見えています。急に20代の日本人正社員が増えることはこの先無いので、企業が日本人に拘っているうちはミドルの需要はなし崩し的に高まっていくと考えています。ただし、朗らかに、にこやかにコミュニケーションできる柔軟性の高いミドルを目指しましょう。 とはいえ、実際に採用市場を見ていると転職の仕方が不器用な方が多いです。早期退職制度などもあり、初めての転職や十数年ぶりの転職という方も多く居られます。今回はITエンジニアにおいてミドルが取るべき採用の動き方についてお話します。 ミドルの転職におけるアンチパターン:とりあえず大手人材紹介に登録Twitterで話題の47歳について、私も思い当たるところがあり共感を持って毎日拝見しています。現役エンジニアがコメントや引用RTでワーワー言うの

iCAREでVPoEをしている安田と申します。 弊社のエンジニア採用は、以前は実務経験のある方に対象を絞っていましたが、数ヶ月前から実務未経験エンジニアも積極的に採用するようになりました。 そして、実務未経験エンジニアを対象として、かなりの数の書類選考、カジュアル面談、面接をしてきました。その結果、多くのことがわかってきたのですが、今日はこの実務未経験エンジニア採用まわりの知見について、過去のツイートも参照しながら、まとめてみたいと思います。 採用担当者は「そっくりな」応募者情報の山の中で疲弊している自分は実務未経験エンジニアの採用活動について、折に触れてツイートしているのですが、このトピックで、はじめてある程度の注目を集めたのが、以下のツイートです。 今日も未経験エンジニアとカジュアル面談しましたが、最近思うことなのですが、未経験エンジニアが市場に溢れすぎて、かつ彼らの作るポートフォリオ

世の中にはプログラマー35歳定年説というものがあった。昔からそんなのはないという人と、あるという人がいた。40代も半ばになったときに「あぁ、これが35再定年説の根拠か」というものがなんかちらほら見えるようになってきたので書いてみようと思った。 世の中にはものすごいプログラマーというのはやっぱりいる。なんなら死ぬまでプログラミング書いていられるという人たちもいる(ブラック的な意味ではなく)。そんな彼らからしたらプログラマー35再定年説とか意味がわからない都市伝説にしか映らないだろう。 だが、普通に職業プログラマとして生きている俺のような人からすると、この35歳定年説はかなりの真実味を帯びている。 だが、そんな俺でも40代半ばまで延命できたのはやはり技術革新のおかげかもしれないが、結局平均寿命が伸びただけとも言えるだろう。 まず、技術に対する姿勢が変わる。正直言うとプログラミングとかもうしたく

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