11日に行われた将棋 王座戦五番勝負の第4局では最終盤、勝敗を決定づける”運命の一手”がありました。 終盤、互いに時間を使い切り、1分未満で次の手を指す「1分将棋」となる中、永瀬九段は敵陣をねらう「香」を打ったり、「銀」や「と金」を活用したりして藤井八冠の玉に迫り、AIの評価値も永瀬九段有利に傾きます。 122手目、藤井八冠が「5五銀」と打った局面で、AIの評価値は永瀬九段が圧倒的に有利な「99%」となり、勝利はほぼ確実とみられていました。 ところが永瀬九段は123手目に、「勝ち筋」の「4二金」という手ではなく、「5三馬」という意外な手を指しました。 これはプロ棋士やAIの予想にはなかった指し手です。 この手を指したことでAIの評価は一気に永瀬九段の不利に傾き、10%を切る数値にまで低下します。 読みの誤りに気付いた永瀬九段は何度も頭をかきむしり、天を仰ぎました。この結果、藤井八冠に反撃に

前人未到の8冠全制覇を成し遂げ、さらなる高みを目指す藤井聡太8冠(21)へ、世界的半導体企業「AMD」(本社米国)の日本法人「日本AMD」が12日、藤井が将棋研究のための自作パソコン(PC)で使用している同社CPU(中央演算処理装置)の最新型が完成次第に提供し、さらなる進化に協力することを明言した。 藤井は人工知能(AI)を使った将棋ソフトで将棋研究を深めている。ソフトの「読み」のスピードを高めるために、極めて高性能なCPUを組み込んだPCを自作しており、処理速度は世界最高水準とされる。日本AMDは22年9月に藤井とCM出演などの広告契約を結んだと発表。販売店などで当時約100万円で取引されていた「Ryzen Threadripper(ライゼン・スレッドリッパー)PRO 5995WX」を提供してきた。 藤井の8冠達成を受け、関路子代表取締役副社長は取材に「サポートさせていただけたのであれば

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