当初の告知では、サービス終了後は購入済みのコンテンツは閲覧できなくなり、購入済みのポイント「イーブックポイント」は返金やヤマダポイントへの交換はしないとされていた。 ヤマダ電機はこれについて「案内に一部記載不備があった」とし、誤解を招いたと謝罪。購入済みの電子書籍は8月に立ち上げる新たな電子書籍サービスで閲覧できるよう、調整を行っているとしている。また新サービスに移行しないユーザーにはイーブックポイント残高相当をヤマダポイントで付与する。 一方で出版社ディスカヴァー・トゥエンティワンはこの騒動を受け、外部の電子書籍ストアがサービスを停止した場合に、ユーザーが購入した同社のコンテンツを無償で提供するサービスを発表した。購入を証明できる電子メールなどがあれば、同社のサイトからepubデータをダウンロードできる。 関連記事 講談社とGyaO、月額300円のマンガ配信サービス「女子コミ」 雑誌連載

ヤマダイーブックは、独自のSNS「ヤマダ電機マルチSNS」内で2012年12月にスタートしたスマートフォン向け電子書籍サービス。YAMADAポイントとの交換やクレジットカード決済で購入する「イーブックポイント」と呼ばれる独自のポイントで電子書籍を購入できる。 サイト内の告知によると、サービスの向上・コンテンツの拡充のため、夏をめどに大幅なシステム変更を行い、新規に電子書籍サイトを立ち上げるという。購入したイーブックポイントの返金やYAMADAポイントへの交換は行わず、購入したコンテンツは7月31日で閲覧できなくなるとしている。 電子書店の閉鎖に伴い、購入した書籍が閲覧不能になる例はこれまでにもあったが、購入金額の一部や全額をポイントで返金する例もある。 関連記事 ヤマダ電機、購入書籍を新ストアでも閲覧できるよう調整 ポイント残額はヤマダポイントで返還 ヤマダ電機は、電子書店「ヤマダイーブッ

もうあの、ちょっとほこりっぽい匂いを懐かしく思う人も、少なくなっていくのでしょうか。 2012年の統計によると、図書館は日本全国に3234館あり、蔵書数は4億冊以上あるそうです。通っていた学校、あるいは地域にある図書館に、お世話になったことがある人も多いことでしょう。一方で、スマートデバイスが発達し、「電子書籍」も普及し、一般的になりつつあります。 国内外のイノベーションを様々な切り口で紹介するWebメディア「Mugendai(無限大)」が、この電子書籍がある時代にあわせた、新しい図書館のあり方を紹介しています。 ペーパーレス図書館の誕生図書館のあり方をめぐる大きな変化は、大学図書館から始まりました。2010年9月、アメリカのテキサス大学サンアントニオ校に、紙の本が1冊もない図書館が誕生しました。Kindleなどの電子書籍リーダーを使って、50万冊以上の電子書籍と約5万種の電子ジャーナル

2011/11/14 国立国会図書館 電子図書館サービスのためのデジタル化 デジタルの特性を活かし、インターネットを通じてどこからでも蔵書 を閲覧できるようにする いつでも、どこでも、だれでも 1998年 2000年 2002年 2003年 2004年 2007年 2011年 『電子図書館構想』策定、「電子展示会」提供開始 「貴重書画像データベース」提供開始 「近代デジタルライブラリー」提供開始 「児童書デジタルライブラリー」提供開始 『電子図書館中期計画2004』策定 「デジタルアーカイブポータル(PORTA)」提供開始 「デジタル化資料(貴重書等)」提供開始 原資料保存のためのデジタル化 原資料の代わりに、デジタル化した資料を提供することで、原資料 をより良い状態のまま保存する 利用と保存の両立 Page 2 国立国会図書館 1 2011/11/14
せっかく買い集めた蔵書が消える――。電子書籍の世界で、紙の本ではありえない事態が起こり始めた。電子書籍は買っても「自分の物」にならない契約が多く、企業の撤退などで読めなくなるケースがあるからだ。電子書店は乱立状態で、「撤退は今後も続く」(出版関係者)可能性がある。事業者に説明責任を求める声も強まりそうだ。 電子書籍事業から撤退するローソンの異例の対応が話題になっている。2月下旬のサービス終了に伴い、これまでの購入者全員に対し、購入額の相当分を、ローソンなどで現金と同じように使えるポイントで還元すると発表したからだ。 同サービスは、ネットを通じてサーバーに置かれた書籍を読むという仕組み。どこでも「購入」した書籍を読めるのが利点だったが、サービスが終了すると書籍は消えてしまう。

国立国会図書館が「近代デジタルライブラリー」でインターネットに無料公開していた著作権の切れた書籍が、当分の間、館内での閲覧だけに制限されることになった。 ネット公開について出版社側から抗議があり、国会図書館が検討会議をした結果、「出版事業の維持に直接の影響を与える可能性を現時点では否定できない」として、当面インターネットでの提供を停止する。 「紙の本が刊行中のネット公開に納得いかない」国会図書館は、2014年1月7日、「インターネット提供に対する出版社の申出への対応について」という資料を公開した。それによると、出版社から「近代デジタルライブラリー」での公開停止を求められたのは、『大正新脩大蔵経』(全88巻)と『南伝大蔵経』(全70巻)の2種類で、どちらも「仏教学における基本資料」とされる仏教の経典だ。 編者の高楠順次郎氏は1945年に亡くなり、95年には死後50年が経過したことから、すで

「2020年に日本の電子書籍市場を年間1兆円まで伸ばし、楽天は市場シェア50%の5000億円を取りたい。それが我々の使命だ」──。楽天は2013年4月4日、都内のホテルに大手出版各社を集めて、楽天ブックスと楽天koboの事業戦略説明会を開催した。 その席で講演した三木谷浩史会長兼社長は冒頭の構想を掲げ、出版各社に協力を求めた(写真1)。当面は2016年に電子書籍で年間500億円の流通総額の獲得を目指す。 2012年7月に電子書籍市場に参入した楽天は、これまでのサービス展開のなかで「品ぞろえの充実以上に、売れ筋書籍の電子化が急務であることが分かった」と説明(関連記事:楽天の電子書籍端末「kobo Touch」は7980円、国内150万冊目指す)。2013年夏までに「楽天ブックスでの通常の本の売れ筋ベスト1000タイトルのうち、80%を電子化してkoboで販売できるようにしたい」(三木谷社長)

Googleは9月25日、国内向けGoogle Playで日本語の電子書籍の配信を開始した。ストアのトップページには新たに「書籍」コーナーが設けられ、有料・無料の書籍・コミックが並べられている。 購入した作品は「マイブック」のコーナーから確認でき、Android端末ではアプリ「Google Play ブックス」を通じて作品を読める。PCからもWebブラウザ経由で作品が読めるほか、iOS端末でも専用アプリで読書が可能なようだ。ヘルプのコーナーには、iOS向け「Google Play ブックス アプリ」をダウンロードすることでiOS端末でも閲覧できるようになると説明されている。25日11時時点ではiOS向けアプリは見つからなかったが、今後配信されるものと思われる。

U-NOTE サイト閉鎖のお知らせ 長らくのご利用、誠にありがとうございました。 当サイトは2024年12月31日をもちまして閉鎖いたしました。 これまでのご支援に心より感謝申し上げます。
一つ前の記事で紹介した『銀輪の巨人』を、私はSony Readerで読みました。 読んでいて気になったことがあります。それは、一部に外字が使われていることです。なぜそうと分かるかというと、外字の部分だけフォントデザインが異なるからです。デザインがぱっと見てすぐ分かるほど違うかどうかはものによるのですが、本書の場合はだいぶ風合いが異なりました。 例えば次の画像のような語句が本文に表示されています。これはSony Readerの画面をデジカメで撮影したもの(をトリミングしたもの)です。 「漳州」と記されているのですが、「漳」の字だけ感じが違います。この字はJIS第3水準、面区点1-87-08です。JIS X 0208にない字が外字扱いされているものと想像できます。 外字でも何でも、表示できているのだからいいのではないか、と思う人もあるかもしれません。しかし、外字であることの弊害は割と簡単に実感
楽天子会社のカナダKoboは8月27日、日本で販売する電子書籍端末「kobo Touch」に、PC不要でセットアップできる「Wi-Fiかんたん設定」に対応したモデルの提供を始めた。購入済みのユーザーには、端末を指定の場所に送付すると、Wi-Fiかんたん設定に対応させて返送する無償サービスも始める。Wi-Fiかんたん設定は、無線LAN経由で自動セットアップする機能で、他国に先駆けて日本で提供。27日午前9時以降に注文した端末で対応する。端末の電源を入れて言語を選択し、「Wi-Fi経由でセットアップ」を選び、ネットワーク名とパスワードを入力し、楽天IDでログインすると、自動でセットアップが始まり、初期設定が完了する仕組みだ。 端末を購入済みで、セットアップができなかったユーザーは、無償アップデート受付ページで申し込んだ上で、印刷した申込書とともに端末を指定の場所(千葉県市川市内)に送付すると

「近日発売」と表示され、2ヶ月が経過したものの、未だに音沙汰が無い日本市場でのAmazonKindleだが、その足踏みに対して、日経新聞が「書籍が集まらないからではないか」との見解を示した。 今まで、当ブログでも取り上げてきたようにAmazonが提供する電子書籍リーダ、およびAmazonが提供する書籍販売サービスの提供は日本でも秒読み状態かと思われていた。冒頭にも記したが6月26日にAmazonのトップページに「近日発売」の文字が飾られたが、2ヶ月がたった今でも未だに発売はされていない。 書籍の権利に揺れるAmazonと出版業界 この、足踏み状態の原因とされているのが、肝心の書籍が集まらないことだ。 Kindleの日本参入は黒船の来航とも言われたが「既に出版したコンテンツについても、電子化する権利を譲渡すること」や「売り上げの半分以上がAmazonの利益になること」といった、Amazo

電子書籍リーダーと書店と出版社が一体となった本格的な電子書籍時代が日本にもようやく訪れたようで、よかったと思っていた。日本には本好きが多い。好きな本を電子書籍で買えるようになれば、こんなにいいことはない。狭い家で本の置き場所に困ることもなくなる。 ところが、鳴りもの入りでデビューした楽天の電子書籍リーダーkobo(コボ)は、いきなりコケてしまったとのこと。システム上の不具合、タイトルの少なさ、分類の乱雑さ、時にエロ本がトップページに出現してしまうアクシデントなど、散々だったと聞く。 それはそれで困ったことだが、私がもっと不思議に思っているのは、「なぜこの時期に電子ペーパー端末をを投入するのか」という点だ。なぜ、タブレット端末にしなかったのか。 各社が開発にしのぎを削っているアメリカの電子書籍業界では、電子インクを使う電子書籍専用リーダーはすでに「過去のもの」扱いになっている。アマゾンがキン
どうもです。 この前、話題の楽天koboを買ったのですが、どうやらクーポンコードを使うことで、本を何十%割引で買えるようになるようですね。 以下のサイトからクーポンコードを取得して、コピペするだけです。 Kobo Books Coupon Codes 購入画面の「クーポンコードを使う」のとこで入力します。 成功すると、こうなります。 ※あくまでも、自己責任でやってくださいね。 参考:楽天koboイーブックストアで○割引で本を買う方法。 – my bright tomorrow. Popular Posts: 今こそ使ってみたいGoogleMusic まとめ。 初心者必見!!TwitterBootstrap の導入方法 新大久保にある『おんどる』という韓国料理屋に行って来ましたGoogleのウェブ履歴を削除しよう。Google を使っている人は今日中にやるべき。iPhone
楽天さんから「コボタッチ」が届いたので少しいじってみた。初めてEインクリーダーを使った人とはまったく違う「すれた」レビューかもしれないが、出版エージェントという供給側の立場から、少し「たられば」論を述べてみたい。 全体としては残念ながら「急いては事をし損じる」の具体例A、という印象で「やっちまったな」感が否めない。もっとも、リリースを急いだ楽天の気持ちも分からないではない。アマゾンのキンドルに先駆けて日本で華々しくスタートを切り、世間様の話題もさらって一挙に端末を売ってなるべく多くのユーザーを囲い込んでしまいたい、そんなところだろう。 「7980円」では安すぎた? 意気込みは買うが、以前から楽天の「打倒アマゾン」には、「向いている方向が違うだろ?」という気はしていた。 前から何度も指摘しているとおり、電子書籍はブームや流行りでワッと売れて終わる類のトレンドではないし、企業間の競争の道具に使
週刊少年ジャンプが夏休み限定で無料配信中!毎週月曜0時に更新されます。アニメ化作品も盛りだくさん。
インターネット通販大手の米アマゾン社は、日本国内向け電子書籍配信サービスについて、8月末から9月にかけての開始をめざして最終調整に入った。作品提供を受けることで角川グループと大筋合意。新潮社も提供に前向きだ。講談社との交渉も大詰めを迎えている。電子書籍を読むための端末「キンドル」も国内で発売する。 アマゾンの参入で、国内の電子書籍市場は活性化する。今月、楽天が電子書籍端末を売り出したばかり。今後はグーグルやアップルの電子書店の本格展開も予想され、国内外の企業による覇権争いは激化する。 アマゾンはこのほど、電子書籍の世界標準規格で、縦書きの日本語にも対応できる「EPUB(イーパブ)3」などで作ったファイルをキンドルで読める規格に変換するプログラムを公開。出版社にガイドラインを提供した。 契約交渉でも、価格決定権などをめぐって当初、出版社側が反発していたが、「以前よりもアマゾンが大きく折れてき

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