さて、前回のエントリーで、原子力には「都会−地方格差」で括られるような問題が存在する事を指摘した。実は、細かい話は抜きにしたのだが地方生活者ならピンとくるだろう。ピンとこなかったらアナタは恵まれているよ。 原子力・原発の抱える問題を赤裸々に告発した話としては、平井憲夫氏の話がある。いろんな意味で有名だ。 原発がどんなものか知ってほしい 平井憲夫 http://genpatsu_shinsai.at.infoseek.co.jp/hirai/ 興味深かったのは、この告発に対する反応だ。原発推進、というより反・反原発の立場に立つ連中が、しきりに平井氏の講演内容にケチを付けていた。 で、その中で反論サイトを取り上げているものも多かった。 Re:原発がどんなものか知ってほしい http://user33.at.infoseek.co.jp/ 驚いてしまうのは、実名と職業を名乗り、かつ自分が癌である

今朝フジTV系列局で放映された番組「とくダネ」の中からです。文科省が福島の子供たちが20ミリシーベルトまで放射能を浴びても大丈夫だと決めたのに対し、国内外から批判を浴びている問題をとりあげました。
全国紙・朝日新聞(5月5日掲載)にて、 『 低線量の放射線はむしろ健康に良いと主張する研究者もいる。説得力があると思う 』と語る、現東電顧問・元自民党参議院議員、加納時男氏(76歳)とはナニモノなのか、そしていま、自民党は、東電はどう動いている?? 参考: 自民党「エネルギー政策合同会議」とは… 既存の「石油等資源・エネルギー調査会」「電源立地及び原子力等調査会」「経済産業部会」の合議体として4月5日に発足。 ※ちなみに、このエネルギー政策合同会議の委員長である、甘利明衆院議員が経産大臣在任中、東電原発・データ改竄事件、中越地震による柏崎刈羽原発での変圧器出火・放射能漏れがあった(現在も2~4号機は停止中)。 続きを読む

もういいかげんに「東電叩(たた)き」をやめてはどうか。たしかに、今回の福島第1原発事故については東京電力にも責任があるだろう。しかし、そのことといま蔓延(まんえん)している陰湿な東電叩きとはほとんど関係がない。 まず、東電の「想定外」発言を批判して何から何まで「人災」だと言うのは、恐怖に煽(あお)られた短絡にすぎない。この世の危険には確率計算できるリスクと、計算できない不確実性があって、リスクについて東電はかなりの程度まで想定していた。 最終的に今回の事故の原因となった非常用ディーゼル発電機不起動の確率は1000分の1だったが、東電はこれを2台並列に設置して100万分の1の確率にまで低下させていた。しかも、非常用ディーゼル発電機は頑丈で津波にも拘(かか)わらず一旦は起動したが、この非常用ディーゼル発電機のサブ冷却系が津波にやられていたためオーバーヒートして途中で停(と)まったとの説は有力で
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