就職や転職、収入にも影響のある資格の取得。スキルアップの手段として注目され、個人のキャリア形成を構築していく1つのプロセスとして考えられている。そんな資格取得についてスキルアップ研究所が昨年資格を取得した人を対象に調査。結果を公開している。 それによると昨年取得した資格でもっとも多かったのは、ファイナンシャルプランナーで、半数以上の人が取得している。続いて簿記、TOEICと続いているが、ファイナンシャルプランナーから大きく水を開けられている。 取得してよかったと思う資格も、ファイナンシャルプランナーがダントツトップで取得したランキングと変わらない。ただ、簿記やTOEICは取得した人数より減っているものの、ファイナンシャルプランナーは取得した人全員が良かったと回答。他の資格に比べて、効果やメリットを実感しやすい資格であり、家計管理や税金対策など日常的な金銭面での判断にも直結する知識が身につく

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)では、経済産業省が策定した「情報セキュリティサービス基準」に適合する情報セキュリティサービスの提供状況について調査を行い、情報セキュリティサービスを利用しようとする者が参照することができるように、調査の結果を以下のとおり情報セキュリティサービス基準適合サービスリストとして公開しております。 情報セキュリティサービス基準適合サービスリスト 情報セキュリティサービス基準適合サービスリストは、経済産業省が策定した「情報セキュリティサービス基準」への適合性を各審査登録機関(脚注1)により審査され、同基準に適合(脚注2)すると認められ、各機関の登録台帳に登録され、併せて、「誓約書」をIPAに提出頂いた事業者の各情報セキュリティサービスを掲載するものです。本リストの掲載期間は、審査登録機関の定める登録有効期間又は2年間のうち短い方の期間となります。本リストの内容は

「最近書きすぎなんじゃないの」と言われそうな気もするが、またまた新著が出る。著者もそろそろキャリアの終わりを意識するようになって、体と頭が動くうちに宿題を終わらせておかないとな、という心境である。本書は純粋な技術書ではない。コードもあまり出てこないので寝転がっても読める。エッセイと言ってしまえばそれまでだが、技術の背景にある思想や理論(あとちょっとした仕事術)にフォーカスした本だ。NewSQLやHTAP、生成AIによるクエリジェネレータなど時事的なテーマも扱っているが、その根底にもデータベース独自の思想や考え方が含まれている。その意味で本書は、筆者がどんな考え方や知識をバックグラウンドとしてDB/SQLに向かい合ってきたかという、今まで明示的に語ってこなかった頭の中を直接ダンプしたような内容になっている。それを伝えることで、長い目で見て読者の血肉になるような物事の考え方や視野の広さを養え

ウサイン・ボルトが走るとき、周囲の時間は1.000000000000000858倍遅くなり、理論によって予想される宇宙定数の値は、なぜか観測が示唆する値の0.00000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000001倍にすぎない——こうした途方もないスケールの巨大数、微小数、そして無限の探究を通じて宇宙の真理を解き明かす 『宇宙を解き明かす9つの数——巨大数・微小数・無限をめぐる冒険』(アントニオ・パディーヤ:著 水谷淳:訳)が好評発売中です。 今回の記事では刊行を記念し、本書の「訳者あとがき」の一部を特別公開いたします。相対性理論やヒッグス粒子、ブラックホールやホログラフィック原理など、現代の宇宙物理学を

はじめに 哲学を専門としない人が哲学に関心が出てきたときに何を読むとよいだろうか。世には「入門書」と題されている本はあまたあるけれど、ぜんぜん入門書ではないケースも多いし、あんまり頼りにならない入門書も少なくない。 私は哲学を専門としている(とりわけ分析美学)。他の学問の専門家の人や実務家、アーティストと話す機会があったりするが「哲学ってよくわからないなあ」という感想をもらうと、「なかなか役に立ちますよ」と言いながら紹介したりしている本を紹介することにしよう。 勧めたい本は無数にあるが、えいやで各分野1冊にした。 おすすめブックリスト すごく抽象的なことが気になる人→『ワードマップ 現代形而上学』新曜社 ▶関心に合わせてトピックごとにつまみ読みがおすすめ。 ワードマップ現代形而上学ー分析哲学が問う、人・因果・存在の謎 作者:秋葉 剛史,倉田 剛,鈴木 生郎,谷川 卓 新曜社Amazon

探索的テストの考え方 ソフトウェア開発のテスト設計とテクニック 著作者名:James A. Whittaker 翻訳者名:杉浦清博 書籍:3,828円 電子版:3,828円 B5変:256ページ ISBN:978-4-8399-86032 発売日:2024年12月25日 シリーズ名:Compass Booksシリーズ 内容紹介 ソフトウェアの品質高めたい、すべてのテスト技術者&ソフトウェア開発者の方へ! 探索的テストとはテストケースを作成せずソフトウェアを動作させながら進めるテスト手法です。手動テスト、スモール探索的テスト、ラージ探索的テスト(ツーリングテスト)、ハイブリッド探索的テスト、探索的テストの実践と話を広げ、また探索的テストの未来、テスト技術者としてのキャリアを成功させる方法をアドバイスします。 コンピュータを使ったことがある人なら誰でもソフトウェアに不具合があることは理解してい

内容紹介 為替の変動は我々の生活にいかに影響するか? 世界情勢の悪化で、日本はどうなる? 先行きが不透明な2025年のシナリオを複眼的な視点で探る。 日本経済新聞社を代表するコメンテーター、編集委員らベテラン専門記者が徹底解説。どこに着目するかで、世界の見え方は大きく変わる。記者たちの視点をいち早く提示する1冊。 2025年版は、生成AIのソフトウェア活用、世界秩序の行方、「脱・歴史的円安」とこれからの見通しを特集テーマに、政治、経済、ビジネスについて22の論点を取り上げる。 目次 2025年の争点となる3つの論点 論点1 「ティア0.5」が産業の風景を変える そして、付加価値はソフトウェアに移る 論点2 世界を巻き込む戦争の足音 中ロ朝の「枢軸」が壊す秩序 論点3 「脱・歴史的円安」ポストコロナ時代の新常態を探る なお残る「円弱」招く経済構造 Chapter 1 日本は現状維持すら危うい

内容紹介 『言語の本質』(中公新書)で 「新書大賞2024」大賞を受賞した 今井むつみ氏の書き下ろし最新刊! 間違っているのは、 「言い方」ではなく「心の読み方」 ビジネスで 学校で 家庭で …… 「うまく伝わらない」という悩みの多くは、 「言い方を工夫しましょう」「言い換えてみましょう」 「わかってもらえるまで何度も繰り返し説明しましょう」では解決しません。 人は、自分の都合がいいように、いかようにも誤解する生き物です。 では、都合よく誤解されないためにどうするか? 自分の考えを“正しく伝える”方法は? 「伝えること」「わかり合うこと」を真面目に考え、 実践したい人のための1冊です。 目次 はじめに 認知科学者が教えるコミュニケーションの本質と解決策 第1章 「話せばわかる」はもしかしたら「幻想」かもしれない 「人と人は、話せばわかり合える」ものなのか? 「話せばわかる」とはどういうこと

内容紹介 「家を買えばいいのか、借りればいいのか」「ローンを組むなら、固定金利型か、変動金利型か」「NISAで投資を始める時、押さえておかなければいけいポイントは?」――。人生設計や投資を考える時、判断の成否を分けるカギとなるのは「経済の先行きを読む力」。その「先読み力」を確実に強化する方法を、日経新聞論説フェローでWBS解説キャスターを務める著者が丁寧にわかりやすく解説する。切り口は「市場を読む」「金融政策を読む」「景気を読む」「企業を読む」「人口減少を読む」「地政学を読む」の6つ。「この6つの観点から法則性を理解できるようになれば、パズルが解けるように一歩先の経済が見えてくる」。日々、ニュースに触れていると、何となくわかった気になるものの、実は原理原則をきちんと説明できる人は少ない相場、金利、景気の話。断片的な知識を、体系的な教養に変えてくれる1冊。 目次 はじめに 第1章 市場を読む

ITエンジニア本大賞2025の一般Web投票、締切が12月8日(日)に迫っています。「おすすめしたい本がある!」というエンジニアの皆さん、投票はお済みでしょうか。まだの方はお忘れなく! 今回はITエンジニア本大賞を振り返り、これまでのどんな本が選ばれてきたのか、過去の技術書部門・ビジネス書部門の大賞をまとめて紹介します。ITエンジニア本大賞はCodeZineを運営する翔泳社が主催。2014年から続いている「ITエンジニアがITエンジニアに読んでほしい技術書・ビジネス書を選ぶイベント」です。 これまで数々の名著が大賞を受賞してきましたが、皆さんが読んだことのある・知っている本は何冊あるでしょうか。今回は歴代の大賞を一挙に紹介しますので、読もうと思っていた本や、ノーチェックだった本があれば、この機会に読んでみてください!ITエンジニア本大賞2025の一般Web投票はまだ受付中(12月8日ま

明確な事業撤退方針で変革を遂げた日立、日本企業が陥る「最悪のパターン」との目に見えない決定的な違いとは 元ローランド・ベルガー会長、シナ・コーポレーション代表の遠藤功氏が語る日本企業に必要な新しい現場力(前編) 日本企業はかつて、数多くの独創的なイノベーションを生み出し、グローバル市場で圧倒的な存在感を放っていた。しかし、近年では競争力の低下が顕著となり、不正や不祥事、ハラスメントに関する報道も後を絶たない。その要因として「企業の現場力の低下が影響している」と指摘するのが、シナ・コーポレーション代表取締役の遠藤功氏だ。2024年7月に著書『新しい現場力:最強の現場力にアップデートする実践的方法論』(東洋経済新報社)を出版した同氏に、日本企業から失われつつある「現場力」と、その衰退原因について聞いた。(前編/全2回) 「現場力の劣化」が不正や不祥事を引き起こした ――著書『新しい現場力:最強

(2018年に「知の見取り図」というwebサイトからインタビューを受けて公開された(少し反響もあった)ものなのだけど、どうも本家のサーバーがずっと落ちているようなのでこちらに転載することにしました。インタビューの文脈としては「哲学科の学生は岩波文庫を全部読め」といった趣旨のことを言っている先生がいたので私は全く反対ですという意見をtwitterに書いたら多少バズってしまってそれで依頼が来たのだと思う。インタビュアーの方も政治哲学の知見をかなり持っている方で楽しくお話しできました。) 以下、本文 小難しい本を何冊も読むことが哲学を始める最初の一歩として相応しいわけではない。どんな順番でどんな本を読んだら良いのか、それらを推薦する理由は何か。慶應大学で倫理学を教える長門さんからお話を伺った。 目次 [hide] 1 自己紹介とこれまでの経緯 2 哲学や倫理学にまつわる偏見 3 長門さんの研究内
「プロとしてプログラムが書ける人」に求められる能力が大きく変わった! 1つのプログラミング言語にこだわらず、それぞれの言語のベストプラクティスを学ぼう。現代のプログラミング言語を支える技術が凝縮された一冊 目次 第1章 はじめに 1.1 プログラミングに必要な知識とは 1.2 本書の構成 1.3 プログラマに伴走する生成AI 1.4 コーディング環境 1.4.1 オンライン実行環境 1.4.2 ローカルでのコーディング環境 1.5 まとめ 第2章 C言語からはじめよう 2.1 C言語とは 2.2 入力・演算・出力 2.2.1 変数・定数・リテラル 2.2.2 演算子 2.2.3 入出力関数 2.2.4 数値計算を行うプログラム例 2.2.5 配列 2.2.6 文字と文字列 2.3 制御構造 2.3.1 条件分岐 2.3.2 繰り返し 2.3.3 構造化プログラミング 2.4 関数 2.4.

DX Criteria(DX基準 )は、日本CTO協会が監修・編纂している企業のデジタル化とソフトウェア活用のためのガイドラインです。本基準は、デジタル技術を企業が活用するために必要な要素を多角的かつ具体的に体系化したものです。ソフトウェアエンジニアリング組織の健全な成長・経営目標の可視化・パートナーとのコミュニケーションなどに使っていただくことを目的に作成されています。 また、本基準は絶対ではありません。誰かを攻撃したり、アセスメント結果の数字のみに注目して本質的な改善をおろそかにするためのものではありません。極めて実践的で具体的な項目で構成されているため、定期的に最新動向に併せてCTO協会のWG内で議論をおこないながら、適宜アップデートをしていくものです。

先日、博士(情報学)になりました。学部と大学院をあわせた 9 年間で読んだ情報科学関連の教科書・専門書を思い出を振り返りつつここにまとめます。私は授業はあまり聞かずに独学するタイプだったので、ここに挙げた書籍を通読すれば、大学に通わなくてもおおよそ情報学博士ほどの知識は身につくものと思われます。ただし、特に大学院で重要となる論文を読み書きすることについては本稿には含めておりません。それらについては論文読みの日課についてや論文の書き方などを参考にしてください。 joisino.hatenablog.com 凡例:(半端)とは、数章だけ読んだ場合か、最後まで読んだものの理解が浅く、今となっては薄ぼんやりとしか覚えていないことを指します。☆は特におすすめなことを表します。 学部一年 寺田 文行『線形代数 増訂版』 黒田 成俊『微分積分』 河野 敬雄『確率概論』 東京大学教養学部統計学教室『統計学
2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にして紹介しているWebメディアのSeamless(シームレス)を運営し、執筆しています。 1週間分の生成AI関連論文の中から重要なものをピックアップし、解説をする連載です。第22回目は、AIが不得意とする指の数を修正する技術やStabilityAIの動画生成モデルなど、生成AI最新論文の概要5つをお届けします。 生成AI論文ピックアップ人間が話すような音声合成でテキストを読み上げるTTSモデル「StyleTTS 2」 コロンビア大の研究者ら開発> StabilityAI、画像から動画を生成するモデル「Stable Video Diffusion」発表 画像と動画を同時に扱う大規模視覚言語モデル「Video-LLaVA」 北京大などが開発 テキストから3Dモデルを生成する新型モデル「LucidDreamer」 他に影響を与えず表情や年

「問題意識」はどこからくるか 「問題意識を持て」とよく言われます。はたして、そう言われて自動的に問題意識が生まれてくるものでしょうか。 そもそも、問題意識とはいったい何でしょうか。すでに問題が目の前で起こっている場合は、「問題意識を持て」などと悠長なことは言いません。 問題意識の有無を論議するまでもなく、問題が存在するわけですから、それを解決するしかないのです。 つまり、「目に見える問題」については、問題意識という言葉は使いません。「目に見えない問題」「気がつかない問題」についてのみ問題意識と言うのです。 ということは、問題意識とは、問題が顕在化する前に問題が生じる可能性を感じとる能力であるといえます。 養生という言葉があります。ふだんから健康に気をつけて養生に努めている人は、わずかな身体の変調を敏感に汲みとって、休息をとったり、医者に相談に行ったりします。だから大病にはかからず長命を全う

リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く