アメリカのアラスカでとれるズワイガニが謎の消失を遂げて個体数が激減したため、当局が禁漁を発表しました。これにより外食産業などが打撃を受ける中、専門家はズワイガニの急激な減少の原因や、生態系への影響への調査を急いでいます。 One billion snow crab missing – Season Cancelled for Alaskan fleet https://thefishingdaily.com/featured-news/one-billion-snow-crab-missing-season-cancelled-for-alaskan-fleet/ Alaska snow crab season canceled as officials investigate disappearance of an estimated 1 billion crabs - CBS News
動物の初鳴きや植物の開花など気象庁が長年続けてきた動植物の観測のおよそ9割が、ことしいっぱいで廃止されます。これに対しては生物学の研究者などから反対意見も出されていますが、気象庁は、あくまで季節の変化を知らせる「気象」観測の一環として行ってきたもので「生態」観測が目的ではないことを理解してほしいとしています。 気象庁は67年前の昭和28年から、季節を知らせる動物の初鳴きや植物の開花などといった「生物季節観測」を全国で行ってきました。 しかし最近は都市化が進んだ影響などを受け、限られた人員で動植物を探すことが難しくなってきたほか、春に鳴くとされた「うぐいす」も観測される時期が大きくずれるなど、本来の「季節の変化を知らせる」意味が薄れてきたということです。 このため気象庁は57種類の動植物のうち、およそ9割にあたる51種類の観測を、ことしいっぱいで廃止することを決めました。 一方で、全国の季節
9月2日18時現在、大型で非常に強い台風9号が九州の西の海上を北上する一方で、台風10号(HAISHENハイシェン・中国語で「海神」の意味)が、週末にかけて奄美地方から西日本へ接近、あるいは上陸する恐れがでてきました。 この台風は、9月1日21時に小笠原近海で発生しましたが、様々なデータにより発生前から、急激に発達することや、日本に大きな影響が出ることが予想されていました。実際に、発生時の気圧は1000hPaに対し、きょう(2日)15時は990hPa、明日には965hPa(予想)と1日で20hPaほどのペースで発達。5日(土)15時には920hPaと、この時期としては異例な発達をしそうです。気象庁も「特別警報級の勢力になる」と最大級の警戒を呼びかけています。 台風のエネルギー 今回、台風の発生前から発達が予想された背景の一つには、熱帯海域の海水温の高さにあります。 よく知られるように、台風
ロシアの北極圏で生産されたLNG=液化天然ガスを積んだ砕氷タンカーが、アジアとヨーロッパを最短で結ぶ北極海航路を経由して、23日、初めて日本の港に入港しました。ロシア北極圏のヤマル半島にあるガス田から北極海航路を経由して、2週間ほどかけて到着しました。日本の港に砕氷LNGタンカーが入港するのは今回が初めてです。 タンカーは全長299メートル、幅50メートルで、北極海で氷を砕いて進むため、へさきがとがっていることや、厚い氷に阻まれたときに後ろ向きに進めるよう、後方にも操だ室が設けられているのが特徴です。 砕氷LNGタンカーは通常のLNGタンカーと比べて船体が重く、燃費が悪いことなどもあり、これまで北極圏のガス田からアジア方面に運航される機会は多くありませんでした。ロシアの北極圏には膨大な量の天然ガスが埋蔵されているといわれ、ヤマル半島周辺では日本や中国、フランスなどの企業も参入してLNG
カナダの大自然で痩せ細った3頭のハイイログマが見つかり、餌にしているサケの遡上(そじょう)の記録的な減少が原因だとして、地元では養殖のサケを餌に与える動きも出ています。 3頭は親子とみられ、このうち2頭は地面に頭をつけて餌を探しているようにも見え、写真を撮影したロルフ・ヒッカーさんもSNSに「川にはサケが1匹もいない。サケなしでクマたちは冬を乗り切れるのだろうか」と書き込んでいます。 ハイイログマは冬を前にしたこの時期に餌をたくさん食べる必要がありますが、ことしは餌にしているサケの遡上が記録的な減少となっていて、多くのクマが栄養不足になっている可能性があるということです。 「グリズリー」の名で知られるハイイログマが川に入ってサケをとる姿はこの時期の風物詩でもあるだけに、地元では驚きを持って受け止められ、養殖のサケを餌に与える動きも出ています。 地元メディアは、餌のサケの減少の背景として地球
官報によると、神奈川県平塚市に本拠を置くプラスチック油化装置製造の「株式会社ブレスト」は、4月21日付で横浜地方裁判所より破産手続の開始決定を受け倒産したことが明らかになりました。 同社のホームページによると、2001年に設立の同社は、廃プラスチックを油に戻すために用いられる油化装置の設計・開発・製造を主力に事業を展開し、国内のみならず海外にも輸出販売するなど事業を拡大していました。資本金は3億1900万円です。事件番号は平成29年(フ)第492号で、破産債権の届出期間は5月22日まで、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は7月20日までです。 「国内倒産」の最新記事 山形「小国ショッピングセンター」が破産申請へ、負債5億円 (25/04/26) 山形県小国町に本拠を置くショッピングセンター管理・運営の「協同組合小国...大阪の設備工事「ケンショウ」が会社更生法申請
東京23区に安全な場所はない――9月1日付記事『東京23区、首都直下地震時に「危ない区」リスト…死者発生率・建物全壊・停電・断水』では、東京23区の災害対策や首都直下地震の被害想定について、東京23区研究所の池田利道所長の話をお伝えした。 池田所長によると、相対的に見て、墨田区、台東区、荒川区、品川区あたりは死者発生リスクが高く、板橋区は災害リスクが低いといえるが、東京23区に安全と考えていい場所はないという。また、共助を基本とする「安心」の面では、地域コミュニティのつながりが強い下町のほうが進んでおり、逆に都心のタワーマンションなどは「安全」な一方でリスクも存在する。 後編では、海抜ゼロメートル地帯の洪水リスクや水害の現実について、さらに池田所長の話をお伝えする。 荒川決壊で千住が水没、江戸川区は逃げ場なし ――東京23区には海抜ゼロメートル地帯も多く、豪雨による洪水リスクが懸念されてい
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