はじめに ダンジョン飯 1巻 (HARTA COMIX) 作者:九井 諒子KADOKAWAAmazon アニメ『ダンジョン飯』が人気ですね。 ダンジョンで飯を食うという非常識がグルメにもギャグにもなっていて、いちおうシリアスな話も進行していく『ダンジョン飯』。今日のお題は、そのインスパイア元っぽいRPG『ウィザードリィ』のさらにご先祖様の『ダンジョンズアンドドラゴンズ』(以下『D&D』と表記)です。 今、『D&D』の雰囲気をいちばん簡単・忠実に味わえる作品といえば『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』でしょうか。 ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り 4K Ultra HD+ブルーレイ[4K ULTRA HD +Blu-ray] クリス・パインAmazon 『アウトローたちの誇り』は、種族も性格も技能も違うキャラクターたちが喧嘩したり協力しながら旅を続ける物語ですが

ゲーム開発者ますだたろう氏が投げかけた疑問が、反響を呼んでいる。その問いかけとは、ゲーム難易度の「EASY・かんたん」といった記載が嫌(不愉快)だと思うか、というもの。ゲームの難易度では、「EASY」「NORMAL」「HARD」といった項目が一般的。一方で、その項目の名前は多様化している。 変わりゆく難易度表記 今年発売のタイトルに絞っても、難易度表記はかなり多彩。アクションRPG『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN』の難易度は「STORY」「ACTION」「HARD」「CHAOS」。もっとも簡単な難易度は、物語を楽しむという狙いのもと「STORY」とつけている。『星のカービィ ディスカバリー』では「はるかぜモード」と「ワイルドモード」が存在。はるかぜモードは初心者向けであるが「イージー/かんたん」とは表記していない。一方で「ワイルドモード」

昨夏にリリースされるやいなや世界中で人気を集め、国境を越えて大流行した『PokémonGO』(以下、『ポケモンGO』)。 多くの国で人々をとりこにしたこのアプリだが、世界にはさまざまな文化があるようで、ムスリム圏では「偶像崇拝を助長する」「戒律に反する」といった理由で『ポケモンGO』が禁止されたという報道も。遠い異国の変わったニュースは、日本でもSNSやまとめサイトなどで格好のネタとなって拡散した。 (画像は『PokémonGO』の公式サイトより) しかしその一方で、現地の資料やニュースを調べ尽くし、「実はムスリム圏でも『ポケモンGO』は普通に遊ばれている」という調査結果を一人でまとめ上げた男がいる。ゲーム産業専門の調査会社・メディアクリエイトで国際部チーフアナリストを務める、佐藤翔さんだ。 佐藤さんのお仕事は「新興国ゲームビジネスレポート」という、世界中のゲーム市場をまとめた企業向け

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