全国18の国立・私立大学に広まっているが、学生らが起業した会社が大学に無断で開発したため、「個人情報が漏れる恐れがある」などと大学側が反発している。 学生が履修登録した授業の情報などは通常、大学から与えられたIDとパスワードで学内のシステムに接続して閲覧する。 一方、立命館大の学生サークルが2015年に開発したアプリ「 Orario ( オラリオ ) 」は、ID、パスワードを登録するとシステムに自動接続し、本人の履修情報を集め、1週間の時間割にして表示してくれる。情報は随時更新され、休講や教室の変更もわかる。 Orarioを開発したサークルのメンバーは昨年6月、株式会社「Orario」を設立した。他大学の学生も加わり、立命館大主催のビジネスコンテストや横浜国立大のスマホアプリコンテストで賞を取るなど高く評価された。 同社によると、現在は、立命館大、横浜国大を始め、上智大、青山学院大など18

大学側が「学生IDやパスワードを第三者に提供する行為は個人情報の流出に直結」とする一方、アプリ開発元は「学生の個人情報が弊社サーバーを経由することはない」と公式見解を示しています。 学生支援システムのIDとパスワードを利用した履修管理用スマートフォンアプリが、各地の大学で問題視されています。3月30日に上智大学が、アプリ利用における第三者へのID提供は禁止事項に該当すると指摘。個人情報の流出を懸念し注意喚起しています。 指摘のあったアプリは、学生が大学の教学支援システムのIDとパスワードを入力することで、履修情報をもとに時間割を自動で作成してくれるもの。休講情報の通知なども受けられます。 アプリは公式のものでなく、ID等を入力しての利用は、総合メディアセンター利用規程の禁止事項第9条「利用者が承認された利用IDを他の目的に利用、又は第三者に利用させる行為」に抵触すると同学は説明。「個人情報

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