「JSON」(ジェイソン)は、軽量のデータ記述フォーマットとして、さまざまなソフトウェア間でのデータ交換で広く使われています。 もともとJSONはJavaScriptのオブジェクト表記法をベースにDouglas Crockford氏が2001年頃に“発見”し(Crockford氏自身が「JSONはそれ以前から存在しており、私は発見しただけだ」と主張している)、命名。2002年にCrockford氏が作成したWebサイトjson.orgで仕様が公開されました。 当時はデータ交換フォーマットとしてXMLが主流になると見られていましたが、軽量で記述や解析が容易なJSONは現在、XML以上に広く使われるデータフォーマットになっています。 そのJSONが、JavaScriptの標準化団体でもあるECMA Internationalで標準化され、仕様文書が「ECMA-404」として公開されたと、Dou

10年ぶりにJavaScriptがバージョンアップする見通しとなりました。JavaScript(正式名称はECMAScript)の標準化団体であるEcma Internationalが4月9日に「Ecma International finalises major revision of ECMAScript 」というリリースを発表しています。ファイナルドラフトとなるドキュメント「final draft ECMA-262 5th edition」も公開されました。 新バージョンのECMAScriptはこれまでECMAScript 3.1と呼ばれていましたが、今後は名称が「ECMAScript 5th Edition」になるとのことです。そしてこれが一般的にはJavaScript 2.0と呼ばれることになるでしょう。 リリースからポイントを抜き出してみます。 The Candidate mi

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