母乳育児は、哺乳瓶での授乳ほど単純ではありません。思いもよらない生物学的変化や情緒反応を引き起こし、多くの新米ママは不意打ちを食らうことになるのです。そこで、新米ママと女性医療専門家が集めた、あまり語られることのない母乳のヒミツを紹介します。母乳は、人の一生に欠かすことができないのに、誰もが話したがる話題ではありません。タブーとされることがあるため、残念ながら経験者しか知らないことが多いのです。それを事前に知ることができなたらどんなに役立つことか。だから、これからママになる人は、将来のために以下のことを知っておいてほしいのです。 授乳はカロリーを消費する 専門家の試算によれば、平均的なママが1日に生産する720~830ミリリットルの母乳を作るのに、約500カロリーを消費すると言われています。これはかなり大きいブラウニー1個に相当します(もっとヘルシーな比較をするなら、中くらいの人参20本に

「お話をうかがっていると、佐川さんのお子さんたちは学習意欲がとても旺盛なようですが、子育てで特に気をつけたことはありますか?」 講演会で質問に立った女性から聞かれて、「失礼ですが、お子さんはおいくつですか?」と私は聞き返した。 「0歳6カ月と、3歳です。どちらも男の子です」 そんなに小さいとは思っていなかったので、私は束の間呆然とした。そして、この会場には保育室があって、6人までは幼児を預かれるとチラシに記載されていたのを思い出した。 あらためて女性に目をやると、年齢は30歳前後で、胸が大きく張っているのはまだ母乳をあげているからなのだろう。いかにもお母さんらしい体型に、私は自然と顔がほころんだ。 「さっき申しあげた通り、ウチの息子たちは18歳と10歳です。これといって特別な教育はしてこなかったつもりですが、私は家庭では主夫ですから、とにかく子どもと一緒の時間を過ごしてきました」 そう前置

子どものいたずら、イヤイヤ期、激しい口答え……子育てをしていると、親のストレスが爆発してしまうとき、ありますよね。 「繰り返し言っても聞かない! そんな子ども達の行動を変えるにはどうしたらいいの?」 実は、ほんの少し伝え方を変えるだけで、子ども達って変わることがあるんですよ。今日は、そんな子育ての“イライラスパイラル”を解消するちょっとした方法をお教えします。 子どもはユーモアセンスに溢れている 私が保育園の先生だったころ、飼っていたうさぎに与える餌を、子ども達と一緒に作っていました。「キャベツを切ったらこの箱に入れようね」と繰り返し言っても、子ども達ははしゃいでしまって全然言うことを聞きません。とうとう、注意をする声が大きくなっていることに気付き、言い方を変えてみました。 「元気なキャベツだね! 箱から飛び出してるよ」 すると、子ども達は一瞬黙り、次の瞬間、大笑いしながら箱に入れるように

子供には「こういう人間になってほしい」みたいな期待をあまり持たないようにしたいなあ、と常々思っていますが、最低限の希望としては「判断力と問題解決能力を備え、経済的に自立し、倫理観がしっかりした遵法意識が高く思いやりのある人間」になってほしいなあ、と思っており、細かいことを言えば「小さい頃から音楽に触れ、体を動かすことを喜びとし、本を読みそろばんとピアノを習い家の手伝いをし、高校までは公立に通い、大学は地方の国立大などに進学して故郷以外の風土を知り、卒業後は一人暮らしをしながら人や社会の役に立つような仕事をしつつ好きに生きていって欲しい」とも思っていますが、そうした過剰な親の期待を背景とした家庭教育のとっかかりとして、娘にはまず絵本を好きになって欲しい、ということがあります。わたし自身も子供の頃から本当に読書が好きで、ある程度若い頃までは平均よりもたくさん本を読んでいたと思いますし、本を読む
「できる母」の姿は見たくない ~育児の理想に母は弱い~ 2014年02月14日12:30 カテゴリコラム Tweetマクドナルドで息子とふたりで昼食。 私の正面前方のカウンター席に並んで座った大学生くらいの男女の会話がなんとなく聞こえて来る。 ■間接的な指摘 ―― ダメ出し1 男子学生が言う。 「へぇー新鮮。あんな小さい子でもマック食べるんだね、親子で。おれ食べたことなかったもん」。 ん……? 妙にひっかかる。 ―― ≪そうですね、確かにここは天下のファストフード店ですね。体に悪いっていいますよね。いや、でもっぱり来ますって。何事も頻度の問題かなぁと思うわけで、ゼロにすることもないかなぁと。しかもあの、今日は朝からけっこう遠い特別な公園に来ていてですね、ものすごく寒いわけなのです。真冬の公園でおにぎり食べる元気が本日の私にはありません。午後もこの子に付き合うのかと思うとちょっと30分くら

橋本治『橋本治のかけこみ人生相談』 →試し読み・電子書籍の購入はこちら(幻冬舎plus) →電子書籍の購入はこちら(Amazon) 幻冬舎で「人生相談」お悩み募集! 「かけこみ人生相談」では、皆さまが今直面しているお悩みを募集しております。仕事、家族、お金、健康など、ジャンルは特に問いません。 ご応募いただいたお悩みは、編集部で選考の上、採用いたします。お悩みには、橋本治さん(1948年生まれ。小説・評論・戯曲など、縦横無尽に創作活動を展開)、三砂ちづるさん(1958年生まれ。津田塾大学教授。世界のお産・子育ての研究をとおして女性の生き方を提案)、藤原美智子さん(ヘア・メイクアップアーティスト。美容の技術から生き方まで幅広く支持される)、藤田晋さん(1973年生まれ。株式会社サイバーエージェント代表取締役社長。起業家のトップランナー)、岸見一郎さん(1956年生まれ。哲学者。アドラー心理学

一年ほど前に、使って便利だったベビー用品などの子育てグッズについて書いたのですが(http://nejiko.hatenadiary.com/entry/20130121/p1)、リクエストをいただいたのでその後我が家に追加された子育てグッズについても書いてみようと思います。 しかし、乳児期のベビーには色々と特有のものが必要なのですが、一歳過ぎると子供を育てることそのものに必要なものってあまりないし、それぞれの子供の個性によって必要なものがかわってくると思うので、あんまり参考にはならないかもしれません。あとうちの場合は平日は朝から晩まで保育園に預けているので、子供も親もフルタイムで在宅するのは土日だけ、という生活が前提になっています。どなたかの参考になることがあれば嬉しいです。 ●家具 ストッケ STOKKE トリップトラップ TRIPP TRAPP チェア ナチュラル 出版社/メーカー:

ノースロップ・グラマン社で働くフランシス・トンプソンさんは、妻との15年半の結婚生活の間に12人の子どもをもうけました。トンプソンさんは子どもたちのために十分な収入を得ていましたが、妻と話し合った結果、子どもたちに与えないことを決めたとのこと。その結果、12人の子どもたちは、親から学費を援助してもらうことなく大学に入学し、在学中の息子を除いて全員が学位を取得しています。一体どのような子育て術が行われたのでしょうか? How I made sure all 12 of my kids could pay for college themselves - Quartz http://qz.com/165716/how-i-made-sure-all-12-of-my-kids-could-pay-for-college-themselves/ ◆ルール1:家事 By Alec Couros ト

twitterでフォロワーさんに教えてもらった、「子どもが聴いてくれる話し方と子どもが話してくれる聴き方大全」という本を読み始めました。 この本、一気に読み進める本ではなくて、章立てされていてその章ごとに1週間の実践をやってみて次に進みましょう、という参考書のような本です。 子どもが聴いてくれる話し方と子どもが話してくれる聴き方 大全 作者: アデル・フェイバ,エレイン・マズリッシュ,三津乃・リーディ,中野早苗 出版社/メーカー: きこ書房 発売日: 2013/06/29 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 2020年に絶版になったと教えていただきました。 私の人生を変えたと言っても過言ではないほど影響を受けた書籍なのでとても残念です… (2021.03追記) これを読みながらtwitter上で実践する様子や勉強したこと感じたことを一緒に話そう!というはづきさん

今朝方、某著名人の方(女性)が書かれたツイートが回ってきました。 子供がかわいいのは寝顔だけ、寝てる旦那にいらっとくる、というようなその内容。 きっと、これに共感したたくさんの方がRTされているのだろうなぁと思いました。 いらっとくる、というと軽いですが、私は育児の過程で気持ちよさそうに寝ている旦那に殺意を覚えたことがあります。ええ、ほんの一瞬ですがあれは殺意だったと思います。 夜中何度も起きては泣くわが子。授乳したり添い寝したりしてやっと寝かしつけて、そのまま自分も寝てしまいたいけど視線の向こうには溜まった洗濯物、洗い残した食器、読みたい本も積んだまま、見たいテレビも満足には見られず、晩ご飯もゆっくり食べられたわけではなく。 このまま布団から起き出して何かしようと踏ん張ってベッドから出たそのときに、そこに見える気持ちよさそうに寝ている旦那の姿。なんであなたは寝られるの?私はこんなに何も出
「育児をする男が過剰にもてはやされるのがおかしい」。立命館大学教授の中村正さん(54)は、別姓の「パートナー」と共に、時に父子2人暮らしをしながら、21歳になる一人娘を育ててきた。「イクメン」の先駆

がんばる夫たち ~その育児は「妻」のため?~ 2013年11月25日09:30 カテゴリコラム Tweet 寒くなり始めた土曜日の午後、息子と公園に行った。 なんだか黒い、全体的に黒い……これはなんだ?と思ったら、父親と子どもの組み合わせが大多数を占めていた。大人の女性が極端に少ない。ほとんどいない。瞬間父親率、80%。 皆、淡々と小さな子どもに付き添っている。父親同士はあまり初対面で言葉を交わさない傾向にあるので、横の会話はない。ひたすら子―父、子―父、子―父……がそこにいる。「黒い」のは服装のせいだけではなく、その物静かなムードのせいもある。 砂場で一緒になった2歳児連れのお父さんに思わず、「今日は特にパパ率高いですね」と話しかけたら、「週末くらいしかできないですから」と静かに笑っていた。 ん?なんだか、ものすごく、まじめだ……。 世の中の「まじめな父たち」は、今、たぶん、けっこう「が

少し前にTwitterで「育児の一番のストレスは自分の思うように時間が使えないこと、だれかの時間軸に合わせて動くこと」というのが回ってきたのを見て、そうだなぁ、それは確かにすごいストレスだよね、と思った。 でも、一番か?と考えたとき、それで爆発するほどではないなぁと私は思ったのですね。確かにすごいストレスなの。トイレも自分の都合では行けない。子供中心、子供の時間軸に合わせていろんなことをセッティングしたり、予定したことがスムーズにいかなかったり。 でも一番か、と言われたら、も~~ってはなるけど今までマックスに爆発したときの要因にだったかと思い返すとなんか違うなぁと。 で、今日この記事が回ってきたんですね。育児には積極的なつもりだったが…妻が家を出た理由 :日本経済新聞 まだ前編だけなのでこの記事の内容についてはいろいろ言えないのですが、これを読んでいて奥さんがなんで耐えられなくなったん
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