札幌市営地下鉄に今夏、車内が暑すぎるとの苦情が相次いだ。全国の地下鉄で唯一ゴムタイヤを採用しており、積載できる重量が限られているため、冷房装置を取り付けられない事情がある。市は対応に苦慮している。 【動画】「さっぽろオータムフェスト」開幕 道内のご当地グルメや特産品が大集合 市交通局に6~8月に寄せられた暑さに関する意見は143件で、昨年同期の数件を大きく上回った。「サウナ状態」「地獄のよう」との声もあった。通学で利用する東海大札幌高1年の近藤斗渉(とわ)さん(15)は「8月は特につらかった。エアコンを早く設置してほしい」と訴えた。 札幌管区気象台によると札幌市中央区は今夏、最高気温が30度以上の真夏日を35日観測し、過去最多を更新。地下鉄車内は日光が当たらず夏は屋外より涼しいとされ、市は温度を測定していないが、試験測定で運転席が30度を超えた日があった。車内も多くの日で30度を上回ったも

北広島の生活困窮者向け宿泊施設に火をつけ、男女2人を殺害した罪などに問われている男の裁判員裁判で、札幌地裁は17日、無罪判決を言い渡しました。 【画像を見る】判決が言い渡された後、男は「おかしい、2人の命を奪っているんですよ」と発言 生活困窮者向け宿泊施設に入所していた70歳の男の被告は2022年9月、施設に火を放ち、管理人ら2人を殺害したとして、放火と殺人の罪に問われていました。 裁判は、刑事責任能力の有無が争点で、検察側は「せん妄由来の思い込みはあっても、通報などを選ぶ余地はあり、放火の意思決定は人命軽視も甚だしい」として懲役30年を求刑。 一方、弁護側は、心神喪失状態で責任能力がなかったとして無罪を主張していました。 札幌地裁は17日の判決で「善悪に従って判断する能力や自身をコントロールする能力を失っていた疑いが残る」と指摘。心神喪失だったと認定し無罪を言い渡しました。 元入所者の男

【読売新聞】 30日午後8時頃、北海道滝川市江部乙町の道央自動車道下り線で、乗用車がヒグマ1頭と衝突した。車を運転していた50歳代男性にけがはなく、クマは死んだ。 道警高速隊の発表によると、現場は片側2車線のほぼ直線。クマは体長約1

北海道議会に爆破を予告するメールが11月30日に届いたものの週末で職員が気付かず、予告された週明けの今月2日に議会を開いていたことが道議会への取材で4日分かった。不審物は確認されず、議事を続けたという。
「急いで家に帰りたかった」。男は時速175キロで走った疑いで逮捕されました。北海道・北広島市の国道で法定速度を115キロ超えて乗用車を運転したとして、札幌市に住む30歳の男を逮捕しました。 道路交通法違反(速度超過)の疑いで逮捕されたのは、札幌市白石区に住むアルバイト従業員の30歳の男です。 男は今月6日午後10時前、北広島市西の里の国道274号を札幌方向に向かって乗用車を運転していた際、法定速度を115キロ超える175キロで走行した疑いがもたれています。 当時、警察は移動式の速度違反取締装置を設置して取り締まりを行っていました。 装置に記録された車のナンバーや顔写真から男を特定し、任意で事情聴取を行ったところ容疑を認めたことから逮捕に至りました。 警察の調べに対し男は「急いで家に帰りたかった」と供述しているということです。 道警本部交通指導課によりますと、法定速度115キロ超過・175

2日未明、乗客乗員あわせて140人を乗せたフェリーが、北海道の苫小牧港の入り口付近で座礁しました。フェリーはタグボートにえい航され、予定よりも11時間以上遅れてターミナルに到着しましたが、けが人や体調不良を訴える人はおらず、海上保安署が座礁した原因などを調べています。 2日午前1時20分ごろ、苫小牧港へ入ろうとしていたフェリー「シルバーブリーズ」から「入り口付近で乗り上げた」と苫小牧海上保安署に通報があり、海上保安署が確認したところ、波消しブロックに乗り上げて座礁していました。 現場では、潮位が上がるのを待ってタグボートでフェリーをえい航する作業が行われ、午前11時40分ごろに座礁した場所から引き離されました。 そして、午後0時45分ごろ、フェリーは予定よりも11時間以上遅れてフェリーターミナルに到着し、乗客たちを降ろしました。 フェリーには乗客乗員あわせて140人が乗っていましたが、けが

3年前、北海道旭川市の公園で女子中学生が死亡しているのが見つかった問題で、遺族の求めで設置された市の再調査委員会は、いじめが原因の自殺だったとする調査結果をまとめました。 旭川市の中学2年生だった廣瀬爽彩さん(当時14)は3年前の2021年3月、雪の積もった市内の公園で死亡しているのが見つかり、その後、いじめがあったことが認定されました。 しかし、市教育委員会の第三者委員会による調査では、死亡したことといじめとの関係性が明らかにならなかったことから、遺族の求めで新たに再調査委員会が設けられ調査が続けられてきました。 30日、1年半余りの調査期間を経て、再調査委員会が今津寛介市長に調査結果を報告し、記者会見を開いて概要を説明しました。 また当時、中学校はいじめではなく加害生徒による問題行動とだけ捉えて女子生徒への適切な対応を怠ったほか、市教育委員会も学校への指導や助言を怠っていたと指摘しまし

北海道東部の標茶町や厚岸町で2019年からウシ66頭を襲ってきた「OSO18」が駆除されていたことが分かったと北海道が8月22日発表しました。 22日午後に会見を開いた道釧路総合振興局によりますと、2023年7月30日午前5時ごろ、北海道東部の釧路町仙鳳趾村オタクパウシで、釧路町のハンターがクマ1頭を捕獲しました。 このクマは数日にわたり、農地に頻繁に出没していて、人を見ても逃げないことから、出動したハンターが"問題個体"として駆除しました。 当初は捕獲したクマがOSO18とは考えていませんでしたが、念のため捕獲個体の試料を標茶町を通して北海道立総合研究機構に送りDNA検査を依頼。8月18日に分析の結果、OSO18のDNAと一致したということです。 駆除されたOSO18の体長は2メートル10センチ。前足の幅が20センチ。推定体重は330キロ。痩せていたということです。北海道釧路総合振興局

北海道東部でこれまで60頭余りの牛を襲った、OSO18(おそ・じゅうはち)と呼ばれるヒグマが駆除されたことがわかりました。北海道によりますと、7月、道東の釧路町でヒグマ1頭が駆除され、体毛をDNA鑑定した結果、OSO18と同一の個体だとわかったということです。北海道は22日午後にも正式に駆除したことを発表することにしています。 釧路町に隣接する標茶町と厚岸町では4年前の2019年からことし6月にかけて放牧中の牛66頭が襲われ、このうち32頭が死ぬ被害が出ていて、現場に残された体毛の鑑定結果や足跡などからいずれもOSO18による被害とみられています。 OSO18に5頭の牛が襲われた標茶町の酪農家、佐藤守さんは「けさ駆除されたとみられると知人からニュースを聞いて、ほっとして安心した。ただ、ヒグマがいなくなったわけではないので夜中も大音量でラジオを流すなどの対策は続けていきたい」と話していま

唯一の目撃証言は4年前 “最初の事件”は2019年7月16日午前4時、世界自然遺産・釧路湿原の北に位置する標茶町オソツベツ地区の牧場で発覚した。牧場関係者が放牧中の牛1頭の姿が見えないことに気付き、捜索したところ、森の中で無惨な姿で殺されている牛の死骸を発見したのである。その関係者が思わず声をあげると、20メートルほど離れた藪の中から1頭のクマが飛び出し、逃げていった。後々まで、これがこのヒグマに関する唯一の目撃証言となる。 写真はイメージ ©iStock.com 以来、8月5日に8頭、8月6日に4頭、8月11日に5頭……といった調子で連日牛が襲われるようになり、その被害は2ヵ月で実に28頭に及び、現場に残された体毛のDNAにより「同一犯」によるものと推測された。この頃になると、最初の事件が起きた地区の名前「オソツベツ」と、現場に残された足跡の幅が「18センチ」とされたことから、このヒグマ

18日午後1時50分ごろ、北海道・名寄市のコンビニエンスストア「セブンイレブン名寄西1条店」で「雪で店がつぶれた」と110番通報がありました。 警察によりますと、店は営業中でしたが中にいた従業員は逃げて無事でした。けが人などは出ていません。 従業員は「店がミシミシいったので外に逃げた」などと話しているといい、警察は雪の重みが原因とみています。

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