Apemanさんのこのエントリーを読むと、なんだか、「ヘイトスピーチにも言論の自由を!」とか言い出す人がいるようなのだけど、それは無理ってものだ。何が悪いか分からないと言いながらその口で言論の自由とか言っちゃうのが信じられん。 ヘイトスピーチにはおよそすべてについてと言って良いくらい共通して持っているメッセージがある。それは「お前たちは黙れ!」というものだ。性犯罪の被害を訴える人に対して押し寄せるセカンドレイパーも、歴史の証言者を嘘つき呼ばわりする歴史修正主義者も、外国人を排斥しようとするレイシストたちも、彼らはその相手から言葉を奪い、発言できなくするように仕向ける。それは単に言葉だけで行われるものではない。彼らが投げかける言葉の裏には、社会の差別構造や、匿名性に隠れての攻撃、場合によっては具体的な暴力さえ使って相手を黙らせようとする意図がある。ヘイトスピーチとはそれ自身が言論の自由の敵な
未成年が、親の目の届かない場所で不特定多数の成年と対面することは、 多くの青少年事件の発端となる。このことに、異論は全く無い。 子供の安全を守るためにも、未成年と成年の出会いは国を挙げて阻止すべきだ。 しかし、このような事件の芽を阻止する目的の、未成年向け携帯フィルタリング規制は、 非常に見当はずれの施策と言わざるを得ない。 犯罪と関係ないサイトまでも規制される、検閲や言論統制にも似たルールもひどい。 しかし一番許せないのは、この施策が未成年の出会い抑止には、非常に効果が薄いことである。 なので、これから非常にシンプルかつ有効な代替案を提示したい。 有害サイトフィルタリングよりも、青少年の事件防止により効果的で、 青少年自身もより納得できる方法だ。 ※ちなみに、未成年フィルタリングとは、20歳未満のユーザーが公式サイト以外の勝手サイトや、 mixi、モバゲーなどコミュニティサイトにも一切ア
いや、厨房みたいなこというけどまあ聞いてくれ。 俺今ふと思ったんだよね、人生って一回きりだなって。 まずさ、俺にもそれからお前等にとっても、いまこの瞬間とか明日の朝とか おとついの昼間とかも全部が全部、もう2度と取り返せない一瞬なんだよね。これがすごいよね。 まあこのことって当たり前なんだけど、正直あんまり意識してなかったんだよ俺。 でもさ、俺たちはまず間違いなくあと50年か60年か長くても70年くらいで死ぬじゃん。 もうね、死ぬよ絶対。間違いない。それはわかりきってることなのよ。いろいろ屁理屈こねたら反論も出来るけどね。 でもいや違うのよ、違うの。俺はなにもさ、そのことでさあ、じゃあ限られた時間を精一杯いきろ!とか なにか人生で偉大なことを成し遂げろ!とかそんな熱いことが言いたいわけじゃないんだよ。 むしろだらだらしててもいいと思う。やる気なんかなくてもいいだろう。 それも人生だ。だけど

任天堂の宮本茂さんは、アイデアについてこう語っている。アイデアというのは複数の問題を一気に解決するものである。HOBO NIKKANITOI SHINBUN - 1101.com これは至言だと思った。これを聞いて以来、ぼくは自分でもこれを実践しようと心がけるようになったし、またアイデアについて誰かと話す時、よくこの言葉を引き合いに出すようになった。その時に、ぼくが例としてよく紹介するコンテンツが一つある。それはAKB48が行っているモバイルメール(通称モバメ)というサービスだ。これは残念ながらぼくが考えたアイデアではないのだが、しかし実に良くできているコンテンツである。 「モバメ」は、「ユーザーのケータイにAKB48のメンバーからメールが届く」というサービスだ。月額315円でこれを利用することができる。仕組みはというと、まずメンバーがファン宛にケータイメールを書く。それをホストサーバー

2009年05月30日08:00 カテゴリ書評/画評/品評Logos 人文科学者がダメな理由がわかる -書評 - 日本を変える「知」 血、じゃなかった、知、でもなかった、痴の匂いに惹かれて購入。 日本を変える「知」 芹沢一也 / 荻上チキ / 飯田泰之 / 鈴木謙介 / 橋本努 /本田由紀 / 吉田徹 2009-05-21 - こら!たまには研究しろ!! 他分野の若手論客と話すのは実に楽しいんですよね.シノドスはその機会を十分(過ぎるくらい^^)に与えてくれる点で非常に刺激的です. うん、面白かった。 バカの集まりというのは、外から眺めれば面白いものである。本書「日本を変える「知」」は、著者の一人である芹沢一也が主催する「知の交流スペース」、「Synodos(シノドス)」におけるセミナーのやりとりをまとめたもの。 目次 -Amazonより 「経済学っぽい考え方」の欠如が日本をダメに


今まで生きてきて25年、どうも、俺の考え方が他の人と違っているなぁ、と思いながら、今日、その違いの本質っぽいところにたどり着いた。学校でも、会社でも、目標を作って「壁を乗り越える」ことが評価されるようなのだが・・・ そもそも、壁を乗り越えることに意味ってあるの? その壁って、すでに他の人が乗り越えたものじゃないの?前人未到の壁だっていう証明はどこにあるの?他の人と同じ壁を乗り越えても、それって意味あるの?社会には人がたくさんいるわけで、あなたが壁だと思っている目標を、軽々と超える人もいるわけだ。あなたが頑張って壁を越えたとしても、それって、何かを達成したことになるのかな?あなたを評価する人・あなたを雇う人から見れば、あなたが壁を乗り越えようが乗り越えまいが、壁を軽々と乗り越える人の方が評価は高いわけだ。「何かを達成する」ということが、他者の評価を上げるということだったなら、別に、壁を乗り越


08年6月に起きた秋葉原無差別殺傷事件をja.wikipediaで見ると、その犯行動機に「たくさん人を殺せば死刑になれるから」ということが書いてある。犯行の動機が「死刑になりたくて仕方がないから」というのは非常に筋が通っている。犯罪を犯さなくても死刑になれるんなら、わざわざ面倒くさい犯罪など起こさないだろう。でも、刑務所に行って、「ぼくを死刑にしてください。」って言って、「はいそうですか」と聞き入れてくれる刑務官の人はいない。交番に行って、「ぼくを逮捕してください。」って言われて、「はいそうですか」と逮捕してくれるお巡りさんはなかなかいない。 だから、彼らは、しかたなく犯行に及ぶのである。逮捕してもらうために。逮捕されたいがために。 これは、年末になると正月に出る食事目当てでホームレスによる小さな犯罪が増えることとも非常に関連が深い。まあこのケースの場合、「小さな犯罪」なのでそれほど大事に

2009年03月14日 ハーレーの社員に自分は「バイクを作っている」と思っているバカは一人もいない あなたは、ホームセンターの工具売り場に勤めています。 とある中年男性が、電動ドリルを買いに来ました。 あなたは、レジで代金を受け取り、その中年男性は、電動ドリルを持って帰っていきました。 あなたは、何を売っていると思いますか? あるいは、その中年男性は、何を欲しがっていたのでしょうか。 「そんなの『電動ドリル』に決まってるじゃないか」という人は、下記の文章を読んで、もっと考え直したほうがいいかもしれません。kojiroby.tumblrより- 大勢の人たちがハーレーダビッドソンで働いている。耳寄りな事実を紹介しよう。彼らの中には、自分は「モーターサイクルをつくっている」と思っているバカはひとりもいない。 もし「モーターサイクル」でないと言うなら、それは何だ? 「経験」ではどうだ? ”ハーレー

高知市の市立中学校で昨年12月、バスケットボール部の臨時コーチの男性が、騒がしいとして部員にハトを殺すよう指示し、実際にハトを殺していたことが13日、市教育委員会などへの取材で分かった。市教委によると、コーチは中学から招かれ、59歳だった昨年4月から年間20日の予定で指導していた。 昨年12月21日、高校生との合同練習で市内の県立高校を訪れた際、敷地内のハトが騒がしいとして部員に殺すよう指示。2年生の男子部員2人が首を切るなどして殺した。池に沈められているハトに気付いた高校の教員が中学校に連絡。調査の結果、コーチの指示だったことが判明した。 コーチは「駆除する意味で言った」と事実関係を認め、部員は「指示に逆らえなかった」と話したという。学校は昨年末に保護者会を開き謝罪。今後はコーチが指導しない方針を伝えたという。
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