日本会議の発表するところによると、彼らがこれまで集めた「改憲署名」は700万筆にのぼると言う(5月3日現在)。彼らの改憲運動用フロント団体 「美しい日本の憲法をつくる国民の会」の通称が「1000万人ネットワーク」であることからわかるように、署名活動の目標は1000万筆の獲得だ。SNSを見渡すと、この数字を受け、9条の会周囲の人々が「だからこそ我々の2000万筆目標護憲署名が重要だ!」と息巻いておられる。 僕はここが「日本会議の凄さ・左翼のダメさ」だと思う。 日本会議はあの署名を、国会なり何なりに請願するためだけに集めているのではない。 彼らの1000万筆獲得という目標は達成されるだろう(しかしこれまでの彼らの運動での獲得ペースからいうと極めて低調であることは付言しておくが)。そして、そうして獲得した署名用紙を、武道館に山積みにした演壇をつくり、今秋には決起集会をやりもするだろう。そしてそ
昼間の熱気がそのまま居座ったような、蒸し暑いある夏の日の深夜。 突然、アパートの通路に面した明り取りの窓が開く音が聞こえた。 「……えっ、誰?」 眠い目をこじ開けると、暗闇のなかに、通路の暗い蛍光灯に逆光で映し出された男の影が見えた。背丈よりも高いところにある窓によじ登り、男はすでに部屋の中に入ろうとしている。 「誰!」 もう一度、今度は少し大きな声で聞いた。 「Mだよ。悪いが今晩泊めてもらえないか……」 Mは僕と同じ大学の、3歳ほど年上の先輩だった。新左翼系セクトに所属しており、活動家としてそれなりに名前を知られていた。決して親しい間柄というわけではない。そのMが突然、それも深夜の1時をまわった時間に訪ねてきたのだ。 「Mさん、こんな時間にどうしたの?」 「いや、ちょっと事情があってな。行くところがないんだよ」 部屋の灯りをつけると、黒縁のメガネをかけ無精髭で覆われた顔がニヤリと笑った。

12月から延々と続いてきた繁忙期もひとまず一区切り。ようやくネットにいろいろアップしたりできるようになりました。 詳細不明の絵本の切れっ端を多数譲ってもらいましたので、とりあえずそんなものからtumblrにアップしていきます。 一昨日、仕事の関係で平和運動の中の人(50歳代くらい)とおしゃべりする機会があり、びっくりしたことがあった。 「軍部の暴走」ってよく言われるけれど、大日本帝国軍隊の指揮命令系統ってどうなってたんだ、という話になったわけですよ。で、まず驚いたのは「大本営」ってどんな仕組みなのか、彼は知らない。「そんなこと興味ない」って言う。えっ、じゃあなんで「軍部の暴走」ってアナタは言えるの? と不思議でしょうがいない。 で、いろいろと話すうちに、僕の方からクラウゼヴィッツの「戦争とは他の手段をもってする政治の継続である」というテーゼを紹介したところ、「それは戦争賛美だ! 戦争は戦争
6月27日にNHKバッシング運動の人たちが都内でアクションを行い、それぞれのブログに報告をアップしているようなのだが、あまりにも見た目にキモイ作戦を敢行したもよう。 リンク先に写真有り。 http://hanausagi.iza.ne.jp/blog/entry/1106283/ うわー、思想信条抜きでダメ、生理的拒絶反応だわ。 はっきり言ってカルト集団のデモンストレーションです。オウム真理教の選挙運動を見たときと同じ気持ち悪さ。 これは市民運動のビジュアルには見えません。 http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-802.htmlに解説あり。 「電車利用のデモ行進」と言うべきか、それとも「歩く看板作戦」「広告電車作戦」と言うべきか。前後にそれぞれ「NHKの大罪」「NHK解体・受信料拒否」と大書されたTシャツを着こみ、万単位、十万単位の人
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