海賊版のゲームソフトをインターネットでダウンロードして遊べるようにする機器(回避機器)について、文化庁は製造・販売やサービスの提供などを規制するため、刑事罰の導入を盛り込んだ著作権法の改正案を今年度中にまとめる方針を固めた。早ければ来年の通常国会に提出する見通し。アジアや欧米各国では、携帯ゲーム機向けの「マジコン」と呼ばれる機器が多数出回り、国内でも被害が深刻化しており、歯止めをかけるのが狙いだ。 「マジコン」販売に刑事罰 文化庁、来年にも著作権法改正案 全世界で推計被害4兆円 - MSN産経ニュース 産経新聞は文化庁の著作権法改正案をマジコン規制として伝えているのだが、文化庁から流れてきた情報を整形して流した情報のためか、マジコンという規制対象の1つに過ぎないものを針小棒大に取り上げ、規制全体の概要を説明しきれてはいない。マスコミが「伝えた」情報の真偽を批判的に見ることはメディア・リテラ
DVD Jonといえば、数多くの人が知るクラッカーの1人だけれども、その彼が設立したdoubleTwistが、デスクトップアプリケーション"doubleTwist"の提供を開始したよ、というお話。これ、面白いのが、DRMによってデバイスごとに利用制限されていたコンテンツのDRMを解除し、別のデバイスに転送してくれる、というところ。DMCAなどを考えると、米国での展開というのは難しそうな気がするのだけれども、その辺はどうなっているのかしら。 原典:ArsTechnica 原題:doubleTwist makes DRM-stripping, sharing easy as pie 著者:Jacqui Cheng 日付:February 19, 2008 DVD Jonは成長を続ける。彼はもはやメディアの仕込まれたDRMからGeekたちを自由にするのを助けるだけではない、彼はわれわれの親の世
この記事には独自研究が含まれているおそれがあります。 問題箇所を検証し出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2025年11月) B-CAS(ビーキャス[1])とは、ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ社(B-CAS社)が提供する限定受信方式、または同機能を実現するために受信機に設置するICカード(B-CASカード)のこと。 電波産業会の標準規格・技術資料において「限定受信方式」と定義されており[2][3]、一般にARIB限定受信方式とも呼ばれる[4][5]。関連する方式として、地上デジタル放送に限って地上放送RMP管理センターが運用するコンテンツ権利保護専用方式(RMP方式、地上RMP方式[6])があり、上述の標準規格・技術資料において「コンテンツ保護方式[2][3]」(ARIBコンテンツ保護方式[5])と定義される。 B-CAS方式は、日本
長いものには巻かれろなのかな。 終わりました…メジャーレコードレーベルとして最後まで戦ったソニーBMGが、ついにデジタル著作権管理(DRM)なしのDRMフリーの楽曲を提供することにしたようです。2008年第1四半期中には、Amazonのダウンロードサービスで提供を予定。こちらは、ペプシを1本買うとコードが記載されていて、それを5個あつめると1曲ダウンロードできる「Giving Away 1BillionMP3s」キャンペーンに含まれるらしいです。こうなると、どんなメジャーなレコードレーベルのトラックも手に入るってことですよね。さて、どうやってこんな状況にたどりついたんでしょう? 以前から私たちは、DRMには癌があるといっていました。EMIがオンライン・ミュージック・ストアでビートルズをはじめ、いろんな楽曲を提供するという動向が、弱小なレーベルの捨て身の策略と見なされていた時、その他レーベ
12月18日に開かれた、文化庁長官の諮問機関・文化審議会著作権分科会の「私的録音録画小委員会」の第15回会合で、私的録音録画補償金について抜本的に見直すためのアイデアを文化庁が示した。「コンテンツの複製回数を、DRMによって完全にコントロールできれば、補償金は不要になる」という前提に立ち、「DRMが普及し、補償金のない未来」の可能性について示した案で、委員の多くはこの方向性に賛同した。 そもそも、補償金とは そもそも、私的録音録画補償金はなぜ必要とされてきたのだろうか。補償金制度は、楽曲をデジタルコピーできるMDが普及し始めた時期・1992年に導入されたもので、著作物の「私的使用」について定めた著作権法30条2項に記載がある。 制度の導入の前提は、「複製機器が普及し、メディアのデジタル化が進んで、個人的な複製(家庭内での録音・録画など『私的使用』)が大量に行われるようになった。その複製によ

総務相 諮問機関の情報通信審議会は12日、情報通信政策部会 デジタルコンテンツ流通促進等に関する検討委員会 第19回を開催。地上デジタル放送のコピー制御ルールである「コピーワンス」を見直し、録画した1番組について、9回までのコピーを認める方針を確認した。 同委員会で、情報通信政策部会へ提出予定の中間答申の骨子案を発表。委員会の主査を努める慶応義塾大学の村井純教授が骨子案について解説した。 コピーワンスの見直しについては、2006年に出力保護付きでコピー制限無し(EPN運用)の導入を前提とし検討開始されたものの、孫コピーが可能で事実上のコピーフリーという意見が多く、1世代のコピーを許可する「COG」などの導入が検討されてきた。 現行のコピーワンスも「一世代のコピー」だが、HDDに録画した段階で1世代のコピーとカウントし、その後のDVDなどへのダビングは「ムーブ(移動)」になる。一方、新ルール
最近、ファイル交換ソフトで、地上デジタル放送の番組がやり取りされている。しかも、ハイビジョン(HD)品質でだ。地デジ放送には厳重な著作権保護の仕組みが施されており、満足にコピーすらできないはず。ファイル交換できるようなHD品質の番組ファイルなど、流通はおろか、あってはならないはずでは? 現在、日本の地デジ放送と録画機器にはコピーガードがガチガチにかけられている。放送波には「コピーワンス」という複製防止信号が乗っており、視聴者は1回しか番組をコピーできない。ただ、地デジ対応HDDレコーダーやテレビパソコンで番組を録画する場合、録画自体がコピー1回とカウントされる。番組の複製は作れず、保存用にDVDへコピーした場合は、「移動(ムーブ)」するという考えに則り、ハードディスクにある録画内容は消去される。 書き出したDVDにもしっかりコピーガードがかけられ複製はできない。外で見ようとiPodに転送し
完全にいたちごっこの様相を呈してきましたが、大丈夫なのでしょうか?とはいっても最近はAppleもDRMフリーの動きを見せ始めているので、以前ほどは問題にはならないような気もしますが、それでもなお大半の音楽著作権関連の企業にとってはDRMは必須という見解が大多数というのが現実。 ちなみにこの「QTFairUse」を使うと、自分で購入した楽曲ファイルについてDRMを解除することができ、それによってオリジナルの音源を好きな方法で安全に手元に保管することができるようになります。また、iTunes Storeで購入した楽曲を他の自分が所有する別のMP3プレイヤーで再生することもできるようになる、というわけ。 詳細は以下の通り。 hymn :: Viewtopic - QTFairUse6 ソースコードも公開されており、種別としてはフリーのオープンソースソフトウェアと言うことになります。 なお、この

世界4大メジャーレコード会社のひとつである英EMIグループはこのほど、DRMの付かない音楽コンテンツの配信を、世界最大の音楽・動画コンテンツ配信サービスであるAppleの「iTunes Store」上で始めると発表した。 「DRM」とはDigital Rights Managementの略。直訳すれば「デジタル著作権管理」という意味だが、オンラインコンテンツ配信においては「PCを通じたコピー回数などを制限する機能」もしくはシンプルに「コピーガード」と同義で意味で使われることが多い。EMIグループはこれまで、4大メジャーの中でもっともオンライン配信に積極的であり、かつ厳しいDRMをコンテンツに課すレコード会社であった。そのEMIが突如「DRMを外す」と宣言したわけである。今回の発表を受けて、今頃世界中のうるさ型の法務部を抱えるレコード会社は大騒ぎしていることだろう。そして、音楽制作の現場で

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