「貧乏だったから」、人並外れた空想力が培われた漫画界でも屈指の型破りな存在、それが武論尊さんだ。それまで見たこともないような登場人物と予想もつかないストーリーで膨大な読者の心をつかみ、原作者として伝説的な大ヒットを飛ばしてきた。 新人の平松伸二氏とともに連載に挑んだ『ドーベルマン刑事』は500万部超、史村翔名義で池上遼一氏とコラボした『サンクチュアリ』は700万部超、そして、原哲夫氏と組んで1億部を超えるメガヒットを記録した『北斗の拳』は、2026年、『北斗の拳 -FIST OF THE NORTH STAR-』としてアニメ化を控える。週刊少年ジャンプで『北斗の拳』の連載が終了したのが1988年。それから40年近く経っても脚光を浴び続ける漫画は、ほかにないだろう。 原作者として、武論尊さん自身が語る強みは「人並み外れた空想力」だという。その空想力はどう培われたのだろうか? 武論尊さんに問

2024年3月10日。いのまたむつみ氏逝去の報は、多くのファンに衝撃を与えた。 いのまた氏は、アニメ『ブレンパワード』や『テイルズ オブ』シリーズのキャラクターデザインなどで知られるアニメーター・イラストレーターだ。 (画像はいのまたむつみ画集『いのまたむつみ画集MIA』 | 学研出版サイトより)1980年代、高校生のころにアニメ業界でキャリアをスタートしたいのまた氏の、繊細でありながら一目で印象に残る独特な絵柄や色使いは数多くの人々を魅了してきた。アニメ業界や出版業界、もちろんゲーム業界の中にも、彼女のファンを公言する人は少なくない。弊誌・電ファミニコゲーマーの編集長であるTAITAIも、そんな氏の絵柄に魅了されたひとりである。 そこで電ファミでは、いのまた氏の追悼、そして恩返しのためにも、「いのまた氏を直接知る人々」「憧れ・影響を受けたクリエイター陣」「評論家・コラムニスト」による多角

会社の経営が危ぶまれたときには本業への投資を優先すべきで、新領域への先行投資は業績が好調のときにやっておくべき、みたいな話を読んでいて、人生もそういうところがあるのではないかと思いました。 つまり、新しいことを始めるのは人生に余裕があるときであるべきで、人生に行き詰まりを感じてから初めて新しいことをやろうとするのはリスクが高いということです。なぜなら、余裕がないと失敗を強く恐れてしまうし、それなのに早くモノにしないといけないとと焦る状況になってしまうからです。 僕の人生で言うと、30代半ばあたりで生まれて初めて「人生に余裕がある」という気持ちになりました。会社員としての習熟により仕事における困難さがだんだんと消えてきたこと、また、沢山いる弟妹たちが一人で生きられるようになったことで、金銭的サポートをしなければという義務感が消え、心理的にも金銭的にもプレッシャーが激減し、人生の余裕が爆増して
昨日の話の捕捉みたいな文章です。 mgkkk.hatenablog.com 昨日の話は、漫画家志望の人に対して、よってたかって「一作描けなければ才能がない」みたいな話がされているのを目にして、そんなこと言われたって別に描けるようになんかならないだろと思って、漫画家志望者の人も言われた先って何かあるわけじゃないなと思って不毛に思ったというか、どうせなら描けるようになるために少しでも近づく話が出来た方がいいだろうなと思って書きました。漫画家志望者が漫画家になるまでのステップを以下のようなものじゃないかと思います。 ①漫画を描きたいと思う ②漫画が1作描けた ③漫画を何作も描けた ④漫画を上手く描けて他の人に褒められた ⑤プロの漫画家になれた 昨日の文章は①から②になかなか移行できない人に対して、できてないことを他人に色々言われるかもしれないけど、人の能力は適切な訓練をすれば伸びるものなので、
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