マツダは、ガソリン車に匹敵する出力性能と環境性能を兼ね備え、大幅に進化した新型クリーンディーゼルエンジン「MZR-CD2.2」を開発、2009年に欧州から順次導入すると発表した。 新開発のクリーンディーゼルエンジンは、2.2リットルDOHCコモンレールターボディーゼルで、従来型のMZR-CD2.0から排気量を1割拡大し、400Nmというクラストップレベルのトルク性能を実現しながらも、インジェクターの改善や低圧縮比化などにより、低燃費化した。100km走行時の燃料消費量は5.6リットル。 また、独自開発した世界初の触媒活性メカニズムを採用したディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)の採用により、ディーゼルエンジン特有のすす(PM)の燃焼処理において処理時間を従来比で約60%効率化し、欧州の排ガス規制であるEURO5までに対応している。 さらに、バランスシャフトの採用や、エンジンブロ

上記リンク先の記事にはこんなふうに書いてある。 現代ニッポンの社会インフラと言えるコンビニエンスストア。その存在感ゆえに、深夜営業規制派は「エネルギー多消費型の生活スタイルを見直す国民運動の担い手になるべきだ」と求める。一方、業界など慎重派は24時間営業ならではのインフラ機能の重要性を訴える。 で、検討しているのが埼玉県、東京都、神奈川県、長野県、愛知県、京都市。検討予定があるのが群馬県、京都府、横浜市、浜松市だそうな。この記事は両派の主張だけじゃなくていろいろな事情も比較的ていねいに紹介していて、なかなかいいと思う。自治体についても「金をかけずに政策を競いたい自治体のアイデア勝負という側面もある」なんて指摘しているし、一方で「省エネは、コンビニ各社にとって企業イメージと収益性の向上の「一石二鳥」になるという側面もある」という業界側の事情も書いてる。 思うに、両者の主張がかみ合わないのは、

水素ロータリーエンジンを推進するマツダ:『RX-9』にも? 2008年8月19日 環境 コメント: トラックバック (0) Chuck Squatriglia PhotoCredit: マツダ 「水素は未来の燃料だ――そして永遠に未来の燃料であり続ける」というお決まりのジョークも、マツダが水素燃料の時流に乗ることを押しとどめるものではない。 マツダは、スポーツカー『RX-8』の次世代モデルに、水素とガソリンのデュアルフューエルのロータリーエンジンを搭載しようとしている。ことによると、その車を『RX-9』という新しい名前で売り出すかもしれない。 ロータリーエンジンは、フルスロットルでかなりのパワーを発揮するすぐれたエンジンだ[リンク先はRX-8を紹介する番組『Top Gear』]。 しかし、燃費は悪く、おせじにも環境志向的とは言えない。これを多少なりとも改善するため、次世代の量産モデルのロ
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紙に印刷して見ている分には電気は食わない。電車の中でも寝転んででも、紙に書いた字や絵は見える。紙は軽い、紙はたたんでポケットや手帳に挟める。紙は安い。 ペーパーレスにするということは、見るときは画面で見るが、見ている間中40Wの電球をつけているくらいの電力を食う。電車の中でもみえるがモバイルパソコンが電気を食う、通信経路で電気を食う、見ている間中電気を食う。 ペーパーレスの便利さは計り知れない。しかし、とにかく見ようと思ったときは、40Wくらいの電気は食ってしまうのだ。紙を使わないからエコだなどとは言ってられそうもない。携帯小説もそうだ。100万部のベストセラーを、紙で読んでいる分には、電気は1Wも食わないが、携帯で読むためには、10Wとしても、100万人が読むので、4万KWの電力を消費しつつ読むことになる。これは悪以外の何ものでもない、と思うのだが?

ウチの町は分別収集に熱心で、ゴミを出すにも、20ページもある冊子をめくっては、家庭ゴミなのかプラスチックなのか金属類にあたるのか、確かめねばならない。ルール違反は条例で罰せられるとまでいわれ、引っ越しを考えるくらいウンザリしていた。 しかし、実際に分別しはじめると、高さ30cmまでの電気ストーブは生ゴミの日でいいとか、判定基準が込み入ったクイズのようで、みょうに楽しくなってきている。 やりはじめるときちんとしないと気がすまなくなる「エコ」。それはそれでかまわないのだが、ワタシにとって問題なのはゴミの保管場所。ビン缶はもとより、牛乳パックを洗って干し、封筒のセロハン部分を切り取り、「プラ」表示のあるものを一まとめにしているうちに、ゴミ箱が増殖。狭い家の中で、存在感を誇示してしまっていることだ。 そんな折に手にしたのが、本書。リサイクルをめぐる「ウソ」の告発で名の知れた著者の新刊だ。 「レジ袋

ランボルギーニ社、排出ガス規制「無視」を公言 2008年5月30日 環境 コメント: トラックバック (3) Chuck Squatriglia 伊Lamborghini(ランボルギーニ)社の一番の、そしてたった1つのセールスポイントは、途方もなく速い自動車だ。ほぼ半世紀にわたり、こうした車を作り続けてきた同社は、地球温暖化などというささいな事柄に自分たちの邪魔をさせるつもりはない。 Lamborghini社の生産台数は少なく(2007年の販売台数はわずか2604台にすぎない)、その高い性能で定評を築いてきた。この2つの理由により、同社は欧州で始まるCO2排出量規制の基準を満たす自動車を、絶対に製造できないのだと主張している。現在も、これからも。 「われわれは、要求される排出ガス基準を満たすつもりはない」と、Lamborghini社の最高経営責任者(CEO)Stephan Winkelma

先日の「温暖化バブル」についての記事には、コメントやブログで多くの議論があったが、その中に「槌田氏は反原発のトンデモ学者だから信用できない」という類の批判(ともいえない批判)があった。しかし本書の著者、伊藤公紀氏は横浜国立大学教授、渡辺正氏は東大教授で、いずれも環境科学の専門家だから、肩書きを理由にして否定はできないだろう。本書で指摘されている疑問点は、これまで当ブログで書いたものと重複する点も多いが、さすがに専門家だけに、IPCCの依拠する1次データそのものに問題があることを指摘している。具体的なデータで示されている疑問を列挙しよう。 最近の「地表気温」が単調に上昇しているというデータは疑わしい。地表気温というのは地球上の数千の観測点の平均値だが、設置場所がずさんなため、多くの観測点が都市化によるヒートアイランド現象の影響を受けている。たとえば東京(大手町の気象庁)の気温は、20世紀
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ペットボトルのリサイクルは駄目という説に対する反論が目立たない理由 2008年4月 4日 環境 コメント: トラックバック (0) (これまでの藤倉良の「冷静に考える環境問題」はこちら) ■リサイクルを否定する理由と反論 ペットボトルのリサイクルは環境に悪いから行ってはいけないという本『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』がベストセラーになった。著者の中部大学教授武田邦彦さんはテレビにも頻繁に出演して話題になった。 これに対して、反論本[注1]の出版やWebでの批判(安井至さん:市民のための環境学ガイド)が現れ、討論会がテレビや雑誌でおこなわれた。これらを眺めていて、リサイクル肯定派の意見が通ったので議論は決着したように思っていた。しかし、世の中ではそうは受け止められていないようだ。3月に傍聴に行った環境科学者の会合では、ボヤキが聞こえてきた。なぜ、そういうことになったのか。 温暖化懐疑論
株式会社 講談社 殿 貴社出版物「ロッカショ」に対する抗議文 2008年3月3日 エネルギー戦略研究会(EEE会議) 有志会員 (個人名は末尾に列記) 貴社出版による坂本龍一氏他の「ロッカショ: 2万4000年後の地球へのメッセージ」は事実を無視し、国民に六ヶ所村再処理工場反対を呼びかけようという、反対のための反対を目的としたセンセーショナルな出版物であり、良識ある出版社としては到底看過することの出来ないものと考えますので、強く抗議いたします。 一々取上げるにも足りないと考えましたが、余りにも事実と異なる内容が多く、読者をミスリードすることにより、我国にとって益々重要となるエネルギー問題について一般市民の判断を誤らせるものであると考え、抗議の気持を籠めて項目毎に反論します。 先ず第一に、この本の著者および発言されている方々は、我国のエネルギー事情の現状を十分ご存知なのでしょうか。我国のエネ
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 「肉なんて食べなけりゃいいんです」。教授が言い出した。教授の前には野菜の皿、私の前にはビーフの皿。どうもすみません。 お世話になっている大学の教授との会食。話題は、バイオ燃料用途と食糧用途による穀物の奪い合いだった。 バイオ燃料は、今のところ唯一の枯渇しない自動車用燃料だから、自動車関係者にとって、これが“悪役”になることは頭が痛い。しかし、食べられるはずの穀物を燃やしてしまうのだから、悪役であることは否定できない。食糧、地球温暖化、自動車用燃料が絡み合う問題だ。 確かに、すごい量になる 牛を食べないとどうなるか。試しに計算してみた。最大勢力だろうから、トウモロコシを食べる牛だけを対象にする。バイオエタノール生産が始まる前、全世界のトウモロコ

一応、目を通す「WIRED VISION」。ふと、コラムを覗くとまたトンデモのかほりが…。 『舶来品信仰』と温暖化問題〜COP13の問題点を読み解く http://wiredvision.jp/blog/ishii/200712/200712131100.html はっきり云って、内容はくだらない、というかバカだ。 ちといじくり倒す。 冷静に考えてみます。温室効果ガスの中心はCO2で、これは化石燃料の消費と密接に絡みます。COP13での提案は、「あと10年程度で、エネルギー消費を最大4割減らそう」ということです。これはどんな意味を持つのか、想像をめぐらせてみましょう。 やや雑ですが、議論の目安になる数字を試算します。日本の国内総生産(GDP)は2006年度、511兆円でした。日本がGDPの4割分である200兆円の富を生むことを断念すれば、おそらく温室効果ガスを4割減らせます。 いや、雑どこ
バイオ燃料の普及で森林が絶滅?(1) 2007年8月20日 環境 コメント: トラックバック (2) Brandon Keim 2007年08月20日 放牧地を作るために、アマゾンの森林を焼いて伐採している様子(NASAの『LBA-ECO』プロジェクトより) 燃料用作物を育てるために森林を伐採する場合、環境への悪影響は大きく、バイオ燃料の利用によっても埋め合わせができないことが最近の調査でわかった。 ヒッピーの夢だったエネルギー用作物が環境対策の主流となった今、この調査結果は人々の熱を冷まさせるメッセージだ。 今や世界中の政府や産業界が、環境を汚染する化石燃料の代わりに植物から生成した燃料を使うことを表明している。しかしそれは、木々を育み二酸化炭素を貯蔵する森が見られなくなる事態を招いてしまうのだろうか。 科学雑誌『Science』誌の記事の中で、イギリスの環境保護団体『World Lan
EiFYE原子力発電所FAQ特別編 ●『Re:原発がどんなものか知ってほしい』● (超長文注意/文章のみ約130kB) こちらには、とあるサイトに掲載されている「原発がどんなものか知ってほしい」というタイトルの記事について、私なりの見解とコメント、訂正事項などを取り纏めたものを配置しています。 なお、文章の性質上、どうしても全体的に堅い真面目な文章になっています。 また、今後新しい情報の入手によって文章が改定される可能性があります。 あしからず御了承願います。 さて、既にご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、原発反対意見を記述するページの一つに【原子力発電がなくても暮らせる社会をつくる国民連合】様のページがありまして、その記事の中の「原発がどんなものか知ってほしい」というタイトルのページで「原発技師のお話」として原発の実態についての話が書かれています。 原子力に関する見
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