共産党との選挙共闘に反対し、「真の保守を確立したい」と民進党を飛び出した長島昭久衆議院議員。なぜ民進党は支持を集めることも、変わることもできないのか。そして、外交・安全保障の専門家が見据える政局の行方は――。 この2年ほど、私は「政権交代の即効薬はない」と訴え続けてきた。二大政党制と言われている国は、米・英・豪、みな同じように10年程度のサイクルで政権交代が起こる。英国のブレア政権にしても、17年ぶりの政権交代。ならば、われわれも下野してから10年、歯を食いしばって地道にやっていくしかなかった。ところが、地道な努力に没頭できず、選挙目当てで共産党との共闘に飛びついてしまった。 去年の代表選挙出馬時も、野党共闘の見直し、党としての憲法改正案の作成、国会戦術の根本的な転換を訴えた。私が掲げた国会戦術は、極めてシンプル。各議員が自分の得意分野で堂々と閣僚に論戦を挑むというもの。しかし、国対幹部か

民進党代表選(15日投開票)に出馬している蓮舫代表代行の日本国籍と台湾籍とのいわゆる「二重国籍」疑惑は7日、さらに波紋を広げた。産経新聞などとのインタビューで、17歳で台湾籍の放棄を宣言した後、これまでに除籍を確認しなかった可能性も浮上。将来、首相を目指す国会議員として資質が問われる事態だが、蓮舫氏優勢という代表選の情勢は変わらず、与党からは疑惑を抱える「蓮舫代表」誕生を歓迎する声すら出ている。 「法律的には昭和60年から日本人だ」。蓮舫氏はインタビューで、昭和60年1月21日に日本国籍を取得し、台湾籍の放棄を宣言した時点で、日本の国籍法上「日本人になった」と主張。しかし、「台湾籍が実際に除籍されたかを確認したのか」との質問には明確に答えなかった。 蓮舫氏は平成16年に参院議員に初当選し、22年には菅直人内閣で行政刷新担当相に就任している。こうした節目で国籍について確認しなかった可能性があ

1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く