診察室ではなかなか聞けない、お医者さんの本音…などなど!? 症状や効果については個人差がありますので、素人判断は禁物です!あくまでも参考にしてください。 当ブログの掲載内容での損害について、一切の責任を負いません。 手指をナイフで切ったり スライサーで削いでしまった、 あるいは電動鋸で指を切断した などという時に、 しばしば止血のため指の根元や腕が 縛られているのを見ることがあります。 しかしこの方法は動脈圧より 大きな圧で締める必要があり、 不足すると動脈還流のみ妨げられ、 かえって鬱血し出血量が増える結果に なります。 また、長時間血流が途絶したままに すると組織の壊死を生じるので 1~2時間ごとに外す必要があります。 広範な外傷や皮下での血管の断裂、 出血点がはっきりしない場合などを除き、 患肢指を心臓の位置より上方に保持し 出血部位を強く圧迫することによって 止血を図ります。 動脈
最近、英語教育界隈がかまびすしい。 日本の中高の英語教育がマイナスにしかならない件について じゃあ中高の英語教育をどう変えるべきか考えてみる英語上達の秘訣は発音練習にある …ええ、一応私は英語教育が大学院で副専攻で、去年までは学生室で必死に「こうべー、こうべー」とか怪しい単語を一人で叫んだり、入破音(声門を使って出す音)とかクリック音(チェっとかプォっとかそんな感じの吸着する音)を出そうと四苦八苦して吐きそうになっていたりもするので、多少英語教育論を習ったことがある。あと、半年ロンドンに住んで結構いろいろなことを経験的に身につけたので、「半端な言語学の知識」+「自分の経験」で、とりあえず英語圏で生きていくにはどうしたらよさそうなのか、上のエントリを分析しつつ、とりあえず英語(に限らず外国語)ができるようになるためには絶望が必要だという結論に向かって書いてみようと思う(とりあえずは言語学の
第六夜 「森へ行ってはいけませんよ。森にはカツマカズヨが出ますからね」と、母が言う。自分はもう大きいので、カツマカズヨなんて少しも怖くないが、黙って聞いている。「お父さまが無事お戻りになるまでに、何かあったら困りますからね」母はそう付け加えた。 窓からは遠くに森が見える。今日のような冷え切った日の晩、森の方からときおり「ウィン…ウィン…」と不気味な音が響いてくる。村の人間に言わせれば、それは森の奥深くでカツマカズヨが啼いているからなのである。けれども、カツマカズヨの姿を見た者はまだ誰もいなかった。 月に一度、伯父が訪ねてくる。今日がその日だった。 女子供だけで家を守るのは大変でしょう、あなたはよくやってくれていますよ。伯父はそう母に声を掛け、ミカンや米などが入ったダンボール箱を玄関先に置く。自分にはきまって五百円の小遣いをくれる。 「伯父さまにお小遣いをいただいてよかったわね。それで遊んで
第三夜 こんな勝間和代を見た。 和代の室を退がって、廊下伝いに自分の部屋へ帰ると電球がぼんやり点っている。片膝を座布団の上に突いて、PCの電源を点けたとき、Windowsのロゴがディスプレイに浮かびあがり、同時に部屋がぱっと明かるくなった。 立膝をしたまま隠しフォルダを探すと、思った所に、ちゃんとあった。あれば安心だから、隠しフォルダをもとのごとく非表示にして、ウィンドウを閉じて、どっかりと座った。 あなたはビジネスマンよ。ビジネスマンなら悟れないはずないでしょうと和代が云った。そういつまでも悟れないところを見ると、あなたはビジネスマンではないんでしょうと言った。負け組だと言った。ははあ怒ったわねと云って笑った。口惜しければ悟った証拠を持って来なさいと云ってぷいと向をむいた。怪しからん。 隣の広間の床に据えてある置時計が次の刻を打つまでには、きっと悟って見せる。悟った上で、今夜また入室する
近所のスーパーでタダで作ってくれるっていうから、モノはためしと写真撮ってもらったタスポがようやくワスの手元に届いたですよ。で、ちまたではメンドクサイ、これのおかげで自販機の売り上げ激減(←ま、当たり前だよなぁ)云々、あまり良い評判を聞かないタスポなんだケド、実際使ってみたらけっこう便利なんだよなあ!でもこういうの便利とか言っちゃうと何かにマケた気がしてくやしいからあまり大声で言わずに小声で言うんだケド・・・。 で、何が便利って、ワス全然知らなかったんだケド、コレ電子マネーとして使えんのな。みんな知ってたの?ワス、ただの認証カードかと思ってたよ。自販機にあるチャージボタン押して、1000円とか2000円とか入れといたらお金がチャージされるんだケド(スイカとかイコカと同じ)、そしたらさ、タバコ買いに行く時に自販機の前に立って、商品のボタン押して、財布ごと読み取りんトコにかざすと(スイカとかイコ

「唐突にこんなことを言っても、戸惑ってしまうのは当然かもしれません」 運ばれてきたボルシチに手をつけないまま、オマンコーノフは続けた。 「あなた方の苦境は、存じ上げています――かつて豊かな農業地帯、米所と呼ばれた東北の地は、いまや例年厳しくなる減反政策のおかげで軒並み休耕状態。荒れ果てた農村は捨て置かれ、無人の太陽光発電所だけが運用されている。しかも、そこで発電されている電力のほとんどが関東地方の大都市に送られているのでしょう?もはや東北は産業もなく、人が住むところではなくなっていると聞いています。そのような土地を治めるあなた方の虚しさを私は十分理解しているつもりです。今日私が、こんなところまであなた方を呼んだのは、私がその状況を変える手段を提供するためです」 そこで岩手県知事、伊藤政則はボルシチを口に運ぶのを止めた。そのおかげで給仕たちはやっと忍び笑いをするのを止めることができた。伊藤が
私にとって最悪の目覚めはいつもチャゲアスによってもたらされる。私の家には朝ゴハンのときにチャゲアスを流すという友達に絶対に知られたくない慣習があって数あるチャゲアスの曲のなかでも私は「SAY YES」が流れると頭痛というか頭のなかがじゅじゅじゅと掻き毟られる感じがする。「余計な〜ものなど〜ないよね〜アアーッ〜すべて〜が君と僕との〜」の「アアーッ」てところ。なにあれ。なにが「アアーッ」なの。嫌いな奴に慣れ慣れしく名前を呼ばれている感っていうか背中をしょしょしょしょと名前も知らない虫が這って歩いていくような不快感が頭のなかでチリチリとスパークする。だいたい歌詞カードに「アアーッ」なんて書いてないし意味わからない。あの部分がスピーカーから出てくるだけで私の中の怒りの神もむくむくううううくうアアーッと瞬間的に目覚めてマッドマックス状態になってしまう。今日は最低。「SAY YES」。しかもバカのカン

「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」爆破事件で火が点いた一連のバットマン騒動のせいであれだけクラスで愛されていた戒名平和乃愛波動卍線洋介こと窪塚君のことなんて皆すっかりあっさり忘れてしまったのに存在感ゼロのキクリンこと菊池凛子のお見舞いに行こうという話になったのは昼休みにカンチが言い出したからだ。カンチはキクリンと面識がないはずなので私は納得がいかないし、だいいちキクリンなんてホントどうでもいいし、とにかく全然意味がわかんないのでとりあえず私はカンチに文句を言う。 「カンチ。あんたキクリン知らないのに何でそんなこといいだすのよ」 「月夜に悪魔と踊ったことがあるか?」 バカとの会話は確実に美容によくないので私は会話をやめる。レンとミキとシノブとカンチと私でカラオケ勝負して負けた人間が一人で湖山駅から歩いて10分にあるキクリンの部屋までお見舞いに行くという善意なのか悪意なのかよくわからない行為をする
羽鳥隆之の父である朴芳雨は、国連軍による平壌制圧と続く治安維持作戦の際、駐留する兵士を相手に街に立つ男娼になる。12歳のことだった。現地入りした兵士の9割以上が、ナイジェリア、コソボ、あるいはソマリア出身の傭兵であり、朴は不潔な黒人に乱暴に犯されることに喜びを感じながら思春期を過ごした。東京、大阪、ソウルを結ぶ日朝音速鉄道が平壌まで延長されたその年、朴は長らく憧れ続けた日本にやって来る。1年後、歌舞伎町のスナックで働いていた羽鳥美智子と結婚した。朴は23歳、美智子は35歳であった。半年後、長男隆之を出産するも退院の翌日、抵抗を続ける北日本解放同盟の3・23JR新宿駅爆破テロに巻き込まれ美智子は爆死。保険金を受け取った羽鳥芳雨は息子を連れて東京を離れ、旧・岡山県倉敷市(現在はアルヴィニョン・カリフラワー教団の自治区)に移り住んだ。ろく… 「ねえ?まだ続くわけ?」 私は我慢できなくなってカンチ
food | はい。ヨネ奴です!(パクリ)話題のいかセンターにいってきたのー。2人と1匹にひき連れられていってきたよ!この編成某メジャーバンドみたいだね!でもゴリラじゃないよ!店内の生け簀には元気いっぱいの烏賊さんたちがつるつる泳ぎ回っているよ。シャンデリアが燦然と輝く不思議なお店だよ。お店のお兄さんたちみんな男っぽくて素敵なんだよ。惚れたよ。まずはタコしゃぶ。これがもー。やわらかくて美味い!柚子を効かせた酢醤油で頂くんだけど吸盤も美味い!しゃぶしゃぶしながら誰かがニップルーって言ったけど無視したよ!お花畑のような刺盛り!これが噂の『豪快鮮烈バキバキ刺盛り』じゃー!キャーーー 活いか作りキター!イカー!透き通ってるの!透明なの!肝をすり潰して醤油と和えたソースでもよし、出汁でいか素麺としてもよし。右上の足はまだ斬られたのに気付いてないもんだから口に入れるとちゅうちゅう吸われるんだよ。 おっ
地元にある駄菓子屋は婆さん一人で切り盛りしてるような小さい店でお世辞にも綺麗とはいえない。もう25年も前の話になるのだけれど、婆さんの駄菓子屋の店頭にはカラフルな飴玉がつまった瓶、駄菓子、水風船、零戦ヒコーキが溢れ、毎日のようにボンクラ小学生が取り囲んでいた。僕もそのうちの一人で「うまい棒」や「よっちゃんイカ」や「ベビースター」を毎日のように買っていた。そこは僕らの宝島だった。 ガンプラが流行ったとき、プラモ屋が「ド・ダイYS」とザクの「武器セット」を抱き合わせにするような阿漕な商売をして、「あそこではもうプラモ買わねー」「エンガチョ」「店の前に犬のウンコ置いちゃおうぜ」「立ちションしよーぜ」と百円玉3枚を握り締めたボンクラ小学生の失望と顰蹙と怒りの標的になったけれど、婆さんはそんな商売っ気を微塵も見せることなくガンプラが入荷するや否や「シャーガンダムあるよ〜」と僕らに声を掛けてひとつずつ
一、沼の目覚めたあとで 印旛沼はいまや自由に姿かたちを変える生き物だった。まるまるひと月降り続けた長い雨のあと、ところどころにくびれふくらんだ沼の形は鼻先の長い飢えた野犬のようだ。 田沼意次公が着手し、長い歴史をかけて完成した干拓工事によって、沼は長らくおだやかな眠りについていたはずだった。けれどもあの忌まわしい関東地獄によって大地が裂け、堤防が決壊し、沼はぐずぐすと音を立てて本来の老獪さを取り戻した。猛々しい本能に目覚め、そこに暮らす人間たちに忍び寄り不意打ちを喰らわせては楽しんだ。 印旛沼が暴れだすと、サイレンがうなりをあげる。住民は着の身着のまま、貴重品を詰めたリュックサックをかついで公民館や小学校の体育館に避難し、ロウソクや懐中電灯の灯りのもと、そこで幾晩も夜を明かすことになる。 これは季節ごとの恒例行事のようになっていた。運が良ければ床上浸水、悪ければ家が淀んだ沼の底に沈んだ。も

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