
前回までのあらすじ 上のフロアの水漏れ事故がきっかけで、池袋の雑居ビルからの移転を余儀なくされた企画会社ベアーズの面々。日常業務をこなしつつ、大塚のリノベーションオフィスへの引っ越し準備で大忙しの毎日を送っている。今日は、ガジェットリーマン山本君は挨拶回りに、HAL子さんは引っ越しの手続きにNTTに出かけている模様。 営業に出た山本君の携帯がけたたましく鳴る。 クマさん: 「もしもし! こないだプリントアウトでチェックした提案書はどこだ!? もう客先に行かなきゃなのに、ファイルサーバーにないぞ??」 山本くん: 「え!? あれはGoogleSpreadsheetで作ったんですけど? 社長、Googleドキュメント使ってないんですか? こないだ招待状送ったじゃないですか」 クマさん: 「ぐ、グーグル?? 検索で使うアレか? 検索サイトにご招待ってお前なに言ってんだ??」 山本くん: 「……

本連載では各社が提供しているオフィススイートのうち、「無料で利用できる」ものの代表的な3つの製品「OpenOffice.org」「IBM Lotus Symphony」「Googleドキュメント」に絞ってその概要を見ていく。なお、各オフィススイート製品の概要は連載各回の最下部に掲載しているので、参照してほしい。 第1回は、ワードプロセッサ機能について概要を紹介していく。日本国内ではジャストシステムの「一太郎」も根強いユーザーを持つが、商用ワードプロセッサ市場はおおむね「Microsoft Office Word」(以下、Word)が標準となっている。ユーザーにとって互換性は非常に気になる点であるため、Word(2003)で作成した文書を各製品で開いてみている。 Wordで作成したサンプル文書。「事務所移転のお知らせ」という設定で、あいさつ文や個条書き、図挿入といった機能を使って作成した《ク

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