生物の遺伝情報を自在に書き換えられる「ゲノム編集」の技術を使って、生きている細菌のDNAに、動画のデジタルデータを保存して、読み出すことにアメリカの研究グループが成功したと発表し、将来、DNAを記録媒体として活用する技術の確立につながるものとして注目されています。 デジタルのデータは0か、1かの情報を組み合わせて作られていますが、研究グループはA、T、G、Cという4種類の物質が並んでできている生物のDNAに注目し、あらかじめ、「Aが00、Tが01」などと保存したいデジタル情報を置き換えるルールを作りました。 そのうえで、デジタル写真や動画の1つ1つの画素ごとの色あいを、4種類の物質の並びに置き換えたDNAの配列を人工的に作り、ゲノム編集の技術を使って、生きている大腸菌のDNAに組み込んだということです。 そして、大腸菌からDNAの配列を読み込んだところ、90%以上の正確さで、写真や動画が再

ディープラーニングについて研究するGoogle Brainが、高解像度画像を8×8(64)ピクセルに変換した画像から元の画像を推測する技術「Pixel Recursive Super Resolution」を発表しました。 Pixel Recursive Super Resolution (PDFファイル)https://arxiv.org/pdf/1702.00783.pdfGoogle Brain super-resolution imagetech makes “zoom, enhance!” real | ArsTechnica https://arstechnica.com/information-technology/2017/02/google-brain-super-resolution-zoom-enhance/ 下の画像の右端が元の「ソース画像」で、これを8×8ピ
by Global Panorama 2015年5月にロンドンで開催された「Zeitgeist 2015」のカンファレンスで、スティーヴン・ホーキング博士が、人工知能が大きく向上しコントロールできなくならないために人類がすべきことを語りました。ホーキング博士は2014年にBBC Newsのインタビューに対しても「人工知能の進化は人類の終焉を意味する」と発言しており、人工知能開発に対して警鐘を鳴らしています。 FLI - Future of Life Institute http://futureoflife.org/misc/open_letter Stephen Hawking warns computers will overtake humans within 100 years | Operating Systems |Techworld http://www.techworld

眠っている人の脳の活動状況を分析することで、夢の内容を高い精度で解読することに、通信会社などが出資する民間の研究所が成功しました。 この研究は、NTTやKDDIなどの通信会社などが出資して作る京都府の国際電気通信基礎技術研究所のグループが行ったものです。研究グループは、3人の男性を眠らせて数分後に起こし、見ていた夢の内容を聞き取るとともに、眠っていた時の脳の活動内容を調べる実験を、それぞれ200回以上、行いました。 そして、見た夢の内容を車や食べ物などといった20ほどのパターンに分類し、その画像を男性が起きているときに再び見せました。そのときの脳の活動を分析し、眠っていたときの活動と照らし合わせることにより、一部の内容については、70パーセント以上の高い確率で夢の中に登場したかどうか、当てることができることが分かったということです。 夢の中の色や物体の形を解読することには成功していないとい
自民の2万円給付案、物価高に苦しむ市民は冷ややか 森山幹事長は「食費1年間の消費税負担額」というが…「ばらまき」「焼け石に水」

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