蓋を外して、胴を矢印の方向に回し、ネジをゆるめて外します。 カートリッジインクは凹みのある側(写真右)が差し込み口です。 ペン先を上向きにしてカートリッジを矢印の方向にまっすぐ奥までグッと差し込みます。 ※差し込む時、ひねったり強くつまんだりするとカートリッジが破損する恐れがありますのでご注意ください。 しばらくお待ちいただきますと自然に筆記可能な状態となります。本体とペン先部分を離します。 コンバーターをしっかり差し込みます。 コンバーターのノブを矢印の方向に回してピストンを下げてください。 ペン先をインクボトルに入れます。 ノブをゆっくりと矢印の方向に回しながらインクを吸入してください。 ペン先の回りについた余分なインクは柔らかい布でふき取ってから使用してください。 完了。 吸入式(尾栓回転吸入式): インクを胴軸内に直接吸入して使用する万年筆で、胴軸最後部の「尾栓」が回転します。
万年筆とは 万年筆のペン先は使い込むほどに自分の書き方に馴染んで、なめらかに使いやすくなっていきます。 そして、使い続けた万年筆は自分だけにあった1本へと成長します。 万年筆はただ文字を書くだけでなく成長も楽しめる筆記具です。 そんな自分にあったペン先で、好みのインクの滲みや濃淡を楽しみながら文字を書くひとときは、パソコンやボールペンを使って過ごす日常とは少し違った世界を楽しむことができます。ただ、他の筆記具と違い万年筆はこまめなお手入れや洗浄など使い方に気を使う事が多そうなイメージがあるためどちらかというと敬遠されがちな筆記具でもあります。 確かに万年筆はインクの付け替えや保管などいくつかの注意点がありますが、逆に一生懸命手をかけながら育てる万年筆ほど愛着のある1本となり、自分の書きグセを覚えて育ちながら手に馴染んでいきます。 万年筆はそのメーカーによっても書き味が全然違います。 日本の

アケボノライフ☆ワタシとインコ アケボノインコの瞳にノックアウトされる日々☆ マニアックなスタンプ(手帳向けや活版・メタルスタンプ)と、文房具、万年筆、レザークラフトとバイクも出てきます。 結構つぶやきも多かったり。 万年筆の楽しみは、水性インクの滑らかな書き心地と、太めのペン先で書く時の色の濃淡でしょうか。趣味の道具箱なんかでは、「書くことが癒しになる」とコメントしている記事や読者投稿なんかがありますが、私も同感です。 お恥ずかしいくらい下手くそな字ですが、考えてることをつらつら書いているだけなのに楽しいんですよね。なぜかな~と思いながら、カラーセラピー要素もあるのかと考えていたりします。 万年筆なんて、敷居が高い! と思っている方や、インクに興味を持ってくれたブログ友達向けに、1000円以内の万年筆とコンバーターを紹介してみたいと思います。 私が万年筆にハマるきっかけを作ってくれたの

平坦なカタチをしたペン先! カリグラフィー用途の万年筆・ラミージョイ(LAMY Joy)。 LAMY Joy(ラミージョイ)のペン先は 一般的な万年筆の丸っこいペン先とは異なり、平らな線のような特殊な形状をしています。この平べったいペン先を紙に当てると、縦に動かせば太めに、横方向に動かした場合は細くなるので、イタリック調の雰囲気ある文字が書きやすいです。 そんな面白味を存分に愉しめるラミージョイ。ただし、カリグラフィ用途に特化した じっくり落ち着いて書くタイプのペンなので、かなり長めの軸(全長180mm)です。しかし、普段使いしたかったので、ラミーサファリ(LAMY Safari)のペン先と交換することで筆箱に入るサイズに短くしました。 ▶目次へ 記事の内容をざっくり紹介! 後ろが細くすぼまったデザイン! コレ自体はとてもバランスが良いラミージョイ(LAMY Joy) 字幅「1.1mm」の

ビスコンティのインクウェルを購入して、非常に便利だと感じていることを過去記事で書きました。私がインクウェルを便利に使っている大きな理由の一つとして、【つけペン方式】でも万年筆を使っていることがあります。インクウェルを「インクがなくなった万年筆にインクを補充する」という用途以上に活用しているわけです。 →ビスコンティの 「クリスタル インクポット」 を購入した →インクウェルの使い勝手の良さに驚く ■インクたっぷり 私は元々、インクフローが相当にいい万年筆が好みです。細字好きの性向と矛盾するかのようにも見えますが、描線の細さと良いインクフローとを両立させることは、不可能ではありません。「イリジウムの小さな万年筆で、インクがたっぷり出て、細い描線でインクが盛り上がるように書ける」万年筆が好きなのです。『趣味の文具箱 Vol.10』p.90 の定義で言うところの【にゅるにゅる】調整です。 逆に私

前回は、カクノにパイロットのカラーインキカートリッジを付けてみましたが、もっとカクノのキャップに合う色を求めて、ペチットのカートリッジインキを付けてみました。PILOT PeTiTは、ペチット1が万年筆タイプ、ペチット2がサインペンタイプ、ペチット3が筆ペンタイプのミニサイズのペンで、ブラック、レッド、ブルー、ブルーブラック、ベビーピンク、アプリコットオレンジ、アップルグリーン、クリアブルーの8色の替えインキカートリッジが用意されています。 kakunoもまた一本増えてしまいました。最初にkakunoのグレーを見た時は、こんな地味な色、子供が選ぶだろうかと思ったのですが、大人のkakunoと考えると良い色です。ペチットインキは、アップルグリーンとクリアブルーの2色をもっていました。 パイロットの通常のカートリッジより、かなり小さいカートリッジが3本で105円なので、コストパフォーマンスは悪

10月20日に発売された「Kakuno」という万年筆が文房具好きの間で話題となっています。かくいう僕もすでに2本を購入し、おそらくこの記事が掲載されている時には3本目、ひょっとしたら4本目を買っていることでしょう。 いったいどこがそんなにいいのか。レビューしていきたいと思います。 まず、Kakunoのいいところは、ずばりかわいいところ。ペン先には顔のマークがあり、かわいいのです。カラフルなキャップと合わせて、持ち歩いているだけでうきうきします。思わずキャップ違いをそろえていきたくなるのですね。 しかも、安いのです。子供向け、入門向けだけあって、1000円となっています。でも1000円と侮るなかれ。売り場にいた方いわく、同じPILOTのcocoonという3000円する万年筆と同等のペン先とのこと。これだけでもかなりお得なのがわかるでしょう。実際、書き味は申し分ありません。 そして、1000円

万年筆とボールペンの購入時の書き出しの違い ボールペンがすぐに書けるのは? ボールペンの先端部分にはボールペンチップがあり、そのギリギリの位置までインクが入っている状態で売られています。そのため、購入したボールペンは書き出しの1cmほど擦れることはあっても快適に書くことが出来ます。 カートリッジ万年筆が、すぐに使える訳ではないのはなぜ? カートリッジ万年筆の構造を大まかに分けると、ペン先+ペン芯、本体胴軸部分、キャップで出来ています。また、カートリッジはプラスチック製がほとんどであり、首軸に差し込むだけでインクの交換が出来ます。 しかし、使用前は密封されているため保存性には優れているのですが、カートリッジの端から万年筆のペン先まではバッファー部分が存在します。この部分にインクが浸透し馴染むまでは時間が多少かかるため、即効性のあるボールペンと比べると「すぐに」書くことが出来ません。 ▶目次に

インク充填に必要なもの 乾かした空のカートリッジ 洗って乾かした万年筆(ペン先) 注射器型スポイト* 好きな色のボトルインク ※ 注射器型のスポイトは、100円均一ショップの化粧品コーナーにあったものを使っています。 化粧品詰め替えが本来の用途のようです。スポイトなので先端が尖っている訳ではないですが、取り扱いには注意が必要です。また、このスポイトは使い終わったカートリッジを洗浄する際にも重宝します。 ▶目次にもどる カートリッジにインク充填の手順を紹介! 1. ボトルインクから、注射器型スポイトでインクを取り入れる。 インクカートリッジに入れる分だけなので、少量で大丈夫です。 今回は多くとりすぎました。目安としては、0.9mmを下回るほどでも充分でした。 ▶目次にもどる 2. 空のカートリッジに、注射器型スポイトでインクを移す。 事前準備としてカートリッジは、水洗いして、乾かしておく必要


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