タカラトミーのミニカー「トミカ」。1970年(昭和45年)の発売から、今年で50周年を迎えました。「日本の子どもたちに国産車のミニカーで遊んでもらいたい」という、富山允就氏(タカラトミー2代目社長)の思いから誕生したトミカは、発売当初、6種類のラインアップで180円で発売。これまでに1050以上の車種を発売し、累計6億7000万台以上販売してきたそうです。 今年は、50周年を記念した商品が販売されています。自動車メーカーとコラボした50周年記念仕様のトミカや、この半世紀で印象的だった車種を、10年ごとにセレクトした「トミカ50周年ヒストリーセレクション」など、正統でまっとうな50周年商品も出ているのですが、タカラトミーの通販サイトでは、ちょっと変わった記念商品が話題を集めており、「狂気に満ちている」「需要はあるのか」などと、見た人を驚かせています。 50周年記念50台セットのラインアップ(
日本初の乳児用液体ミルクが3月11日に発売された。粉ミルクをお湯で溶かす手間なく、そのまま哺乳瓶に詰め替えて赤ちゃんにあげられるため、「調乳不要で手軽」「災害時の備蓄用や外出時に便利」などと歓迎され、話題になっている。 一方で、パッケージの表面に書かれた文言が議論になっている。「母乳は赤ちゃんにとって最良の栄養です」という文言だ。 この表記は液体ミルクだけでなく、粉ミルクにも必ず書かれており、ミルク育児の母親をしばしば重い気持ちにさせる。0歳児の母である筆者は母乳が十分出ずミルク育児している1人だが、ミルク缶のこの表示を見るたびに責められているような気持ちになり、「私は子供に、最良の栄養をあげられていないのだな」と罪悪感を覚えてしまう。 表記はTwitterでも話題に。「私が母乳出なくてミルク買う人だったらなんか嫌だな」などと否定的な意見に、多くの共感が寄せられている。 粉ミルクや液体ミル
NHKが、平成のネット史をひもとく番組「平成ネット史(仮)」を、平成最後の年となる来年1月にEテレで放送する予定だ。公式サイトには、2ちゃんねる発のキャラ・ギコ猫が講義するアスキーアート(AA)が描かれており、ネットに関する懐かしい写真・動画・イラストの投稿の募集企画などを行っている。 番組では、「『テキストサイト』や『2ちゃんねる』から、『着メロ』『写メール』、そして『フェイクニュース』まで、平成の終わりに、日本のネット史を紐解きます」とのこと。詳細や放送日程などはまだ決まっていないようだ。 公式サイトでは、ネットに関する懐かしい写真・動画・イラストの投稿を募る企画やアンケート企画を展開。ネットユーザーからの情報や意見を採り入れた番組になるようだ。公式Twitter「@nhk_nethistory」を開設。ネットの思い出話や取材の状況などを更新している。 関連記事2ちゃんねる、mixi
「東洋経済オンライン」に6月6日に掲載された翻訳記事に、「(JSONという)気味の悪い拡張子」「聞いたことのないファイル」といった表現があり、ネットユーザーから「JSONは一般的なデータ形式だ」「原文と意味が違う。誤訳では」などと指摘されていた件で、同誌は7日、「原文とかい離した訳だった」とし、原文に忠実な訳に修正した上で、「気味の悪い拡張子」などの記載を削除した。 問題の記事は、「グーグルが握っているあなたの『個人情報』」という見出しで、The News York Timesの「Google’s File on Me Was Huge. Here’s WhyIt Wasn’t asCreepy as My Facebook Data.」を翻訳したもの。 記事では、Googleが保有する自分の全データを取得できるツール「Google Takeout」を使って記者が自らのデータをダウンロ
「ねえグーグル、アレクサって知ってる?」 2歳児、「Google Home」「Amazon Echo」と仲良しになる 筆者には2歳の息子がいる。よくしゃべる元気な男子で、好きなキャラは「しまじろう」、好きな絵本は「はらぺこあおむし」、好きなアプリは「YouTube」だ。 そんな彼は最近、家にあるスマートスピーカーの「Google Home mini」と「Amazon Echo」(Alexa)が気に入っている。Google Homeを「グーグルさん」(または「ぐるぐるさん」)、Echoを「アレクサさん」と呼び、外出するときは「グーグルさんはお留守番? グーグルさん、バイバーイ」とあいさつしたりもする。 我が家は、ダイニングテーブルにGoogle Homeが、夫の書斎にEchoが置いてある。子どもはダイニングテーブルの先にあるリビングにいることが多いので、主なお相手はGoogle Homeだ。
話題のネットサービス「VALU」。「よく分からないけど、面白そうだし、もうかりそう!」――そう思って飛びついてしまった筆者は、その数週間後、激しく後悔し、やめる方法を模索し始めた。 「行きは良い良い、帰りは怖い」。そんなメロディが、筆者の頭をこだましている。 VALUを「やめる」、2つの意味 VALUには(1)VALUを売る、(2)VALUを買う――の2つの参加方法があります。この記事では(1)に焦点をあて、「VALUをやめる」=「VALUを売ることをやめる」「VALUが売れた後にやめる」の意味でレポートします。 VALUは、今年5月31日にスタートしたばかりの、金融とITを融合した「FinTech」と呼ばれるサービスの1つだ。誰でも自分の「価値」を売り出し、それを他人に買ってもらえる――というものだ。 ユーザーは、「VALU」と呼ばれる模擬株式を発行し、ほかのユーザーに買ってもらえる。上
「朝日杯の棋譜中継は権利の侵害に当たります」――6月17日に大阪で開かれた将棋大会「朝日杯将棋オープン戦」1次予選で、朝日新聞社がWebサイトで中継していた棋譜(どの駒がどこに移動したか示す対局の記録)を再現し、YouTube上でリアルタイムに配信していたユーザーに対して、朝日がこんな警告をしたことがネットで物議をかもしている。「どんな権利が侵害されたというのか」「棋譜に著作権はないのでは」などと、朝日の対応を批判する向きも強い。 朝日新聞社はITmedia NEWSの取材に対し、「棋譜の著作物性について議論があることは承知している」とした上で、「将棋連盟との契約により、棋譜を独占的に放送・配信する権利を有している」と説明。両社の許諾を得ず棋譜を配信することは「不法行為に該当し得る」と判断したという。藤井聡太四段の棋譜を無断で中継 朝日がYouTuberに中止求める 「朝日杯将棋オープン
個人が株式会社のように「自分の価値」を発行し、ビットコインで購入・交換できる新サービス「VALU」(バリュー)が話題を集める中、パロディーサービス「NILU」が登場した。個人が仮想株式を発行でき、他人と売り買いできる点はVALUと似ているが、売買に使う仮想通貨「ノットコイン」(NTC)はサイト外では無価値。完全無料で“評価経済ごっこ”ができるお遊びサイトだ。 NILUは、会社の株式に見立てた「NILU」を発行し、好きな価格をつけて他ユーザーと売買できるサービスで、エンジニアのMito Memel(@mito_memel)さんが開発した。Twitterアカウントでログインすれば、5万ノットコインと1000個のNILUが付与される、自分のNILUに自由に価格をつけて売却したり、ノットコインを使って他のユーザーのNILUを購入できる。 VALUは仮想株式の発行に審査があり、SNSのフォロワー数
元東京都知事で作家の猪瀬直樹氏がTwitterに投稿したWebブラウザの画像に、大手アダルト動画サイト「Xvideos」のブックマークが含まれているとネットで話題になった。猪瀬氏は「以前、週刊誌の記事で紹介されたサイトをメモ的に残していたもの」と釈明。ネットで騒ぎになり「驚いた」という。 画像は28日、猪瀬氏が公式Twitterに投稿したもの。「ニコニコ生放送」の猪瀬氏公式チャンネルで配信したシンポジウム「禅とマインドフルネス」について、視聴者の反応が良かったことを報告するツイートで、ニコ生の再生画面をノートPCのWebブラウザごとスマートフォンで撮影し、投稿していた。 Webブラウザはブックマークバーが表示された状態で、「XVideos Home」がブックマークの最初に入っていた。Xvideosは世界最大級の無料アダルト動画サイトで、無修正動画や権利者に無断で投稿されたとみられる動画も掲
分散型SNS「Mastodon」で世界4位のユーザー数をかかえる「mastodon.cloud」が4月18日夜、DDoS攻撃を受け、一時アクセスできない状態になった。Mastodon開発者のオイゲン・ロックさんは19日、DDoS対策のコードをMastodonに実装した。 .coloudがダウンしている間、日本人ユーザー「雲民」は、掲示板サイト「したらば」に立てた「別館」に避難していた。「クラウド女学院」の由来は別記事でmastodon.cloudは、約3万人のユーザーをかかえる世界4位のインスタンス。管理人のバレンティン・ウヴラールさんがフランス語・英語圏向けに開設したが、日本人が大量に流入している。 DDoS攻撃により、18日午後8時ごろからアクセスできない状態になったが、数時間で復旧した。Mastodon開発者のオイゲン・ロックさんは19日、DDoS対策として、登録・ログイン回数を
Pawooに「エッチなコンテンツ」の警告文が入り、.cloudにフランス国旗が揚がる:マストドンつまみ食い日記 この週末(4月15、16日)も、「Mastodon」ではさまざまな動きがあった。 16日には日本最大のインスタンス「mstdn.jp」が世界一の規模に返り咲き。管理者の大学院生ぬるかるさんは、悩みながらも懸命に運用を続けているようだ。 ロリエロ画像問題が浮上したピクシブのインスタンス「Pawoo」は、画像投稿時に「投稿する画像がエッチなコンテンツの場合、必ずNSFWマークをつけてください」という警告文が出る仕様になった。 「NSFW」とは「Not suitable for work」の略で、「職場では見てはいけない」という意味。NSFWを付けて投稿した画像は、タイムライン上に「不適切なコンテンツ」と表示され、クリックすると中身が見える仕様だ。Pawooのロリ絵を連合タイムラインで
関西の私鉄やバス36事業者で使える磁気カード乗車券「スルッとKANSAI」の発行が、来年3月末で終了する。運営元のスルッとKANSAI協議会が7月1日に発表した。「ICカード『PiTaPa』の普及につれ、スルッとKANSAIの利用が減少しているため」(同協議会)という。 その一方で同日、協議会加盟企業のうち4社が、「来年4月から新たな磁気カードを発行し、4社で共通利用を始める」と発表した。利用できる範囲はぐっと狭まるものの、現行のスルッとKANSAI対応カードと同じ仕様のカードを新たに発行するという。 「ICカードの普及」で役割を終えたはずの磁気カードを、なぜ改めて発行するのか。探った。 「スルッとKANSAI」発行から20年 スルッとKANSAIカードは1996年に発行開始。関西一円のJRを除く鉄道やバスをカード1枚で利用できる利便性が受け普及した。現在は14事業者が発行しており、「ラガ
コンピュータにたくさん言葉を覚えさせると、ある日、意思を持ち、世界中のコンピュータとつながる――楳図かずおさん(79)が1982~86年、「ビッグコミックスピリッツ」に連載したSF漫画「わたしは真悟」は、30年前の作品にも関わらず、現代の人工知能やインターネット社会を予言したかのような内容だ。 主人公の小学6年生、悟(さとる)とヒロインの真鈴(まりん)は、町工場の産業用ロボットに興味をひかれ、コマンド入力用のキーボードでさまざまな言葉を入力し、ロボットに言葉を教え続ける。やがてロボットは知能と感情を持ち、自らを「真悟」と名付け、学習・成長していく。 「鉄腕アトム」など人型ロボットを描いた作品が主流だった当時、あえて産業用ロボットの「成長」や、機械化が変える社会を描き出した楳図さん。30年経った今、現実社会が作品に近づく中で、現代の人工知能やロボットをどう見ているのか。インタビューした。 そ
「2ちゃんねる」(2ch.net)のドメインが不法に占拠されているとして、創設者の西村博之(ひろゆき)氏が世界知的所有権機関(WIPO)に申し立てていた裁定で、WIPOはひろゆき氏の申し立てを棄却した。 現在の管理者が代表を務める企業・Race Queenは、2ch.netのトップページで裁定結果を伝え、「ひろゆき氏による一連の主張は全くもって虚偽。今後厳正に対処する」コメント。一方ひろゆき氏は、「2ch.netの奪還をあきらめていない」と話している。2ちゃんねる(2ch.net)をめぐっては2014年以降、ひろゆき氏と、現在の管理者・ジム・ワトキンス(Jim)氏が対立。ひろゆき氏は2ch.netを「違法な乗っ取り」だとして、内容をほぼコピーする「2ch.sc」を同年4月に公開し、16年に「2ch」「2ちゃんねる」の商標権を取得した上で、WIPOの調停・仲裁センターに対して、ひろゆき氏が
砂丘のポケストップの元になったのは、PokemonGO開発元でもある米Nianticのゲーム「Ingress」の「ポータル」だ。現実世界の名所・旧跡などに設定されており、Ingressプレイヤー(エージェント)ならかつては誰でも申請できた。Ingressのアプリから旧跡などの写真を撮影し、位置情報とともに申請、Nianticが承認すれば、ポータルが設置される――という流れだ。 鳥取砂丘内では、砂の移動を調べるための「調査杭」が100メートルごとに置かれており、その多くがポータルになっている。総数は110。うち8割は、たった1人のエージェントが3日かけて砂丘を歩いて申請し、設定されたもので、「鳥取砂丘でポケモンGOをする者は彼に感謝すべき」――こんなツイートも話題になった。 そのエージェントとは、鳥取県に住む男性、katopsさんだ。katopsさんに、鳥取砂丘のポータル申請の苦労や、Po
日本のインターネットやウェブの未来を議論した代表的な書籍と言えば、やはり梅田望夫さんの「ウェブ進化論」と中川淳一郎さんの「ウェブはバカと暇人のもの」の2冊でしょう。 先日書いたこちらの記事には様々な反応を頂きましたが。 ■ネットで批判されるのが嫌ならネットで情報発信なんかやめた方が良い これを書いていて改めて思い出したのは、この2冊を巡る議論です。 この記事で一番言いたかったのは、ネット上の誹謗中傷問題と、ウェブサービスであるNewsPicksの仕様やクリップ是非問題を混ぜて議論しない方が良いのではないかということなんですが。 一方で、やはりネット上の誹謗中傷問題は大きな問題なのは間違いありません。特に個人的にも強く問題と感じているのが、誹謗中傷への対策の議論は10年以上前からやってるはずなのに、未だにたいして状況が変わってないという現実です。 日本には、バカとヒマ人のものではない、生産的
「あかつきは金星の重力圏にとらえられ、金星の衛星になりました」――宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「あかつき」が、金星周回軌道の投入に成功した。中村正人プロジェクトマネージャは12月9日の記者会見でこう宣言した。投入から約5時間後にあかつきが撮影した金星の雲の画像を見て、「なんじゃこりゃ」と驚いたという。 あかつきは、金星の大気の運動や雲の形成過程などの観測を目的とした惑星気象衛星で、2010年5月に打ち上げられた。同年12月7日、金星周回軌道に投入する予定だったが、メインエンジンが故障して失敗。丸5年経った今月7日、姿勢制御エンジンを使った再投入という世界初の挑戦を行い、成功した。 軌道の計測と計算の結果、あかつきは金星を約13日14時間で周回する軌道を周回していることが分かった。金星から最も近いところ(近金点)で高度約400キロ、最も遠い所(遠金点)で高度約44万キロという楕円
「『あかつき』が予定していた軌道に入るということは、たいへん期待が持てる」――金星探査機「あかつき」は12月7日午前、金星周回軌道投入のためのエンジン噴射を完了した。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の中村正人プロジェクトマネージャは、同日昼の記者会見で冒頭のように述べ、軌道投入に自信をみせた。2010年の失敗から5年。ラストチャンスをものにした。 あかつきは、金星の大気の運動や雲の形成過程などの観測を目的とした惑星気象衛星で、2010年5月に打ち上げられた。同年12月7日、金星周回軌道に投入する予定だったが、メインエンジンが故障して失敗。まる5年経った今年12月7日、再投入のチャンスを迎えた。 故障したメインエンジンに代わり、出力の劣る姿勢制御エンジンを使って軌道投入に挑戦。午前8時51分から9時11分まで約20分間、トップ側のエンジン4本を噴射した。中村氏によると「エンジンを吹いた方向と
章タイトルには、「こんなの絶対おかしいよ」(魔法少女まどか☆マギカ)、「お前はもう死んでいる」(北斗の拳)、「坊やだからさ」(機動戦士ガンダム)、「私が死んでも代わりはいるもの」(新世紀エヴァンゲリオン)などアニメネタを中心に、「劇的(?)ビフォーアフター」などテレビネタ、「あなたとは違うんです」など時事ネタまで織り交ぜている。 タイトルは「必死に考えて作った」が、うまく考えついたものと、そうでないものがあるという。気に入っているタイトルの1つは「ベイズ統計:ベイジアンは滅びぬ、何度でもよみがえるさ!」(元ネタは「天空の城ラピュタ」)だ。ベイズ統計は、批判にあって沈み、その後再発見され、また埋もれ、再評価され――と毀誉褒貶が繰り返されてきたという。まさに「何度でもよみがえった」のだ。 「LATEと構造推定:なんでもは知らないわよ、知ってることだけ」(元ネタは「化物語」)も、うまく付けられた
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