以前から安倍首相の危険な体質をさんざん指摘し続けてきた本サイトですら、今回の「我が軍」発言にはさすがに驚いた。それはそうだろう。国会で自衛隊を「軍」と形容し、戦後70年守り続けた憲法の精神をないがしろにしただけでも大問題のうえ、口にした言葉は「我が国の軍」でも「我々の軍」でもなく「我が軍」。これは完全に独裁者の物言いではないか。 安倍首相は、おそらく自分がヒトラーかナポレオンにでもなった気分でいるのだろう。そして、自分の軍隊が戦争をして、世界に力を誇示することを夢想している──。 こんな首相が国のトップにいるというだけで空恐ろしくなるが、もっと恐ろしいのはこれがけっして妄想で終わっていないことだろう。実際に自衛隊の「我が軍」化、「戦争のできる軍隊」化は着実に進んでいる。集団的自衛権の行使容認、それを現実化する安全保障法制の与党合意、自衛隊の海外活動拡大、シビリアンコントロール規定の廃止……
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