編集長交代制でさまざまな特集を届けるJINS PARK。7代目の編集長は、芸人 永野さんです。 2015年、「ゴッホより普通にラッセンが好き」のネタで大ブレイク。その後、自身のYouTubeチャンネルで披露したロックへの深い造詣と尽きない愛情が反響を呼び、2冊の自著『僕はロックなんか聴いてきた~ゴッホより普通にニルヴァーナが好き!~』『オルタナティブ』を出版するなど、多方面で活躍されています。本業である「お笑い」の現場では、世の中のウソに噛みつくトークに注目が集まり、ふたたび売れっ子となった永野さん。共演者や視聴者に媚びることなく、あえて場の調和を崩して笑いを起こす独自のスタイルは、メガネのあたりまえを覆してきたJINSの歴史と共鳴します。 これから数カ月にわたって、編集長・永野さんにリードいただく特集テーマは『過剰なぐらいで、ちょうどいい。』です。特集の幕開きにあたり、永野さんにとって

1989年に公開され、スタジオジブリの初期作品として、いまも絶大な人気を誇る『魔女の宅急便』。原作者の角野栄子は、35歳で作家デビューし、同作を出版したのは50歳の時だった。アニメ化された映画を初めて観た時には、原作と大きく異なる内容に戸惑ったというが、その後、自身の作品が国民的・世界的作品に成長していく様をどう感じていたのか。物語の誕生秘話や同作が愛され続ける理由を聞いた。 着想も映画化もきっかけは「娘」 “宅急便”がヤマトの商標とは知らず、あわや大惨事? ――『魔女の宅急便』は、どのようにして着想されたのでしょうか? 角野栄子私は大学時代、アメリカ大使館の図書館に行って海外の雑誌をよく見ていました。その時、雑誌『LIFE』に載っていた『鳥の目から見たニューヨークの風景』という写真を見て、すごく物語性を感じたんです。それから何年も経って、娘が描いた魔女のイラストを見て「魔女の話を書いてみ
成功のためには才能よりも大事なものがある。オーディションで幾多の才能を見てきた音楽プロデューサーのつんく♂さんは、近著「凡人が天才に勝つ方法」で才能論を説いた。肌身で感じた様々な才能、能力を伸ばす指…

――いつから小遣い制になったのですか。結婚後、夫婦とも小遣い制にしました。当初、僕の小遣いは月額3万円でした。しかし、自宅で仕事をするためランチ代がかからないことに加え、2人目の子どもが生まれて出費も増えたことから、3割カットの2万1000円になりました。妻が将来を見据えて節約を頑張ってくれているので、「小遣いを上げてほしい」と強くは言えません。ただ、単行本が増刷された時は1万5000円の「臨時ボーナス」がもらえたりします。それは大きなモチベーションになっていますね(笑い)。 ――小遣い制にして良かったことはありますか。本当にほしいものを選び抜くようになりました。「これ、ほしいな」と思うものは、ショッピングサイトのカートに入れて買うかどうかを考え抜きます。そうやって買ったものには愛着が湧き、大事にするようになりました。 最近、特に愛着があるのはギターです。リサイクルショップで8000

【特集】プリンセスに憧れる少女の“一歩目”に込めた想い――TVアニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ U149」古賀小春役・小森結梨インタビュー 今まさにアイドルとしての第一歩に立ったばかりの“Under149cm”の小さな女の子たちの物語を描く、「アイドルマスター シンデレラガールズ」シリーズ発のTVアニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ U149」(以下、「U149」)。今回は、第7話「声を持たないのに語るもの、なに?」でフィーチャーされたお姫様に憧れるアイドル・古賀小春を演じる声優・小森結梨へのインタビューを敢行。小春への想いやアフレコ、OPテーマ・小春初のソロ曲収録にまつわるエピソードはもちろん、第1話放送後のキャスト発表やその裏側についてもたっぷり語ってもらった。 【特集】TVアニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ U149」が彩る夢のステージを紐解く!

マンガ家が作品を発表するのに、経験豊富なマンガ編集者の存在は重要だ。しかし誰にでも“初めて”がある。ヒット作を創出してきた優秀な編集者も、成功だけではない経験を経ているはず。名作を生み出す売れっ子編集者が、若手時代にどんな連載作品を手がけたのか、当時を振り返りながら語ってもらい、マンガ家と編集者の関係や、編集者が作品に及ぼす影響などに迫る連載シリーズ。第7回で登場してもらったのは、秋田書店・ヤングチャンピオン編集部の福田裕子氏。桜井のりお「僕の心のヤバイやつ」や盆ノ木至「吸血鬼すぐ死ぬ」の立ち上げなど、キャラがびんびんに立っているヒット作品を手がける編集者だ。 取材・文 / 的場容子 初担当は小沢としお「ナンバデッドエンド」 作家の漢気に惚れた2009年に新卒で秋田書店に入社した福田氏。もともと、くらもちふさこやいくえみ綾などを愛読し、王道少女マンガが大好きだった。当初はプリンセスなどの少

日本のゲーム音楽の巨匠・植松伸夫氏が、来たる2022年11月9日に、みずからがアレンジを手掛けたアルバム『Modulation - FINAL FANTASY Arrangement Album』をレコードでリリースする。 『ファイナルファンタジー』の楽曲はこれまで、オーケストラや吹奏楽、ロックやジャズに民族音楽など、数々の編曲家の手でアレンジされてきたが、今回は植松氏自身による、原曲の音源とアナログシンセサイザーが競演するエレクトロミュージックに仕上がっている。 このインタビューでは、どうして今回のアレンジアルバムを手掛けることになったのか、ご自身がアレンジを手掛けた理由(じつはすごく珍しいのでは?)などの質問に加えて、『FF』生誕35周年記念のオーケストラコンサート出演やライブ活動などに精力的に活動する植松氏の近況や、今後の予定などについてもうかがった。 なお、スクウェア・エニックスは

フェンダーの考え方や冒険心が、私はすごく好きです 多様なジャンル、国籍、アイデンティティを持つアーティストを選出し、世界中の何百万人もの音楽ファンとつながるための総合的なマーケティングサポートを行うフェンダーのグローバルプロジェクト『Fender NEXT2022』。その日本代表に選出された沖縄出身のシンガーソングライターのAnlyが、FenderNewsのCover Artistに登場。インタビュー前編では、楽器を始めたきっかけ、ビギナーへのアドバイス、そしてフェンダーに対する印象について聞いた。 ギターという相棒がいるんだから、難しいことはしなくていい ― ギターを始めたきっかけを教えてください。 Anly ギターは4~5歳ぐらいの時から弾いています。夕暮れになると、夕ご飯ができるまで父が縁側に座ってギターを弾く時間があったので、それを見たり聴いたり一緒に歌ったりしていたのが、ギター

毎年、新たなタレントが現れては消えていく。生存競争の激しい芸能界において、かつて“王子様キャラ”で強烈なデビューを飾り、そのインパクトの大きさゆえに行く末を案じられたエンターテイナーがいる――。“ミッチー”こと及川光博だ。 周囲の心配をよそに、彼は現在も歌手としてアルバムを発表し、毎年ツアーを欠かさない。俳優としても『白い巨塔』『相棒』『半沢直樹』などの大ヒット作に名を連ねてきた。 なぜ、彼は26年にもわたって存在感を示し続けられているのか。小学生時代のいじめ体験、王子様キャラへの葛藤、苦手な人や仕事への対処法……52歳のミッチーが赤裸々に語った。(文:岡野誠/撮影:木村哲夫/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) 「ズバリ、流行らないから生き残っているんでしょうね。『流行らなければ廃れない』をモットーにミッチービジネスを展開しております」 長年、芸能界の第一線で活躍できる理由を問

「大学卒業後には、実は別の選択肢も考えていました。このままお仕事を続けるか、辞めるのか、悩んでいた時期があったんです。」 これは、声優・小倉唯さんのインタビューの途中、本人が慎重に言葉を選びながら発した言葉だ。 彼女は声優活動にアーティスト活動と多忙を極めるなかで、大学に進学した。学業にも手を抜くことなくシッカリと卒業して、もちろん現在も声優・アーティストと大活躍している。 一見すると順風満帆なキャリアを歩んできたように見えるが、「仕事を辞めるか悩んだ」という、小倉唯さんの「人生の分岐点」には、一体何があったのか。 ニコニコニュースオリジナルで連載中の、人気声優たちが辿ってきたターニング・ポイントを掘り下げる連載企画、人生における「3つの分岐点」。 大塚明夫さん、三森すずこさん、中田譲治さんに続き、第4回となる今回は小倉唯さんにインタビューを実施した。 小倉唯さんは子役としてキャリアをスタ

これからの旅について考える特集「旅の行方」では、今をときめくクラシックギタリストで旅をこよなく愛する村治佳織さんを「旅の道連れ」にお迎えし、これまでの旅について、これからの旅に求めることについて聞く。さて、村治さんに誘われてこの旅はどこに向かうのか? ──これまでで人生を変えた旅があるとすれば、それはどんな旅だったでしょうか? ひとつに絞るのはなかなか難しいですが、やはり、作曲家のホアキン・ロドリーゴさんに会いに行った、1999年1月のスペインへの旅かなと思います。テレビ番組『情熱大陸』で収録したそのときの映像も残っているので、自分でも見返すことがあります。やはり直接お会いできてよかったですし、その出会いがずっと影響していると思います。音楽を演奏するときには作曲家の魂や心を自分なりにとらえて、それをお客様にお届けするという姿勢で幼い頃からずっとやってきました。 作曲家の方と実際にお会い

1997年生まれ。大学院で教育学を勉強しつつ、チェーン店やテーマパーク、街の噂について書いてます。教育関係の記事についても書きたいと思っているが今まで書いてきた記事との接点が見つからなくて途方に暮れている。 前の記事:マクドナルドの看板には2種類ある > 個人サイトNote 店内に多く貼られたPOP。独特の主張の強さがある。この感じがドンキらしいのだ。 インタビューに伺った松本和史子さん。ドンキ練馬店の専属POPライターで、練馬店の開店当初からPOPを書き続けているプロフェッショナル。 さっそく話を聞いてみよう。 メモの字がドンキの文字だった 松本 今日の質問にお答えしたものをメモにしたんですけど 谷頭・林 おお! メモがドンキの文字だ! 谷頭 すでにメモの字がドンキの文字ですね、すごい! 松本 あ、それは全然意識していなかったです(笑) ドンキの文字って独特で、この文字を書くための研修
「レンタルなんもしない人」として活動する森本祥司さん。2018年から始め、いまやTwitterでは25万人ものフォロワーがつき、「なんもしないこと」で救った人々から垣間見える様々な人間関係が話題を呼んでいる。「なんもしない」ことへのコンプレックスを持ち始めた学生時代を経て、いまレンタルなんもしない人が考える「なんもしないことの価値」とはなんなのか、その裏側にある強い思いに迫った。 4月が始まり、進学や就職・転職で新しい環境に身を置いている人も多いのではないだろうか。「何かを成し遂げよう」という意気込みは称賛されるべきことだが、実のところ自殺者数は3月から5月の春が他の季節に比べて一番多い(https://jssc.ncnp.go.jp/archive/old_csp/pdf/1003301.pdf)。環境の変化が大きい季節で、周囲の華やかさと比較してしまったり、心身が追いつかなくなったりし

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