プログラマーにとって、プログラムを書くだけでなく読むことも重要だ。読むスキルは書くスキルや設計スキルにもつながる。プログラムを読むコツを解説する。プログラマーなら「プログラムを書く」のがメインであって、技術が必要なほど読むことが大事とは思えない――。そう思う人は少なくないのではないでしょうか。逆に、「確かに読むのは大事なこと。効率良く読むためのテクニックがあるならぜひ知りたい」と思う人もいるでしょう。 恐らくプログラムを読むことの大事さがわかっている人は、ある程度プログラミングの経験があり、特に仕事でプログラミングやソフトウェア開発に携わっている人、そして恐らくはまだ仕事を始めてまだ年数が浅い人なのではないかと思います。 一方、「プログラムを読む」と言われてピンと来ない人は、プログラミング言語の入門書を読んで、さあいよいよ自分でもプログラムを作ってみようという段階の人が多いのではないかと

ソフトウェアアーキテクチャはシステムの成功に不可欠な要素であり、ソフトウェア開発者にはこの分野における効果的なスキルが求められる。しかし、その学習資料はまだ十分ではないのが現実である。株式会社えにしテックの代表取締役 島田浩二氏は、ソフトウェアアーキテクチャに関する書籍を多数翻訳している。Developers Summit2023 Summerに登壇した島田氏は、数々の書籍から学んだソフトウェアアーキテクチャの重要なエッセンスを紹介した。 ソフトウェアアーキテクチャとは? 3つの定義を紹介 島田氏は2009年に株式会社えにしテックを設立。2011年からは一般社団法人日本Rubyの会の理事を務めている。島田氏が翻訳に携わった書籍には、『進化的アーキテクチャ』『ソフトウェアアーキテクチャハードパーツ』、『ソフトウェアアーキテクチャの基礎』『DesignIt!』(いずれもオライリージャパン)

QUICはこの10年で世界的な規模で使用されるようになった新しいプロトコルのひとつであり、ネットワークにもこれまでになかったインパクトをもたらしています。本セッションではQUICがネットワークに与える影響をご紹介しますが、これがQUICの導入を検討する開発者やネットワーク運用者のお役に立てれば幸いです。本記事は、TechFeed Experts Night#13 〜 HTTP3/QUIC…Webプロトコル最前線のセッション書き起こし記事になります。 イベントページのタイムテーブルから、その他のセッションに関する記事もお読み頂けますので、一度アクセスしてみてください。本セッションの登壇者 セッション動画 @yuyarinと申します。前職では@kensaku_komatsuさんと同じ会社でクラウドを作っていました。現職はモバイルキャリアでエッジコンピューティングの基盤を作っているので、ぜひ

印刷する メールで送る テキストHTML電子書籍PDF ダウンロード テキスト電子書籍PDF クリップした記事をMyページから読むことができます本連載「企業セキュリティの歩き方」では、セキュリティ業界を取り巻く現状や課題、問題点をひもときながら、サイバーセキュリティを向上させていくための視点やヒントを提示する。 サイバー攻撃が巧妙化し、世界規模のビッグビジネスの様相を呈している――このことは、さまざまなメディアに取り上げられるインシデントなどで世の中の常識となりつつある。さらに、ITがビジネス領域へ本格的に進出して四半世紀ほどが経過し、現在では重要な社会インフラのようになってきている。そのため、サイバー攻撃は、社会における深刻な脅威となりつつある。 社会を守るためにセキュリティの重要度がこれまで以上に増大している。さらに、攻撃手法の巧妙化によって、単にセキュリティ対策製品などを

「スクラムフェス仙台」は初心者からエキスパートまでさまざまな参加者が集い、学び、楽しむことができるアジャイルコミュニティの祭典です。ここで登壇したのは、kyon_mm(きょん)氏。スペシャリストになれなくても成長する方法について話しました。全3回。2回目は、ジェネラリストを目指した経緯と書籍や論文で学ぶコツについて。前回はこちら。 「自分はジェネラリストがいいのかもしれない」という気づきkyon_mm氏:(スライドを示して)「どうしよう」と思った時に、「ちょっと考え直そう、どういうふうに考えたらいいかな」と思いました。その時に「スペシャリストとジェネラリストがいるな」みたいなことをぼやっと思いました。「スペシャリストは、特定の領域にメチャクチャ特化している達人で、その分野なら任せろという感じで、ジェネラリストは、いろいろな領域ができる万能な感じでだいたいそつなくこなします」という感じだなと


AI(人工知能)利活用が珍しいものではなくなった昨今、AIが開発者の意図しない挙動を起こしてしまう事例が度々問題となっています。女性の求職者を不当に低く評価してしまったAmazon.comの人材採用システムや、黒人の写真をゴリラと誤認識してしまう顔認証AIの事例などは、記憶に新しいことと思います。 このような問題を受けて、主に欧米を中心にAI利活用で生じるさまざまなリスクを低減させるべく「AI倫理」や「AI原則」を守るための法律やガイドラインの整備が進んでいます。日本でも経済産業省が2021年にガイドラインを公開するなど、AI利活用で生じる問題を予防する動きが高まりつつあります。 では一体、AI倫理を守るためには何をすべきなのでしょうか。この電子書籍では、連載「エンジニアが知っておくべきAI倫理」全4回を収録。「AI開発中に内在する代表的なバイアスやリスク」「データ収集段階でのバイアスへの

2022/5/27 変更 - この挙動が仕様ということを示すamazon.comのヘルプページへのリンクを張るとともに引用した -amazonのサポートに、amazonの指示によって問題のある操作をしたことがわかる通話履歴があるはずの日時を伝えた -amazon.comのサポートセンターに諸々書くにした旨追記 - こちらからamazonへの要求について補足2022/6/1 変更 - 「サポートの指示によってamazon.comのアカウントを消した」のではなく「使用していないamazon.comのアカウントを閉鎖してもいいのか」という趣旨の質問を私がしたのに対して「そうですね」と回答されたということがわかったので、訂正。 編集前の記述には取り消し線を引いて、編集後の記述は強調表示しました。NOTE: 上記変更点にもあるように、「サポートの指示によってamazon.comのアカウントを
コンピュータサイエンスの世界でプログラマーに特に影響のある有名な書籍について、Web上で無料で読めるものがまとめてあります https://t.co/kU9FmMkXDw 現在でも変わらず読まれているものや、昔からこの業界にいるほ… https://t.co/kHEBpVdgrL

印刷する メールで送る テキストHTML電子書籍PDF ダウンロード テキスト電子書籍PDF クリップした記事をMyページから読むことができます IDC Japanは10月21日、企業のITインフラ導入関与者を対象に実施した国内ハイブリッドクラウドインフラストラクチャー利用動向調査の結果(有効回答505人)を発表した。 それによると、ITインフラ投資の評価基準では、「業務スピードの向上」「システム利用者の満足度向上」「システムのサービスレベルの向上」に加え、「売り上げ拡大への貢献」「新規ビジネスの創出」など、ビジネス価値の実現に貢献する項目が上位に入り、年々上昇傾向にあるという。同社は、ITインフラがデジタルトランスフォーメーション(DX)基盤としてプライベートクラウドに加えパブリッククラウドサービスの活用が進み、関連で「Software-Defined」化や仮想化への投資が増加

ある出版社プロジェクトにおける事例 出版社は「書籍」と「雑誌」を制作している。制作した「書籍」と「雑誌」は、取次(※出版業界における卸のような位置付けの業態)や書店へ卸す。 「書籍」には返品があり得て、また在庫は会計上資産として扱われる。「雑誌」は返品はあり得ず、また在庫は資産として扱われない。 「書籍」には「ジャンル」という販売管理上の分類がある。具体的には下記の通り。 一般書籍 企画書籍(※雑誌と書籍の中間的なもの、書籍だが決して重版しない) 音響・映像媒体付き(※特別扱い) 成人向け(※特別扱い) 販売管理観点では、「雑誌」もある種の一つの「ジャンル」として扱っている。販売管理観点での「ジャンル」は、つごう下記5つという認識。 一般書籍 企画書籍 音響・映像媒体付き書籍 成人向け書籍 雑誌 「取引条件」という売価、支払サイト等に関わる諸条件が、おおよそ取引先(=取次や書店)×ジャンル

2016年から目標として掲げ続けてきた、Kindle本の販売という目標を2020年3月15日にようやく達成しました。AWSの薄い本 IAMのマニアックな話 作者:佐々木拓郎発売日: 2020/03/15メディア:Kindle版 IAMのマニアックな話とEPUBKindleで販売を開始した本は、昨年執筆しBOOTHで販売していた『AWSの薄い本 IAMのマニアックな話』です。この本は、Re:VIEWという紙書籍・電子書籍作成支援ツールを利用していて、PDFだけでなくEPUB形式でも出力可能でした。なので、執筆している当時は、BOOTHと同時にKindleでも販売開始しようとしていました。が、出来上がったEPUB版をみて、販売を見合わせていました。 書籍を作成する場合、図の位置であったり内容に合わせて改ページを考えます。しかし、一般的なEPUBは、リフロー型といって画面や文字サイズに合わ

筆者(uchan)は現在,自作OSの分野で精力的に活動しています.そんな筆者も最初から知識が有ったわけではありません.当然ですが最初は初心者でした.このエッセイは,筆者の自作OS人生を振り返り,何のきっかけで自作OSに足を踏み入れ,どうやって成長したかを語るものです. 筆者について 筆者はOS開発関連技術のコミュニティosdev-jpで活動しています.OSや低レイヤ技術が好きな人が集まってもくもくと作業をする「自作OSもくもく会」を2ヶ月に1回くらい開催したり,OSC(オープンソースカンファレンス)に出展したりしています.また,2017年と2018年にはセキュリティキャンプ全国大会でOS開発を主題とするゼミの講師をやりました. 筆者はIntel x86アーキテクチャが好きで,そのためのOSを作るための要素技術を研究しています.OSを作るためにはページングやLocalAPICなどのCPUの
ソフトウェア開発におけるデザインパターンまたは設計パターン(英: design pattern)とは、過去のソフトウェア設計者が発見し編み出した設計ノウハウを蓄積し、名前をつけ、再利用しやすいように特定の規約に従ってカタログ化したものである。パターン(pattern)とは、型紙(かたがみ)やひな形を意味する。本稿でのデザインは狭義の設計という意味であり、CSSやHTMLなどで使われる意匠デザインの定形を示す「デザインパターン」とは異なる。 書籍『オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン』において、GoF (Gang of Four) と呼ばれる4人の共著者は、デザインパターンという用語を初めてソフトウェア開発に導入した。GoFは、エーリヒ・ガンマ、リチャード・ヘルム、ラルフ・ジョンソン、ジョン・ブリシディースの4人である。彼らは、その書籍の中で23種類のパターンを取り上げた
Jul 17, 2018 前回に引き続きプログラミング教育についての記事です。 ディスる前に知っておくべき「プログラミング教育」のこと 前回の記事でも触れたとおり、すでに義務教育である中学校でプログラミングの教育は行われています。 プログラミングに関する内容が含まれているのは技術・家庭の技術分野の「情報に関する技術」の領域です。 今回は現在日本の学校で使われている教科書を大人買いして読み比べてみた私見を記事にします。 学習指導要領の中では「情報に関する技術」次のように定義されています。 この学習の内容は,(1)情報通信ネットワークと情報モラル,(2)ディジタル作品の設計・制作,(3)プログラムによる計測・制御の3項目で構成されている。(1)のア,イ,ウでは,情報に関する基礎的・基本的な知識及び技術について,(2),(3)では,(1)のア,イ,ウで学んだ内容を活用したディジタル作品の設計・制

ご来店ありがとうございます。本日より、新刊『みんなのデータ構造』の発売を開始しました。紙書籍の発送は7月25日前後を予定しています。電子書籍は購入後すぐにお読みいただけます。 『みんなのデータ構造』は、Pat Morin氏による “Open Data Structures” を翻訳して書籍として出版するものです。Pat Morin氏による原文は、クリエイティブコモンズ継承ライセンス(CC BY)で公開されており、誰でも自由に教材として活用できるだけでなく、内容に手を入れて別のライセンスで再配布したり、販売したりできるようにされています。堀江氏、陣内氏、田中氏による翻訳と、ラムダノート株式会社による編集も、すべてCC BYで公開しており、同様に自由に利用していただくことが可能です。 書籍版『みんなのデータ構造』(紙書籍および電子書籍)につきましては、クリエイティブコモンズライセンスではなく

Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? 内容 以下記載のURLを参考にロードマップをJavaバージョンにしてみた。 初心者から立派なJavaエンジニアになる方への学習の道しるべになれば。 また自分自身すべてできるわけではないので、できるようにするためのメモ書きとして。 (ただ以下をなんとなく理解するだけで2,3年以上かかった。。。) 参考 ※ 会社の同期から基本文法についてレベル別記載のアドバイスをいただいたので修正(2018/4/9) ロードマップ 学習方法 1.Hello World どのプログラミング言語でもそうですが、まずは動かし方を学びましょう。 ゲシュタルト崩壊

読んだことあるものについて、いくつか抜粋でおすすめしてみますね。リーダブルコード 圧倒的大差で1位を獲得したのは、『リーダブルコード』。 良いコードを書くために必要な基本的な知識が詰まった良書ですね。 リブセンス社内でも、他のエンジニアのデスクや本棚などいろいろな場所で、この特徴的な青い背表紙を見かけます。ランキングには入らなかったけれど『コードコンプリート』もよろしければどうぞ。 Team Geek 良いものを作るには良いチームであることが必要だ。 「だったらどうしたら良いの?」が書かれた本。 結局、決まりきった絶対的な方法はなく、問題解決のためにはお互いを尊敬して、諦めずにコミュニケーションを取り続ける必要があるんだと感じました。 たまに読むと大いに反省したくなること請け合いです。ハッカーと画家 良いソフトウェアを設計、デザインするハッカーのマインドが散りばめられたエッセイ。 「
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