メディアダウンローダー「yt-dlp」でYouTubeの動画をダウンロードする場合、「Deno」などの外部JavaScriptランタイムを別途用意することが強く推奨されるようになりました。JavaScriptランタイムを用意しないと、YouTubeのダウンロードをうまく実行できなくなる可能性が濃厚です。 Release yt-dlp 2025.11.12 · yt-dlp/yt-dlp ·GitHub https://github.com/yt-dlp/yt-dlp/releases/tag/2025.11.12 [Announcement] ExternalJavaScript runtime now required for full YouTube support · Issue #15012 · yt-dlp/yt-dlp https://github.com/yt-dlp/y

こんにちは。PIVOTでソフトウェアエンジニア、スクラムマスターを務めて(いる|いた)@tawachanです。 この記事では、PIVOTのプロダクトチームがNotionからGitHub Projectsへタスク管理ツールを移行した経緯と、具体的な実装方法について紹介します。 背景:AIファーストチームへの変革 詳細な背景については、前回の記事「スクラムからカンバンへの移行——ソフトウェアエンジニアがマネージャーになる時代に」で、チームの思想やプロセスの変化について紹介しました。今回は、その思想を支える具体的なツールの変化に焦点を当てます。 前回の記事で紹介したように、私たちのチームはAI時代の開発に合わせてプロセスを見直し、スプリントベースからカンバン方式へ移行しました。しかし、プロセスを変えるだけでは不十分でした。 開発速度が上がると、次に見えてくるのはツール自体のボトルネックです。特に

連載目次GitHubは2025年8月29日(英語版、日本語版は同年9月5日)、AIによるプログラミング支援ツール「GitHub Copilot」で利用できるAIモデル(例:GPT-4.1やClaude Sonnet 3.7)の中から、最適なモデルを選ぶための指針となる情報を解説した公式ブログ記事を公開した。GitHub Copilotで利用できるAIモデル一覧(Agentモード選択時) 2025年9月8日時点、バージョン1.103.2のVisual Studio Codeでの表示例。なお、AskモードやEditモードでは、利用できるモデルの一覧内容が異なる場合がある。GitHub Copilotには、さまざまなAIモデルが用意されている。ドキュメント作成を助けるもの、質問にじっくり考えて答えるもの、そしてコーディングに強いものなどだ。こういった特徴を知っておけば、ユーザーは状況に応じ

現在のAI開発においては「バイブコーディング」が一つの潮流となっている。バイブコーディングは、開発者が目標を説明することで、エージェントがまとまったコードを生成してくれるものだ。ただし、バイブコーディングではコードが正しく見えても実際には動かないこともよくある。この課題を解決するため、Spec Kitは仕様書を実行可能な成果物として扱い、プロジェクトと共に進化させる手法を提案するものだ。 仕様駆動開発では、仕様書がエンジニアリングプロセスの中心となる。仕様を書くだけではなく、それを基に実装、計画、タスク分解が行われる。開発者の主な役割は方向性の指示であり、コーディングエージェントが実際の記述作業を担当する。 このプロセスは以下の4つのフェイズで構成される。 Specify(仕様作成):開発者がプロジェクトの概要(何を作りたいのか、なぜそれを作りたいのか)を説明し、コーディングエージェントが

GitHubは2025年8月25日(米国時間)に公開したブログ記事で、悪意のあるプロンプトでAI(人工知能)に本来とは違う意図の動作や回答をさせる攻撃「プロンプトインジェクション攻撃」について解説した。 これは「Visual Studio Code」(以下、VS Code)の「GitHub Copilot Chat」(以下、Copilot Chat)拡張機能のセキュリティ評価で3つの脆弱(ぜいじゃく)性が見つかったことに関係している。これらの脆弱性が悪用された場合、VS CodeのCopilot Chat拡張機能である「エージェントモード」において、GitHubのトークンや機密ファイルが漏えいしたり、ユーザーの明示的な同意なしに任意のコードが実行されたりする可能性があった。 なお、既にGitHubはVS Codeの開発チームと共同でこれらの脆弱性に対処している。 プロンプトインジェクション

VS Code、GitHub CopilotのMCPでStreamable HTTP・画像出力に対応 〜再利用可能な指示ファイル・プロンプトファイルの設定や、クイックフィックスでHTML・Markdownの代替テキストの生成も Visual Studio Code(以下VS Code)は2025年4月の更新で、GitHub Copilotに組み込まれているMCPにおいてStreamable HTTPと画像出力に対応した。これにより、MCPサーバーとの接続にStreamable HTTPを使えるようになり、また画像生成に対応していれば画像を出力できるようになった。GitHub Copilot in VS Code April release (v1.100) -GitHubBlog April 2025 (version 1.100) - Visual Studio
6月6日追記:プレミアムリクエストの課金は近日開始予定です。詳細はこちらのドキュメントをご覧ください。(ドキュメントの英語ページに最新情報が掲載され、日本語ページはその後に更新されます。)GitHub Copilotプレミアムリクエスト制限1の適用開始日を2025年6月4日に変更いたしました。 現在、プレミアムリクエストの可視化と管理機能の強化を進めており、ご利用状況や上限、費用を開発者の皆さまご自身で把握・制御できるようにすることを目指しています。 6月4日まではこれまで通りプレミアムモデルをご利用いただけます。 5月下旬より:VS Code、Visual Studio、JetBrains IDEs、およびgithub.comでプレミアムリクエストの使用量が表示されるようになります。これは使用量を表示するのみで、その時点では課金や制限のためのトリガーにはなりません。 6月4日より:すべ

WIPで新しい開発手法 WIP(Work-in-progress):仕掛り作業という意味 WIPという文字が付いていると、その作業はまだ終了しておらず、作業中であるとわかる。 一つの作業においても作業が様々あるので、それを細分化して書いておく。 例)進行中のチケットの状態 【WIP】#12345 ○○機能の新規追加 [✔] ○○.php にformを作成する [✔] ○○テーブルを作成する [ ] formをカスタマイズする [ ] formの挙動を確認する [ ] CSSの適応 [ ] テスト レビューワー(コードチェック)はWIPの状態を見ることで、その作業がどこまで進行しているかがわかり、タイトルの【WIP】が外れていたらその作業は完了(レビュー待ち)というように一目でわかるようになる。プロジェクト管理において、今あるチケットがどういう状態なのか「見える化」することができるようにな

Fork is getting better and better day after day and we are happy to share our results with you.

最近は欲しいアプリケーションがあると、人工知能(AI)による対話サービス「ChatGPT」につくってもらうことが増えた。自分で調べてつくると半日から1日はかかるようなアプリでも、ChatGPTを使えばあっという間に出来上がる。AIアプリも簡単に実現できる。先日AIの取材で、オープンソースの物体検出モデルである「YOLO(You Only Look Once)」を使ったデモを見た。これを自分のパソコンでも再現できないかと思い、Pythonによるアプリの作成をChatGPTに依頼してみた。 最初はアプリ内の画面表示がうまくいかなかったものの、数回のやり取りでトラブルは解決した。ChatGPTが生成したPythonコードを実行するとアプリが起動し、パソコンのカメラに写った複数の物体をリアルタイムに認識してそれぞれが何かを表示してくれる。こんなアプリがたった数分で出来上がるのだ。私はコードを1行

米Microsoft傘下のGitHubは12月18日(現地時間)、Visual Studio Code上で「GitHub Copilot」を無料で利用できるようにしたと発表した。これにより、ユーザーは「Visual Studio Code」(VS Code)内でGitHubアカウントにログインするだけで、追加料金なしにCopilotによるコード補完や提案を得られるようになる。 現時点ではVS Code向けのGitHub Copilotが無料提供の対象だ。従来は、メンテナーなど一部の認証されたユーザー以外は月額10ドルからの有料だった。なお、JetBrains IDEやNeovimなど、VS Code以外の環境でCopilotを利用する場合は、引き続き有料プランへの加入が必要だ。 また、無料版にはいくつかの制限がある。例えば、アクセスできるコード補完は1カ月当たり2000件までで、Copil

Recorded Futureは1月11日(米国時間)、「Flying Under the Radar: AbusingGitHub for Malicious Infrastructure|Recorded Future」において、GitHubを悪用するサイバー攻撃者が増加していると伝えた。攻撃者によるGitHubの悪用に関する分析結果は「(PDF) Flying Under the Radar: AbusingGitHub for Malicious Infrastructure」で確認できる。 Flying Under the Radar: AbusingGitHub for Malicious Infrastructure|Recorded FutureGitHubがサイバー攻撃者に人気の理由 Recorded Futureによると、GitHub悪用の主な目的にはペイロード

「【GitHub xサイバーエージェント共催】GitHub Copilotで変わる開発文化の現実」は、日本国内で最もGitHub Copilotの利用者数が多いサイバーエージェントとGitHubが共催し、GitHub Copilotを活用している現場のリアルな声や企業としての課題などを語るイベントです。ここで株式会社サイバーエージェントの黒崎氏、GitHub Japanの服部氏、GMOペパボ株式会社の髙橋氏と黒瀧氏が登壇。まずは、GitHub Copilotの活用について、GitHub Copilotに欲しい機能について話します。 登壇者の自己紹介服部佑樹氏(以下、服部):準備ができたようなので、続いてパネルディスカッションを進めていきたいと思います。 ファシリテーターを務めるのは、GitHubの服部です。よろしくお願いします。では、左から自己紹介をしていただいてよいでしょうか? 黒瀧悠

分散型バージョン管理システムのGitは2005年の登場以降シェアを伸ばし続け、2022年の調査では約94%のユーザーに利用されるほど一般的なツールとなっています。Gitにはさまざまな機能が搭載されていますが、その中で特に混乱を引き起こしがちな用語について、Gitを15年近く使用してきたというジュリア・エヴァンスさんが解説しています。 Confusing git terminology https://jvns.ca/blog/2023/11/01/confusing-git-terminology/ ◆HEADと「heads」 HEADは現在チェックアウト中のブランチやコミットを指しており、「.git/HEAD」に保存されています。一方「.git/refs/heads」に保存されているのはブランチで、「heads」は「branches」と読み替えればOKとのこと。 ◆detached HE

GitHubがCopilotの将来像「Copilot Workspace」を発表した。人間が書いたIssueを起点にCopilotが仕様作成からコーディング、ビルドなど、ほとんど全ての開発工程を自動的に実行してくれるものだ。GitHubの年次イベント「GitHub Universe2023」が米サンフランシスコで開幕。同社CEOのThomas Dohmke(トーマス・ドムケ)氏は1日目の基調講演の最後に、GitHub Copilotの将来像となる「Copilot Workspace」を発表しました。 Copilot Workspaceは、人間が書いたIssueを起点にCopilotがIssueに対応した仕様を書き、実装計画を示し、それに沿ってコーディングや既存のコードの修正を行い、ビルドをしてエラーがあれば修正まで行うという、コーディングのほとんど全ての工程をCopilotが自動的に実

GitHub、GitHub Innovation Graphを公開 ―世界各国の開発者の動きを見える化GitHubは2023年9月21日(米国時間)、GitHubを利用している世界中のソフトウェア開発者の動きや影響をオープンデータとインサイトとして可視化するGitHub Innovation Graphを公開した。GitHub Innovation Graphを公開 -GitHubブログGitHub Innovation Graph URL:https://innovationgraph.github.com/GitHub Innovation Graphは、2020年にさかのぼり、gitプッシュ、開発者、組織、リポジトリ、プログラミング言語、ライセンス、トピックおよび経済的な関係国に関する四半期ごとのデータをWebページでビジュアルに提供するもの。さらに深く知りたい利用者
符合付き整数や有理数、浮動小数点数を扱う任意精度演算ライブラリで、オープンソースソフトウェアのGNU Multi-Precision Library(GMP)が、2023年6月16日にMicrosoftが保有する数百ものIPアドレスからDDoS攻撃を受けていると報告しました。Microsoftとその傘下のGitHubによる調査の結果、GitHubのユーザーがFFmpeg-Buildsのスクリプトを書き換えたことが原因であることが明らかになっています。 The GNU MP Bignum Library https://gmplib.org/Microsoft'sGitHub 'DDoSes' open source GMP project • The Register https://www.theregister.com/2023/06/28/microsofts_github_gm

本記事のモチベーション 約8年前、Gitを使い始めたときに以下の記事を公開したところ、想像以上の反応をいただきました。 当時はSubversionからGitに移行し、試行錯誤をしている中だったこともあり、多くの反応をいただけたことはモチベーションのひとつでした。 ただ、時が経ち、当然かもしれませんが現在は当時と違う書き方をしており、思想として変わっていない部分はあるものの、今でもときどきLikeをいただく中で、アップデートを全くしないのは誠実じゃないなと感じていました。 というわけで、現在のフォーマットも数年後には変わっている可能性が高いですが、その時々のスナップショットを公開することにも何らか意味があるかなと思い、「今の僕はこうコミットメッセージを書いているよ」というのをまとめました。 Gitを使う環境 開発フローやホスティングサービスごとのUIのdiffによって、最適なフォーマットは変

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