麻生太郎財務相は27日の閣議後会見で、セクハラ問題で辞任した福田淳一・前事務次官の後任に岡本薫明(しげあき)主計局長(57)を充てる人事を正式に発表した。森友学園の公文書改ざん問題で辞任した佐川宣寿(のぶひさ)・前国税庁長官の後任には藤井健志・同庁次長(55)を充てる。いずれも同日付。 麻生氏は、人事の狙いについて「一連の問題を真摯(しんし)に反省するとともに、信頼の回復に向けて財務省の再生に取り組むことが極めて重要だ。岡本新次官の体制においてしっかりと取り組みたい」と話した。 ただ、岡本氏は改ざん当時、文書管理の責任者である官房長だったため、6月に文書厳重注意を受けている。処分直後の昇格になるが、麻生氏は「本人が直接改ざんに関与したわけではない」と強調。岡本氏が省内の要職を歴任してきたことに触れ、「組織運営の中核を担ってきたのが岡本だった。ふさわしい人事として配置した」と説明した。 記者

学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐる文書の追加調査の結果が公表されたことを受けて、文部科学省の前川喜平前事務次官はコメントを出しました。 さらに「今後は内閣府と国家戦略特区諮問会議において、加計学園の獣医学部新設を認める過程の中で、具体的にどのような検討・検証を行ったのか、行わなかったのかを国民の前に明らかにし、さまざまな疑問点について説明責任を果たしてほしい」としています。 そのうえで、内閣府に対して、加計学園を特定事業者とすることを初めから決めていたのではないか、関係団体や専門家などからの意見聴取は十分に行ったのかなど、6つの疑問点を挙げ、国民が納得できる説明をするよう求めています。

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