2011年のIT分野では、一時代を築いた人物が次々とこの世を去った。その中でも特に大勢に影響があったのが、言うまでもなくスティーブ・ジョブズ氏だ。その「すごさ」に学ぶ組織論とは。 2011年を振り返ると、実にさまざまなことが起きた。言うまでもなく東日本大震災、原発事故がもっとも大きなインパクトがあり、1月にグルーポンのおせち騒動が起きたことが、とても昔のことにように思えてくる。そして、IT分野では、一時代を築いた人物が次々とこの世を去った。その中でも特に大勢に影響があったのが、言うまでもなくスティーブ・ジョブズ氏である。 彼の功績については、その死後からこれまでで語られ尽くした感がある。パーソナルコンピュータ、コンピューターグラフィック、そしてスマートフォンなど、30年以上にわたってあらゆる分野で革新を起こし続けたことに対して「偉大」という言葉では足りない。多くの人がそうであるように、私自

木曜日の朝、僕は自宅で新しくAppleのCEOになったTim Cookはどんなプレゼンをするんだろうか、と思って前日行われたキーノートスピーチをビデオで見ていました。 それから会社に移動し、30分も経たない間にスティーブ・ジョブズが亡くなった事を知りました。 既に痩せ細った姿が報じられ、いずれは、という事は感じていたものの、実際にそれが起こってみると、体の力がすーっと抜けていき、うまく体に力が入らなくなりました。 正直なところ、なぜ自分がそれほどまでにショックを受けているのか、最初は分かりませんでした。アメリカのとある会社の社長が亡くなったことで、どうしてこんなに自分はショックを受けているんだろうか。 最初に思ったのは、自分が毎日Apple製品に触れているということです。 ここ数年、電話はiPhone、パソコンはMacbookAirです。 以前にPowerMacやMacbook Pr

CNetにGuy Kawasakiの "What I learned from Steve Jobs" という文章が出ているので一読をおすすめする。12項目のメッセージを簡単に解説するとこうなる。 評論家と呼ばれる人たちは実は何も分かっていない。彼らに耳を傾ける必要はあるが、振り回されてはいけない 顧客に何が欲しいかをたずねても答えは見つからない 不連続な変化を起こせ 難しいことにチャレンジするからこそすばらしい仕事ができる デザインへの徹底的なこだわりが違いを生み出す プレゼンの時には大きなフォントと大きな画像を使え 間違いに気がついたら恥じらいもなく方向転換をしろ 「価値」は「価格」とは違う 優秀な人材は自分より優秀な人材を雇いたがる。だめな人材はもっとだめな人材を雇いたがる本当のCEOは、自分自身で商品のデモをする 会社に必要なのは「研究者」ではなく「エンジニア」だ 「個性的」でか
追悼 スティーブ・ジョブズさん iPhoneやiPadなど独創的な製品で、「アップル」を株式時価総額で世界一の企業に押し上げ、世界的なカリスマ経営者として知られるスティーブ・ジョブズ前CEO(最高経営責任者)が亡くなりました。 クローズアップ現代では10年前にジョブズさんの単独インタビューを行いました。製品開発にかける思いや若い人へのメッセージなどを語っていただきました。 ジョブズさんのご訃報に接し,心から哀悼の意を表します。 (2001年放送当時の内容説明文) 全世界に6億台、今や人類の10人に1人に普及したパーソナルコンピューター。パソコンの原型になったのが、24年前に発表されたアップルだ。開発したのは当時21歳のスティーブ・ジョブズさん。独創的なアイディアや技術でパソコンの利用者を専門家から一般の人々へと拡大してきた。現在、従業員1万人のアップル・コンピュータ社を率いるジョ
スティーブ氏の悲報をうけて、米オバマ大統領もコメントを発表しています。 「ミシェルと私はスティーブ・ジョブズ氏死去の知らせをきき、悲しみにくれています。スティーブは最も素晴らしいアメリカの革新者の1人でした。物事を違う風に考える勇敢さ、世界を変えることができると信じる大胆さ、そしてそれを実行する才能を持った人でした この星でもっとも成功を収めている会社をガレージから作り上げたことで、彼はアメリカの独創性を示しました。コンピューターを個人のものとしインターネットを我々のポケットに入れたことで、彼は情報というものに革命を与えました、手が届くというだけでなく直感的で楽しいものに変えました。彼の才能がストーリーになることで、たくさんの子供や子供のような大人に楽しみを与えました。スティーブ自身が言っていたように、毎日が最後の日であるように彼は生きました。だからこそ、私たちの生活を変化させ、業界全体を

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