2023年後半頃から、ブラウザの「戻る」ボタンを押すと、訪問したおぼえのないページが表示されることが増えた。そういうページは大抵、記事風の広告やサイト内の記事へのリンクが大量に並ぶという構成になっている。こんなレイアウトになってることが多い。 この手法はブラウザバック広告とかブラウザバックレコメンド (あるいはレコメンデーション) とか呼ばれており、国内外の複数のWeb広告会社がこれを提供しているようだ。 たとえば、こちらはGMOアドマーケティングの “TAXEL” が提供しているブラウザバックレコメンド。 【新たな収益・回遊源が誕生!】ブラウザバックレコメンド サイトから離れてしまうユーザーに対し、広告やレコメンド記事を表示させることで、収益化や内部回遊に繋げることを目的としているフォーマットになります。 ……というのがセールスポイントらしいのだが、サイトから離れる人は、サイトから離れた

Brave が今後リリースするバージョン 1.39 (現在の安定版は 1.37) で言語設定によるフィンガープリンティングをブロックする計画を示している (Brave —Privacy Updates の記事、 Ghacks の記事)。 フィンガープリンティングに利用可能な言語設定としては、設定されている優先言語の情報のように明示的なものと、インストール済みフォントの情報のように暗黙的なものがあり、Brave 1.39 ではこれらの両方をブロック可能にする計画だ。Brave Nightly では既に追加されており、デフォルトで有効になっている。Shields の設定 (brave://settings/shields) で無効化することも可能だ。 優先言語の情報はユーザーが Web サイトで利用したい言語の優先順位と優先度を組み合わせたものだ。Web サイト側では Accept-Lang
2022/3/16 10:30 追記拡張機能について追加のお知らせを公開しました。よろしければ当記事とあわせてご覧ください。 bookmark.hatenastaff.comはてなブックマークの新しいChrome拡張、ならびにFirefoxアドオンを公開しました。Webの気になった記事をブラウザから素早くブックマークできる公式の拡張機能です。 下記のリンクよりブラウザにインストールして、ぜひご利用くださいませ。 インストールはこちらからChromeウェブストアchrome.google.comはてなブックマークの既存のChrome拡張とは異なるバージョンです。別の新たな拡張機能として追加されます。 Firefoxアドオンページ addons.mozilla.org 昨年の8月より旧来のFirefoxアドオンをインストールできない状況が続いたことにより、お待ちいただいた皆様にはご不

2010/11/08 インターネット黎明期の1994年に初の商用Webブラウザとして登場し、Internet Explorer登場以前には圧倒的なシェアと人気を誇った「Netscape」。その創業者であるマーク・アンドリーセン氏を含むNetscape Communicationsの卒業組が、密かに過去2年に渡って新ブラウザ「RockMelt」(ロックメルト)を開発していたことを明らかにした。 (追記:試用動画を追加しました) 2010年11月8日に公開されたWebページと紹介ビデオによれば、RockMeltは、Facebook、Twitter、YouTubeなどを通じて、メッセージやコンテンツ、URLリンクを知人・友人らと「共有」するWeb上のソーシャルな活動を支援することを最初から考えて設計された“ソーシャルな”Webブラウザだ。一見すると、素のChromium(Google Chrom
QuirksBlog: There is no WebKit on Mobile The Great WebKit Comparison Table QuirksBlog の PPK さんが、複数の WebKit 系エンジンのブラウザで特定の機能がサポートされているかをまとめて表にしてくれた。 僕としては、けっこうショッキングだった。"There is no WebKit on Mobile" というタイトルの意味は、それぞれのブラウザ(モバイル端末)の WebKit のバージョンに違いがありすぎて、"The WebKit" と呼べるものは存在しないということ。 「携帯市場では WebKit が既にデファクトスタンダードになり、それだけをターゲットに開発すればいい」という意見が多く見られるようになってきたが、そこにあるのは "Many WebKits" だよ、と。 今のままだと携帯ブラウ
Microsoftが「Internet Explorer 6(IE 6)」をリリースしてから、およそ8年になる。しかし同社は、いろいろな意味で、この古びた製品にいまだしばりつけられている。Microsoftはここ数年で「Internet Explorer」のメジャーバージョンを2度リリースしたが、多くの人にとってIEの顔となっているのは、いまだに、タブのない誉れ高きIE 6だ。 その主な理由は、IEユーザーの多くが、OSに付属しているブラウザを変えない傾向があるということだ。それは、そのようなタイプの消費者であるからという場合もあるし、仕事用のPCを使っていて、IEの新しいバージョンにアップグレードしたりほかのブラウザに乗り換えたりすることができないからという場合もある。 IE担当ゼネラルマネージャーのAmy Barzdukas氏は先週のインタビューで、Microsoftは「8年前あるい

Microsoftのセキュリティ研究者が、暗号の仕組みを壊すことなくHTTPSのエンド・ツー・エンドの安全性の保証を破る方法を発見した。 今年まとめられた研究プロジェクトの中で、Microsoft Researchの研究チームが、HTTP/HTTPSの上位にある表示モジュールを標的にすることで、悪意のある中間者によって悪用することが可能な脆弱性を発見した。 攻撃者がブラウザのトラフィックを傍受できる多くの現実にあるネットワーク環境では、攻撃者がHTTPSサーバからの秘密データを盗むこと、HTTPSのページを偽造すること、認証されたユーザーを装ってHTTPSサーバーにアクセスすることが可能である。これらの脆弱性は、最新のブラウザの設計において軽視されている問題を反映したもので、すべての主要なブラウザと、非常に多くのウェブサイトに影響がある。SecurityFocusのアドバイザリによれば、

Mozillaは、開発中のモバイルブラウザ「Fennec」を「Symbian」プラットフォームに対応させるための取り組みを開始した。 Mozillaは4月にスマートフォン市場への参入計画を発表し、10月にはFennecの第1アルファ版をリリースした。ただし動作する端末は、NokiaのLinuxベースのインターネットタブレット端末「N810」のみだった。 Mozillaは当初、Fennecの対応プラットフォームをLinuxと「Windows Mobile」に絞って開発を進めていたが、スマートフォン市場におけるSymbianの優勢を見てとり、対応プラットフォームをSymbianにも拡大することを決めたと、Mozillaのモバイル技術担当ディレクター、Christian Sejersen氏は語っている。 Sejersen氏は12月10日付の自身のブログ記事でも「Mozillaがスマートフォン市場

Googleのウェブブラウザ「GoogleChrome」は、米国時間12月11日に、正式にベータ版から製品版へと移行した。 10日にパリで開催された「Le Web 08」カンファレンスにおいて、Googleのユーザーエクスペリエンス担当バイスプレジデントであるMarissa Mayer氏は、TechCrunchのMike Arrington氏とのインタビューにおいて、ベータ期間の終了に関して語ってはいたものの、その明確な時期については、何も具体的なことを明らかにしていなかった。しかしながら、Googleの関係者は11日、Chromeのステータスが、ベータ版から製品版へと移行したことを明示している。 製品版の入手方法 非ベータ版のChromeを最初に手にするのは、Googleから、ダイレクトにChromeをダウンロードする新しいユーザーとなるだろう。また、現在Chromeを利用中のユーザー

Windows版iTunesを作成してきたAppleが米国時間6月11日、ウェブブラウザのSafariをMicrosoftのOSに対応させたと発表した。同社が発表した「Safari 3.0」のパブリックベータ版は、Windows XPとWindows Vista、Mac OS X Tigerで利用できる。AppleがWindows版iTunesを開発する計画を発表したのは2003年10月のことだった。当時、最高経営責任者(CEO)のSteve Jobs氏は、地獄も凍りつくような(有り得ない)出来事と表現した。そんなAppleも今日では、Windowsを意識した開発を多く行っている。 Jobs氏は6月11日、サンフランシスコで開催されたWorldwide Developers Conferenceで、iPodユーザーはMacよりむしろWindowsを利用している場合の方が多く、iTunes

IE7を強力にカスタマイズできるアドオン「IE7pro 0.9.12」が27日、公開された。IE7pro.comから無償でダウンロードすることができる。 IE7proは、IE7をより使いやすくすることができるアドオン。マウスジェスチャーや、プロキシスイッチ、ダブルクリックでタブを閉じる、といった機能に加え、「スーパーマウスジェスチャー」と呼ばれる機能がついている。これを使うと、Web上のリンクをドラッグ&ドロップするだけで、リンク先を新しいタブで開くことができるようになり、かなり便利だ。また、反転表示させた文字をドラッグ&ドロップした場合は、その文字を自動的にGoogleで検索してくれる。 今回のバージョンアップではGreasemonkey(グリースモンキー)に似た機能として「User Script」が搭載された。GreasemonkeyはFirefoxの人気拡張機能の1つで、Java
印刷する メールで送る テキストHTML電子書籍PDF ダウンロード テキスト電子書籍PDF クリップした記事をMyページから読むことができます IBMが、ウェブ上にあるストリーミングマルチメディアの利用で目の見えない人や不自由な人を支援するウェブブラウザ用ツールを開発した。Microsoftの「Internet Explorer」、もしくはMozillaの「Firefox」といったウェブブラウザに対応する同ツールは、「Adobe Flash」形式や「Windows Media」形式のファイルなど、ウェブサイトに埋め込まれたファイルであればどれでも処理可能になっている。 IBMのWorldwide Accessibility Centerでディレクターを務めるFrances West氏は、「目の見えない人だからといって、YouTubeやMySpaceなどのサービスを楽しめない理

NTT(持ち株会社)とNTTレゾナントは1月24日、ブラウザ上での行動履歴を記録するソフト「gooメモリ・リトリーバβ」を実験サイト「gooラボ」で公開した。過去に閲覧したサイトについて、いつ、どれぐらいの時間閲覧したか、どんなページを重点的に見たかなどを記録し、キーワードや閲覧日時から履歴を検索できる。気になるサイトがどこにあったか忘れてしまった場合に、思い出すためのヒントになるという。 Webページの閲覧履歴検索も可能なデスクトップ検索ツールはGoogleなどが提供しているが、ページの閲覧時間や閲覧中の行動まで記録するサービスは珍しい。対応ブラウザはInternet Explorer(IE) 6/7で、対応OSはWindows XP/Vista。 Webページの閲覧履歴に加え、各ページの閲覧時間や閲覧順、Web検索で入力した検索キーワード、ページのコンテンツをコピー・印刷したかどうかも

2007年01月25日 スタンドアローンでIE3~IE7をまとめていれれるツール『Multiple_IE』 最近仕事でIE7が普及しているせいか、IE6を入れているマシンが 少なくなった。一度IE7をいれるとなかなかIE6に戻すことができず IE6で確認したのか?と問われると困ってしまう そこでスタンドアローン(単独アプリ)で気軽にIEを いれれるという優れものアプリがあるので紹介する。 ■スタンドアローンのIE3~IE7を公開するサイト ■Install multiple versions of IE on yourPC | TredoSoft ■スタンドアローンのIE3~IE6 はっきりいってIEの3なんかは全く仕様用途はないのだが、 まれに仕事でブラウザチェックするときIE6などはチェック する場合があるので、こいつをいれると便利。 ■IE6, IE5.5, IE5,
製品レビュー[改訂版] 使い勝手とセキュリティ機能が改善された新ブラウザ、Internet Explorer 7 1.Internet Explorerの新版、IE7登場 海津 智宏+デジタルアドバンテージ 2006/11/09 はじめに 2006年11月2日、Windows向けWebブラウザ・ソフトウェアの最新版、Internet Explorer 7(以下IE7)の日本語版が正式公開された。このIE7では、タブ・ブラウジング機能やRSS対応などのユーザー・インターフェイス改良に加え、フィッシング対策など、セキュリティ機能が大幅に強化されている。本稿では、IE7の新機能や機能強化点について概要をまとめる。より詳細な解説や、IE7向けのサイトの構築やプログラマ的な視点から見たIE7に対する注意点などについては、今後別記事で取り上げる予定である。 IE7のリリースに関するニュース(マイクロソ
米Microsoftが先日,2001年以来となるWebブラウザの新バージョン「Internet Explorer 7」をリリースした。ある人は「1998年以来の新バージョン」と呼ぶ人もいるが,控えめに言っても5年振りの最新版であり,その間に世界は大きく変わった。そしてIEも大きく変化したのだ。しかも良い方向に。筆者はこのことに非常に驚いている。 筆者は「IEがどう良くなったか」を説明する前に,ある重要なうわさを否定しておきたいと思う。MicrosoftはIE 7を「優先度の高い更新プログラム」として,OSの自動更新機能経由で配布すると聞いたことはないだろうか。厳密に言うと,これは間違いではない。しかし企業ユーザーは,OSの自動更新機能に関する重要な注意事項を理解する必要があるだろう。 まず第一に,IE 7が自動更新機能経由で配布される対象は,個人ユーザーとパッチ配布を管理していない企業だけ

Microsoftは1月から、なりすましやフィッシング詐欺からユーザーを守るためのEV SSLにIE 7を対応させる。MicrosoftのInternet Explorer(IE)が来年1月から、SSLの強化版に当たる「Extended Validation (EV) SSLCertificates」(EVSSL証明書)に対応する。IE公式ブログで11月7日、発表した。 EVSSL証明書では従来のSSLの暗号化機能に加え、なりすましやフィッシング詐欺からユーザーを守る機能が強化される。MicrosoftおよびKDE、Opera、Mozilla Foundationの主要ブラウザベンダーと、Verisign、CyberTrust、RSASecurityなどの認証機関が参加してCA/Browser forumを結成し、ガイドラインの策定に当たってきた。MicrosoftではEV S

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