タイトルどおり、TerraformとAWSについて書いた本を出す予定です。いま絶賛執筆中で、ちょこちょこ変わるかもしれませんが、だいたい構成が固まってきたので目次案を公開しておきます。 4/8追記 確定版の目次や無料サンプルを公開しているので、ぜひこちらもチェックしてください。 nekopunch.hatenablog.com nekopunch.hatenablog.com 概要 『PragmaticTerraform onAWS』では、Terraformを使ってAWS上にシステムを構築するノウハウを、100以上のサンプルコードとともに紹介します。ECS Fargateなどのマネージドサービスを中心にアーキテクチャ設計を行い、Terraformで実装していきます。Terraformは入門的な内容からスタートし、コードの構造化やベストプラクティス、モジュール設計まで踏み込みます。 目次

2025年最新版を書きましたので、よければこちら↓の記事をご覧ください!☁️ www.ketancho.net 「AWSの勉強をしたいんだけど、まず何をすればいい?」と会社の同期や同僚から聞かれることがよくあります。ありがたいことに、先日Amazon Web Services 業務システム設計・移行ガイド (Informatics&IDEA) を出版してからは、システムエンジニアではない知人からもこのような質問を頂くようになりました。このような質問を頂いた方には、過去に有志で開催していた社内勉強会の資料を渡したり、自分の勉強方法を共有したりするのですが、自分がどのような勉強方法をしてきたか棚卸ししきれていないなと感じたので、これを機に整理しようと思います。 私について 私は、大学時代はアプリケーション系の情報専攻で、社会人になってからも入社後最初の数年はアプリエンジニアとして仕事をしてい

とある勉強会用にLTネタを作っていたのですが、発表できなくなったので腐る前にブログに書いておきます。 お前は何を(ry 記事のタイトルについて お前は何を言っているんだ なのですが、元ネタは以下のツイートです。 ここからTCPでやり取りするプロトコルが読み取れるし、mainって名前で同じプロトコル喋るバイナリならstaticにビルドすれば別の言語でもネイティブに動かせるんじゃね?https://t.co/dWjs8YiuFe— Masashi Terui (@marcy_terui) 2018年1月17日 LTのネタになりそうだったのでやってみたわけです。aws-lambda-goについて じゃあ、まあaws-lambda-goは一体どういう仕組みで動いているんだろうと、ソースを読んでみました。 で、entry.goとfunction.goあたりでだいたい分かりましたが、net/rpcパ
はじめに クラスメソッド株式会社AWS事業部長の佐々木です。 私は前職で創業メンバーの1人としてビジネスを立ち上げた後、エンジニアとして実業務に携わりながら、統括マネージャーとして50人規模のエンジニア組織を構築しました。 また2014年にAWSエンジニアとしてクラスメソッドに入社し、2015年7月よりAWS事業部の部長に就任。事業は順調に拡大しており、2015年と比較して組織も2倍以上に大きくなりました。これは優秀な仲間に恵まれたのはもちろんのこと、組織設計と構築プランが功を奏したことも一因だと感じています。 そこで、私がこれまでに培ってきた経験から得たエンジニア組織の構築の仕方をお伝えしたいと思います。エンジニア組織構築マニュアル 骨子を定義する これはエンジニア組織に限りませんが、組織には3つの骨子が必要です。 ポリシー ビジョン ターゲット ポリシーは、その組織が最もこだわる一

こんにちは、技術部の Taiki (@taiki45) です。 近年の Web サービスの開発ではマイクロサービスに代表されるように分散アーキテクチャが採用されるようになってきました。大規模でも素早いプロダクト開発をするために、クックパッドでもマイクロサービスを採用し分散アーキテクチャへの移行を進めています*1。今回は、そのような分散アーキテクチャを利用したシステム構築において必須のコンポーネントになりつつある分散トレーシングについて、クックパッドでの事例を紹介したいと思います。 分散トレーシングとは マイクロサービスのような分散アーキテクチャでは、個々のサービス同士の通信が複雑になるため、モノリシックアーキテクチャと比較して、システム全体としての振る舞いを把握することが難しくなります。これはプロダクト開発においては、障害発生時の原因究明が難しくなったり、あるいはシステム全体でのパフォーマ

ssm2env - Environments injection tool forAWS EC2, with SSM (EC2 Parameter Store). 詳細環境ごとに異なる秘密情報をAPIに渡す際、その管理方法は、twelve-factor appにもある通りデプロイ対象のサーバー内部の環境変数として定義するべき。 ただ、自動化されたデプロイフローでは、どういった手順で秘密情報を渡せばいいか悩むことが多い。 自分が考えた範囲では、 1.AWSのSSMにTerraform経由*1でシークレットな変数を設定 2.APIのデプロイ時にSSMから特定prefixのついたパラメーターを取得 3. パラメーターを全て環境変数として読み込ませる 4.APIが起動する際に秘密情報を定数として環境変数から読み込む*1) 正確にはCircleCIの環境変数設定に事前に入れた状態で、Circ

こんにちは。好きなオーラバトラーはレプラカーンの那須(@nasum)です。ハイパー化には衝撃を受けました。 今回はAWS上で動いたサービスをHerokuに移した話を書きます。 背景 問題 移行作戦 現状の把握Herokuのアドオンの調査HerokuでStaging環境を作って手動テスト 移行の手順書の作成 リハーサル 移行MySQLはAWSのバージニアリージョンのRDSを利用 移行時のトラブル 起きた問題 原因と対策 まとめ We’re Hiring! 背景 Webアプリケーションを動かす環境として、Amazon Web Services(AWS)やGoogle Cloud Platform(GCP)といったクラウド環境を利用するケースが多いと思われます。クラウドワークスでもAWSを活用しており、EC2でインスタンスを立ち上げRDSでデータベースを構築し、ELBでロードバランシングす

2017/07/15にGCPからAWSへ移行した理由を記載しました 数週間かけて少しづつやってきた自宅サービスのGCPからのAWS移行がすべて完了した まずGCPからAWSへ移行した理由としてはいくつかあるのですが、一番は会社で使用するインフラ環境がGCPからAWSに移ったので 個人も変えようという理由です 今まではアプリケーションはRailsで作成されており定期的なバッチ処理はKuroko2でスケージューリングして処理していた これを下記のようなインフラ構成に変更したRailsに関してはDocker上で動かせるようにして動作環境でAWS Elastic Beanstalkを使用している リクエストにはAWSCertificate Managerで証明書を無料で発行してhttpsでリクエストを出来るようにしている またコストを抑えるためにEBやRDSは自動停止・自動起動が出来るようにし

こんにちは。こむろ@今は東京です。 アプリケーション開発において、実行環境へのデプロイプロセスはとても重要です。AWSでもCodeDeployやElasticbeanstalk、OpsWorksと言った各種デプロイプロセスをサポートするサービスがあります。しかし、どのデプロイプロセスが今自分たちのフェーズでのスタイルと一番相性が良いのでしょうか?最終的に全て結果は同じです。アプリケーションが環境へデプロイされ、アプリケーションが正常に実行、そしてサービスが正常に動作することを目指しています。このデプロイプロセスは新たにインスタンスを立ち上げる際にも関わりがあります。そのため、スケールアウトすることを前提に作られているシステムはデプロイプロセスとは切っても切り離せない関係です。今回は運用面から見たデプロイプロセスの再考と改善を考えます。 はじめに 自分が担当しているプロジェクトでは開発タイミ
![[AWS] 可用性の高い堅牢なデプロイプロセスについて考える | DevelopersIO](/image.pl?url=https%3a%2f%2fcdn-ak-scissors.b.st-hatena.com%2fimage%2fsquare%2f495673edbefe7b7bc5e6e9e54b2565989b893342%2fheight%3d288%3bversion%3d1%3bwidth%3d512%2fhttps%253A%252F%252Fdevio2023-media.developers.io%252Fwp-content%252Fuploads%252F2013%252F09%252Faws1.png&f=jpg&w=240)
Webサイトの状況を監視するためのスクリプトを動かしたいというシチュエーションが発生することがあります。典型的な例としてECサイトの在庫監視などがあると思います。この文章を読んでいる人の中には、NintendoSwitchの在庫状況を監視して通知するスクリプトを動かしている人もいるもいるのではないでしょうか。*1 在庫確認のようなシチュエーションでは常時起動しているPC、すなわちサーバに相当するものを用意しなければなりません。VPSを借りる人も多いと思いますが、スクリプトを動かすだけに使用するには少々オーバースペックです。 そこで今回はAWS Lamdaを使って安価にサーバレスでサイトの在庫状況を監視するシステムを構築します。例としてNintendoSwitchの在庫状況を通知するシステムを作ります。 おそらく無料枠内で収まると思いますが、無料枠を超えたとしてもAWSLambda自体

監訳者の@yoshidashingoさんにサーバーレス シングルページ アプリケーションを頂きました。ありがとうございます。本書の内容本書の内容としては、名前の通りサーバーレスでシングルページアプリケーションを構築する方法がテーマとなっています。ただどちらかと言うと、シングルページ アプリケーションはおまけで、サーバーレスのAPIを作ることがメインとなっています。機能説明だけでなく実際に手を動かしながら覚えていくというスタイルで、その為に200ページ弱と薄めの本となっています。サクッと読めて、それでも一通りの事はカバーしているという中々よい構成です。 Cognito,DynamoDB,Lambda+APIGateway サーバーレスの中心として、本書ではCognito,DynamoDB,Lambda+APIGatewayの4つを中心に扱っています。基本的な使い方からチップス的なもの

こんにちは。アプリエンジニアの五味です。 2017年4月にリクルートホールディングスの新卒Web採用枠で入社した新卒社員のうち、21名がリクルートテクノロジーズに配属となりました。(いらっしゃい!) リクルートテクノロジーズでは「ブートキャンプ」と呼ばれる新卒社員向けの技術研修を3か月間実施しています。 もともと高い能力を持つ彼・彼女らですが、「これからのリクルートをリードしていく存在」になって欲しいという期待を込め、プロとしての重要な立ち上がり期を支援しています。 今年からは社外講師の既存プログラムに加え、より実践的な内容を求める経験者をターゲットに、総勢12名の現場エンジニアが担当する特別講座を開催しました。 各分野のスペシャリストがこれまで現場で培ってきた「本当に必要な生きた知識・技術」のインプットは、彼・彼女らの成長を加速させ、これからのエンジニア人生の礎になってくれるものと僕らは
confdのDynamoDBをGoogleスプレッドシートで管理したかったので作りました。 docs.google.com 使い方 まず、以下のようにDynamoDBのテーブルを作ります。(confdのと同じ)aws dynamodbcreate-table \ --region ap-northeast-1 --table-name hello \ --attribute-definitions AttributeName=key,AttributeType=S \ --key-schema AttributeName=key,KeyType=HASH \ --provisioned-throughput ReadCapacityUnits=1,WriteCapacityUnits=1 ついでにddbcliを使ってテーブルにデータを入れておきます。 $ ddbcli ap-north

[速報]VMware、サーバを仮想化するようにクラウドを仮想化する「Cross-Cloud Services」発表。VMworld 2016 US 「(仮想化によって)ワークロードをHPやIBMやデルのサーバ間で異動できる。パブリッククラウドでも同じようなことができないのだろうか?」 ラスベガスで開幕したVMworld 2016 US、初日の基調講演。CEOのパット・ゲルシンガー氏に続いて登場した同社ChiefTechnology Strategy OfficerのGuido Appenzeller氏は、こんな疑問を聴衆に投げかけました。 この疑問に答え、パブリッククラウド間の違いを吸収するクラウドサービス「Cross-Cloud Services」をVMwareが発表しました。 「Amazon、Azure、Googleにまたがるレイヤを作ればできるはずだ。それがCross-Cloud
![[速報]VMware、サーバを仮想化するようにクラウドを仮想化する「Cross-Cloud Services」発表。VMworld 2016 US](/image.pl?url=https%3a%2f%2fcdn-ak-scissors.b.st-hatena.com%2fimage%2fsquare%2f35bfdf0e7d0f3f3d037d3b797dc282cdccefe9e1%2fheight%3d288%3bversion%3d1%3bwidth%3d512%2fhttp%253A%252F%252Fwww.publickey1.jp%252F2016%252Fvmw201605.gif&f=jpg&w=240)
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