大学側が「学生IDやパスワードを第三者に提供する行為は個人情報の流出に直結」とする一方、アプリ開発元は「学生の個人情報が弊社サーバーを経由することはない」と公式見解を示しています。 学生支援システムのIDとパスワードを利用した履修管理用スマートフォンアプリが、各地の大学で問題視されています。3月30日に上智大学が、アプリ利用における第三者へのID提供は禁止事項に該当すると指摘。個人情報の流出を懸念し注意喚起しています。 指摘のあったアプリは、学生が大学の教学支援システムのIDとパスワードを入力することで、履修情報をもとに時間割を自動で作成してくれるもの。休講情報の通知なども受けられます。 アプリは公式のものでなく、ID等を入力しての利用は、総合メディアセンター利用規程の禁止事項第9条「利用者が承認された利用IDを他の目的に利用、又は第三者に利用させる行為」に抵触すると同学は説明。「個人情報

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